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2016年 2月 学習内容

2月7日に今年最初の「新潟シルバーバーチ読書会」を開催いたしました。
冬の時期は常に積雪情報が気になりますが、今回も無事新潟読書会を開催することができ、神さまと霊界の皆さまに心から感謝申し上げます。また、身の引き締まるようなひんやりとした精妙な空気の中で、神観について学ぶことができました。
今年一年、新たな同志の方と出会えるよう、世話役一同より精進してまいりたいと思います。

2月の学習内容は、ニューズレター第4号からは「スピリチュアリズムによる瞑想・祈り」(後半部分/全3回)、霊訓からは「シルバーバーチの教え・上(新版) 第5章 神とはどのような存在か」です。
以下に学習内容の一部を掲載いたします。

ニューズレター・思想からの学び

ニューズレター第4号 (本文はこちら▼) P8~10
「スピリチュアリズムによる瞑想・祈り」(後半部分)

瞑想・祈りにおける3つの注意点(本文より引用)

 ①低級霊の餌食にならないようにする
 ②瞑想・祈りにともなう霊的現象にとらわれない
 ③心を高めるという以外の動機で瞑想・祈りをしない

①②の瞑想・祈りにともなう低級霊の影響や霊的現象について、正しく理解を深め、しっかり自分の精神面をコントロールするよう心がけましょう。
また③の瞑想・祈りを行う動機について、利己的な思いが混ざっていないか、注意深く自分の心を観察してみましょう。本文中に紹介されている正しい祈り(P5)や、祈る資格(P10)を参考に、より誠意ある祈りへと高めていきましょう。

『シルバーバーチの教え・上』 からの学び (P76 ~ P84 L6)

●『第5章 神とはどのような存在か』

ニューズレターで示されているスピリチュアリズム実践項目の中で、利他愛の実践や苦しみの甘受、真理普及は受け入れられても、神への祈りや絶対信仰には抵抗があるという人もいるかと思われます。
しかし、本気でそれらの実践項目に取り組もうとするなら、遅かれ早かれ神への信仰心と祈りが必要であることに気がつくようになります。
なぜなら、自分の努力だけで解決しない苦難、原因が明確でない苦難に遭遇した時など、どうしても神と神の摂理への絶対信仰が必要になるからです。また人類愛を持とうと努力するとき、「人のために自分を役立ててください」という願いには必ず祈りが伴います。
スピリチュアリストとして真理を実践し、神と生き生きとした関係を築くためには、神に対する正しい知識が必要です。

■大霊とは

(スピリチュアリズム普及会 「思想Ⅱ 1章―7」より抜粋)
①創造主としての神
②大霊としての神
③愛なる神・究極の愛としての神
④摂理(法則)としての神
⑤究極の理想としての神

スピリチュアリズムとは、高級霊なら誰もが当たり前に行っている信仰形態を地上界にもたらそうとするものです。シルバーバーチが祈りの中で語りかける神、生きた神について学び、神との触れ合いを通じて私たちは他の人々へ利他愛を発揮していくのです。

■法則としての神・大霊としての神

物事の全ては神の法則通りに起きています。法則を離れて生じるものはなく、また法則を離れて存在できるのもは何一つありません。その法則を造ったのは神であり、ゆえに神は法則を通じて全てを知ることができるのです。

神はあらゆるものの中に存在し、愛にも憎しみにも叡知の中にも存在しています。
全ての人間は神の摂理の中で行動していますが、人間には自由意志が与えられており、言動の一つ一つに厳格に摂理が働きます。摂理に沿って生きれば恩恵が得られ、摂理に反して生きればその代償を支払うことになるのです。

神が人間だけに自由意志を与えたのは、神は人間をロボットとして造ったのではなく、親と子という愛において対等な関係をつくろうとしたからです。

■大霊と地震の関係

物質世界は物理法則に支配されており、地震等の天変地異は物質世界のゆっくりとした進化の過程で起きています。ですから、地震と人間の行為とを結びつけて説く教えは間違っています。

■大霊と宇宙の関係

大霊は宇宙全体を包摂し、統制している大きな意識体です。地上の小さな人間に自分よりはるかに大きい大霊のことを完全に理解することはできません。このことは高級霊であっても同じです。
大霊の理解には次の方法があります。

①理性・知性によって理解する
高級霊によって降ろされた神観を学び理解する方法。神は人間の理解を超えた存在ですが、その働きは自然界の生命活動の中に見出すことができます。

②霊的感性によって直感する
人間は霊的存在であるがゆえに、霊性を磨き霊を優位にすることによって、魂の静寂の中で大霊と交わることができます。そのためには、日々霊主肉従、利他愛の努力をすることと、瞑想・祈りの時間が重要になります。
また大霊との交わりの実感度は一人一人異なります。霊性の進化に従って私たちは大霊に近づくことになり、大霊の愛をより深く実感できるようになります。

■霊が物的身体と結合することの意味

①個としての意識を獲得する
②個別霊として表現できる
③自分の本性を自覚することができる

霊の大海から取り出された一滴が肉体と結合することによって初めて、私たちは個別霊として永遠進化の道を歩み始めることになります。
しかし地上界に誕生したにも関わらず、自分の本性は何かを自覚している人は極めて稀です。地上人が霊的存在としての本来の生き方をするためには、真理の普及が必要です。

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