自分の声を聞くこと、自分の姿を見ること
札幌・江別の「のっぽろカウンセリング研究室」です。すべての方が対象になるとはかぎりませんが、面接場面を記録した自分の映像を見たり、声を聴いて頂いて、それについての感想を話してもらう場合があります。自分の姿を他人の視点から見て(聴いて)、他人との関係のうちにある自己自身を知って頂くためです。
あなたは自分の声をテープにとって聞いたことがありますか? それはまるで、自分とは違う別人のような声に聞こえませんでしたか? カウンセリングのなかで、他人のような自己自身について知り、それもまた自分であることを実感してほしいのです。
おそらく皆さんは、毎朝鏡のなかの自分を見るはずです。しかし鏡が映し出すのは、左右が反転した像です。鏡に映る見慣れた姿は、すこし現実の像とズレているのです。それは自分の視点から見た像であって、他人が見るあなたの姿とは異なるのかもしれません。
声や動作には、その人らしさが宿ると思います。電話の声だけで相手が誰なのか分かりますし、スクリーンに映る動作のシルエットだけでその人が誰なのか察しがつきます。声や動作に映し出される自分らしさを、一度体験してみてください。
江別など札幌圏のメンタルヘルスのために