札幌・江別でのカウンセリング

札幌|のっぽろカウンセリング研究室
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カウンセリングで行うこと



 札幌・江別の「のっぽろカウンセリング研究室」です。私は、精神分析、認知行動療法、来談者中心療法、家族療法、ユング心理学などの、特定の流派には属しておりません。基本的に、相談者の声にひたすら耳を傾ける、オーソドックスなスタイルをとっています。専門的には、声の心理療法と言ってもよいかもしれません。

 必要に応じて、描画や箱庭などの芸術療法や、夢分析や、ゲシュタルト療法的なことも行いますが、やはり基本は対話です。相談者のお話や語りを丁寧に聞き取ることが、私の行うことです。話す-聞く、問う-答える、そんなやり取りのなかで、相談者の心の中に響いている声に耳を澄ませるのです。すると、最初はわけもなく何となく苦しかっただけの方が、自分のなかにある「〜したい」「〜したくない」「ねばならない」といったさまざまな声(気持ち)に、気づくようになります。苦しみの意味が分かってくるのです。光が見えてくるまで、二人でその苦しみを共にすることになるでしょう。

 お話すること自体が苦手な方もいるはずです。そんな方は無理に話そうとする必要はありません。自分のペースで、話したり、沈黙したりでよいのです。内面のことを言葉にするのは難しいことです。そんなときには、ゆったりとした落ち着いた雰囲気のなかで、二人でしばらく黙ったままいてもよいのです。大切なのは、そこに「一緒に居る」と言うことです。話すのもよし、話さないのもよし、それが声のカウンセリングです。

 また、私のほうから助言や意見を言ったり、積極的に何かをして頂くこともあるでしょう。ただし、精神科医ではありませんから、精神医学的な「治療」はできません。

 実際にどのようなかたちになるのかは、相談者とカウンセラーが顔を合せて、そのつどの流れの中ではじめて決まってくることです。与えられた条件の中で何ができるのか、おのずから見えてくるのです。「わたし」と「あなた」が、二人に適したかたちをそのつど作り出して行くのが心理療法なのであって、人の数だけそのかたちがあるわけです。

 これまでの経験ですと、ひたすら声に耳を傾けるカウンセリング以外だと、たとえば相談者と二人でギターを弾いたり、歌を歌ったりすることもありました。そのほか、最初から最後までずっと絵を描き続ける人がいたり、夢中になって箱庭療法を楽しむ人がいたり、ずっと涙を流す人がいたりと、実にさまざまなかたちがありました。

 とはいえ、たとえば自分の性格的な問題でお悩みの方などに対しては、私からお願いして、次のようなことをやって頂く場合があります。もちろん強制はいたしません。


自分の声を聞くこと、自分の姿を見ること


心の声と対話すること


身体と対話すること






江別など札幌圏のメンタルヘルスのために