2016年 8月 学習内容
8月7日に「新潟シルバーバーチ読書会」を開催いたしました。
今世界では、平和の祭典と言われるオリンピックが開催されています。そうした中、同志が一同に集い、世界全体・人類全体の進化に心を向けて、霊的な静寂さと神聖さの中で真剣に真理を学ぶことができました。神に心より深く感謝いたします。
学習は、ニューズレター第6号からは「守護霊との二人三脚の歩み(後半)」、霊訓からは「シルバーバーチの教え・上(新版) 第7章」から学びました。
以下に学習内容の一部を掲載いたします。
ニューズレター・思想からの学び
●ニューズレター第6号 (本文はこちら▼) P16~19
「守護霊との二人三脚の歩み」(後半部分)
①守護霊は何の見返りも求めず、私たち地上人を導き続けてくれている。
②守護霊は類魂の一員の中から、類魂の中心霊による任命によって決定される。(一般的なケースの場合)
③地上人が守護霊に近づく努力をすれば、より一層導きを受けやすくなる。
④守護霊の身元などにこだわるのは無意味。
本文の内容から、私たち地上人に向けられた守護霊の苦労や心情についての理解を深め、その思いにそむくことのないよう霊的真理にそう努力を続けていきましょう。
『シルバーバーチの教え・上』 からの学び (P113 BL3 ~ P118)
●『第7章 正しい祈りとは』
■他人のための祈り(治療家の祈り)
治療家が患者のために祈るときサイキックエネルギーが放出されます。そのエネルギーを治療家の背後霊団が使用し、治癒エネルギーに乗せて患者に注ぎます。
大半の人間は、病が治れば祈りに効果があり、治らなければ効果がなかったと思いがちです。が、他人のための真摯な祈り・摂理に適った祈りであれば、たとえ肉体上に変化がなくても、必ず何かしらの霊的効果はあります。
■援助を求める祈り
私たちの周りには、地上人を指導し援助しようとして待機している霊たちが大勢います。真摯で真心を込めた祈りは、そうした霊たちとの絆を強化し、霊的エネルギーを受けやすい身体にしていきます。
その絆は祈れば祈るほど強化され、交われば交わるほど親密度を増していきます。
■祈りが聞き届けられないとき
祈りが叶えられないとき(叶えられないように思えるとき)は次のことを確認することが重要です。
①摂理に適った祈りをしている場合、目に見える効果はなくても霊的効果はある
②間違った祈りをしている場合
1)魂の成長にとってよくないものを要求している
2)進歩を遅らせることになるものを要求している
3)手にする資格のないものを要求している
③霊界ですでに授ける準備をしていて、そのタイミングを計っている場合
神は完璧な摂理によって、すべての人間の祈りを把握しています。
霊界は必ずしも人間が望む方向ではなく、霊的成長する方向、最高の奉仕に役立つ方向へ導こうとしています。ですから、正しい祈りをしていて何の変化もないときは、霊界の導きを信頼し、真理に適う努力をし続けることが重要です。
■教会で行われている祈りの効果について
祈りの効果は、祈る人の動機と霊格によって決まります。祈る人の霊性が高ければ聞き届けられ、霊性の低い人・未熟な人の祈りは無視されるか、聞き届けられません。大主教・法王といった肩書は全く関係がないのです。
■人間の進化と祈り
人間は、これまでの人生でひたすら求めてきたもの、最も価値があると思ってきたもの(物的豊かさ・物的幸せ)が実は虚しいものであったと気づいたとき初めて、物質世界の背後に隠されていた霊的なものに意識が向くようになります。
祈りの内容も人間の進化に伴い、自己中心的な願い事の祈り・物的なものを求め願う祈りの段階から、人の役に立つことを願う祈り、知識・光明・叡智・導きを求める祈りの段階へと変化していくようになるのです。