2015年 12月 学習内容
12月6日に「新潟シルバーバーチ読書会」を開催いたしました。
新潟読書会は、神さまと霊界の方々からの愛と援助に包まれ、また同志の方々からの励ましと応援を受けて、一年を通して無事開催することができました。世話役一同心より感謝申し上げます。
今年一年を振り返り内省するとともに、新たな一年に向かってさらなる貢献の場が広がるよう、より一層の努力に励んでまいりたいと思います。
12月の学習内容は、ニューズレター第4号からは「スピリチュアリズムによる瞑想・祈り」(中盤部分/全3回)、霊訓からは前回に引き続き「シルバーバーチは語る 第4章」です。
以下に学習内容の一部を掲載いたします。
ニューズレター・思想からの学び
●ニューズレター第4号 (本文はこちら▼) P4~7
「スピリチュアリズムによる瞑想・祈り」(中盤部分)
先月に引き続き、瞑想・祈りの三段階について(今月は②、③を)学びました。
(本文より引用)
①瞑想・祈りに入る準備段階
②霊的意識レベルを引き上げる段階
③高い霊的世界での直接的交わり
②の霊的意識レベルを引き上げるには、「霊訓を集中して読むこと」がもっとも効果的であることを学びました。祈りの前準備としてはもちろん、高い霊的意識で日常生活を送るためにも、毎日少しでも霊訓を読むことを習慣づけましょう。
また、③の神と直接触れ合うに際しての、正しい祈りを本文中の例(P5)から学びました。自分の祈りの内容が真理にそったものであるか、正しい祈りを参考に内省してみましょう。
『シルバーバーチは語る』 からの学び (P67/B4 ~ P74末)
■これまでの社会・これからの社会
これまでの社会は、物欲や利己主義・物質主義の世界であり、お金やモノ、財産、権力等を一人占めにしようとする世界です。
人間は自分達の物質文明を誇りますが、“文明の前に森林があり、文明の後に砂漠が残る”と言われるようにこれまでの文明はみな崩壊してきました。なぜならその基盤が間違っているからです。
これからの社会は、全ての人が神から授かった神性を発揮する社会、それは利他愛や慈悲心、寛容心、奉仕精神、犠牲精神、協調心、また個々の才能や力を人のために発揮する社会(霊中心・利他的社会)です。永遠なるもの(霊)を基盤とした社会を構築することが重要なのです。
■新しい世界を招来する方法
①神の恩寵はみなで分け合う
②既得権を取り壊す
恩寵を分け合えない、既得権を手放せない最大の原因は、霊的無知による拝金主義、物質主義にあります。
これらを捨て去るためには、霊界があるという確信と死後も生命が続くことへの確信がなければなりません。真理を手にした私たちは、自分は物質主義から抜け出しているのかどうかを常に生活の中で自問し、取り去る努力が必要です。
スピリチュアリストこそ真理を深く理解し、実感し、それらを実行に移していくことが重要なのです。
■物質界の変化
①悲しみが減り、心が明るくなった
②地上の暗闇に光が差し込んだ
③知識が無知を駆逐した
④生きる意欲を失った人々を勇気づけた
⑤人生に疲れた人々に力を与えた
⑥道を見失っている人々に導きを与えた
⑦同胞のために働く人々の背後には霊の大軍が控えているとの自覚を植え付けた
⑧死は愛と友情で結ばれた人々を引き裂くことはないと悟った
真っ先に真理を手にした私たちこそ、こうした変化を自分自身に感じているはずです。ならば今度は、一人でも多くの人が真理による恩恵を受けられるよう、普及に励むことが大切です。
■真理に対する疑念について
シルバーバーチの降ろしてくれた真理には「神から授かった真理」の刻印が押されています。真理に対する疑念が差し挟まれたとき、自分の中に「神から授かった真理」との確信があれば、残念に思うことはあっても落ち込むことはなくなります。なぜなら、真理は霊的な時期が来れば(真理を受け入れる準備が整えば)誰もが自ら真理を求め、理解するようになるからです。
私たちの内部には神と同じもの(神性)が宿されています。その神性を発揮するよう努力したとき初めて、私たちは神に近づくことになるのです。真理を手にし、真理の実践に励むようになると、神性を発露することの心地よさ、清々しさ、温かさを実感するようになります。
■スピリチュアリストの仕事の可能性
たった一人でも他人のために役立とうとする人には必ず霊界からの応援・援助があり、大きな成果がもたらされるようになります。それがさらに、真理の重要性を理解している人たち(真のスピリチュアリスト)が一致団結し、自分の利得損失を忘れて高い霊力の通路になろうと努力するとき、霊界から何十倍もの応援が得られ、さらなる大きな成果がもたらされるようになります。その最も良い例がスピリチュアリズム普及会の方々です。
高い霊力の通路になるためには、一人一人が真理普及に人生を捧げ、自分自身の浄化に努めていることが何よりの条件になります。心の中から地上的価値観、唯物思想、偏見、傲慢さ等を取り除く努力が必要です。
■霊団の仕事
人類のために奉仕しようと努力している人々の背後には、巨大な霊団が控えています。霊界の霊たちは、何とかして地上の人々を鼓舞し、導き、心の支えとなり、インスピレーションと叡知をもたらしたいと願っているのです。
ただそれには条件があり、人間側に理解力と受容力が具わらなければなりません。
この事実は、普及の際私たちがいくら真理を伝えたいと強く望んでも、相手の魂に受け入れ準備が整わない限り無駄になってしまうことと同じです。
霊力は常に、受け入れ側の能力・受容力に応じて授かるものなのです。ですから私たちの為すべきことは、まず自分を浄化する努力をしていること、そして時期の来た人に出会えるよう日々祈ることです。