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ロベン・フォードの世界



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 ロベン・フォードの音楽はジャンルを超えたものです。強いて言えば、モダン・ブルースなのかもしれません。しかし、ブルースばかりではありません。ジャズ、ブルース、ソウル、ファンク、リズム&ブルース、ロック、ポップス、などなど、やはりジャンルで括ることは難しいと思います。あくまで、ロベンフォードなるジャンルなのです。

 もちろん私は好みなのですが、ロベン・フォードのヴォーカルには賛否両論があるようです。しかし、彼の天才的なギター・ワークについては、誰も異論を唱えないでしょう。楽曲に見合った音を変幻自在に奏でるので、セッション・ワークは星の数ほどありますし、ソロ活動や自分がリーダーシップをとるバンドで、優れた作曲の能力も示しています。

 私がロベンフォードを最初に知ったのは、まだ10代の頃でした。当時、ソロ・アルバムを発表したばかりのカルロス・サンタナ (何とキーボードがハービー・ハンコック、ドラムがトニー・ウィリアムスであったと思います) 見たさにNHKのある音楽番組にチャンネルを合わせると、彼がブレッカー・ブラザースのバックバンドの一員として、そこにいたのです。たしか、一曲だけ自らブルースを歌って居ました。記憶が定かではありませんが、1980年くらいのことであったと思います。録画したテープを紛失したので、もう当時の姿を見ることはできないと思っていたのですが、某動画サイトで一部の映像を見ることができます。

 その後、彼が歌う○リ○ス○ン・タイヤのコマーシャル・ソングを耳にして、歌よし、ギターよしのすごい人と言う印象を持ったのですが、ロベン・フォードの音楽にはまることなく、気がつくともう中年のおやじになっておりました。そして、この年齢になってから、彼の音を追い始めたわけです。いずれにせよ、彼が歩むキャリア40年の音楽人生は、とても素晴らしいものであると思います。名盤と呼べるアルバムも少なくありません。以上、札幌・江別の「のっぽろカウンセリング研究室」でした。

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[ソロ・アルバム] 1976〜

 初のソロアルバムを発表してから今日まで、彼のスタイルには大きな変化があります。どの時期のスタイルもファンとしてはよいと思うのですが、これから聞く人は、やはり「いま」の彼から聞いて頂くのがよいのかもしれません。
 ロベンフォードの最初のソロアルバム名は"Schizophonic"です。このタイトル、スキゾ・フォニーは、とても私の好みです。モノ・フォニーのモノが単一を意味するとすれば、スキゾには分裂とか分割の意味合いがあります。ドストエフスキー的な世界は多声音楽つまりポリ・フォニーとして理解されるのですが、音が次から次へと細胞分裂のように分岐して行くような力動感を、このスキゾ・フォニーに感じ取ることができるのです。それは調和のうちにあるシン・フォニーではありません。音が二重化、多重化して行って、ハーモニーだけでなくディス・ハーモニーも生み出すような、音楽的な全体性を表わすような気がするのです。彼の多様な音楽性は決して統合されることはないでしょう。
 それにしても"schizophony"に対応する日本語が思いつきません。あまり考えると眠れなくなるので、明日考えることにします。ここからは、私のように難しいことを考えずに、楽しんでください。


Schizophonic

The Inside Story

Talk to Your Daughter

Tiger Walk

Discovering the Blues [Live]

Sunrise [Live]

Supernatural

Blue Moon

Keep on Running

Truth

Soul on Ten [Live]


[フォード・ブラザース関連] 1972〜

 ロベン・フォードのキャリアは、チャールズ・フォード・バンドから始まりました。ここは、実弟マーク・フォードのソロアルバムへのセッション参加、実兄パトリック・フォード率いるフォード・ブルース・バンドへのセッション参加、そして、兄弟とのコラボレーション (チャールズ・フォード・バンド、フォード・ブラザース) を紹介します。おそらくブルース好きの方には、彼のソロアルバムよりも歓迎されるかもしれません。なお、彼が参加したすべてのアルバムをあげたわけではありません。

The Charles Ford Band

Mark Ford with the Robben Ford Band

Reunion Live [Live]

As Real as It Gets [Live]

Mark Ford & the Blue Line Featuring Robben Ford

A Tribute to Paul Butterfield

In Memory of Michael Bloomfield

Center Stage [Live]

Butterfield/Bloomfield Concert [Live]


[L.A.エクスプレス] 1974〜1976

 ジミー・ウィザースプーンのバンドを離れて、彼はトム・スコット&L.A.エクスプレスに加入します。ラリー・カールトンの後釜として、二代目のギタリストで全面参加しました。いわゆるフュージョンの先駆的試みであり、とても聞きやすい内容であると思います。

Tom Cat

L.A. Express


[イエロージャケッツ] 1981〜1983

 ロベン・フォードの名盤ソロアルバム"The Inside Story"に参加した、バックアップの三人が結成したフュージョン・バンドです。彼はゲストとして参加していて、彼のフュージョン時代の傑作です。

Yellowjackets

Mirage a Trois


[ロベン・フォード&ブルーライン] 1992〜1995

 ブルースを基盤としたトリオです。マイルス・デイビスのツアーバンドを抜けて、ソロアルバム "Talk to Your Daughter" でブルースに回帰し、その後少し間はありますが結成したバンドです。この時期の彼は、本当に素晴らしいです。

Robben Ford & the Blue Line

Mystic Mile

Handful of Blues

The Authorized Bootleg [Live]

In San Francisco [Live]


[ジン・チ] 2002〜2004

 ロベン・フォードが、ドラムのヴィニー・カリウタ、ベースのジミー・ハスリップと組んだ、超絶技巧のインストバンドです。ヴォーカル入りの曲が若干あったり、キーボードを重ねたりですが、基本はトリオによるハードなインストです。とにかく彼のギターが聞きたいという方は、このジン・チをお勧めします。

Jing Chi

Jing Chi Live at Yoshi's [Live]

3D


[レネゲード・クリエーション] 2010〜

 2010年になって、ジェフ・ベック・バンドのツアーメンバーとして多忙を極めたドラムのヴィニー・カリウタがナラダ・マイケル・ウォルデンに交代したので、もうそろそろジン・チのアルバムが出るものと期待しておりました。しかし、ふたを開けてみると、それはマイケル・ランドーとの双頭バンド「レネゲード・クリエーション」のアルバムでした。

Renegade Creation



[コラボレーション・セッション・その他]


 一部ですが、ロベン・フォードのセッション・ワークを紹介します。全面参加から1曲のみの参加まで幅があります。

Live: Jimmy Witherspoon & Robben Ford [Live]

Down on the Farm

If That's What It Takes

Pop Pop

Live in Tokyo with Special Guest Robben Ford [Live]

Helium Tears

Miles of Aisles [Live]

Standing On The Outside

Where Have All the Good Times Gone?

Out of the Blue

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