暖 簾 屋 のれんや 染元 亀屋染物店 nolenya.com
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古来伝統の印染め・オーダーのれん製作の染物工房


日本伝統の「筒描染め・藍染め」技法による印染め。
ロゴの作成・染め・仕立てまでオリジナル・オーダーメイド。
染元ならでは、細やかな対応・おもとめ安い制作料金。
のれん製作風景00

【筒描き染め・印染め】お米と和紙の文化の日本だから生まれた伝統技術

中世、世界では布地に模様を染め付ける技術はなく、服地は織物で模様を表現し、国旗などは色の異なる布を縫い合わせ、刺繍で作っていました。現在でも正式な国旗はそのように作られています。日本では戦国時代には旗指物や陣幕など、すでに模様を染めるという文化がありました。世界に類を見ない、一品物を誂え(あつらえ)られる「筒描き染め(つつがきぞめ)」とは、餅米と米糠で作る糊を、柿渋(かきしぶ)で強くした和紙製の筒により、線や文字、模様を自在に描く日本古来伝統の技法です。水に溶けない柿渋和紙(しぶがみ)は、糊を置く型にも使用できました。型で模様をつける技法を「型染め」といい、それらの技法にて家紋や屋号を染め抜くことを「印染め(しるしぞめ)」とよびます。

のれん作成風景01 のれん作成風景02 のれん作成風景03 のれん作成風景04

のれん見本・暖簾作製例

らーめん店・お寿司屋さん・おそば屋さん、和風店舗、銘店・老舗・地元の人気店をのれんリンクでご紹介です。

ボタン・らーめん・ラーメン・暖簾

家系らーめん・中華ラーメン・暖簾見本

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日本料理・居酒屋・和食・暖簾見本

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和風店舗・各、専門店、暖簾見本

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沢山の暖簾画像


●日本古来よりの染色技法、江戸の昔さながらの染物仕事です。ご興味ありましたら、是非ご覧ください。


あれやこれや暖簾蘊蓄(うんちく)。

【近世風俗志 守貞漫稿】

商家暖簾ノ図
喜田川守貞 近世風俗志
守貞漫稿 商家暖簾ノ図

暖簾ト訓  ノレン也 専ラ木綿製也 又地紺 記号及屋号等ヲ白ク染抜ク也

 三都共ニ上ノ短キ物ヲ暖簾ト云 下ノ長キヲ京坂ニテハ長暖簾ト云 江戸ニテハ日除ト云也 蓋 長暖簾モ上ヲ縫合セ下ハ縫合セズ 日除ハ上下全ク縫合ス也 江戸ニテモ下ヲ裂キタルハ長ノレント云也

 江戸ハ図ノ如キ物ヲ造リテ庇ヨリ上ニ暖簾ヲ掛ル店アリ 京坂ニハ無之
 庇ヨリ上ニ掛ルハ暗クテハ賣物ニ利非ス或ハ平屋ニテ屋根低キ店等也 巨賈ニハ無之

 江戸ノ烟草店ハ右ノ暖簾日除共ニ茶染木綿を用ヒ他色ヲ用ヒズ又 他賈ニテ此色ヲ用ヒズ 又京坂ハ 烟草店ニモ不用之 蓋 江戸 此日除ハ下ニ空櫃ヲ筵包ニシ飾り荷ト云ヲ積ミ日除ノ裾ヲ斜ニ前ニ出シ 飾荷ノ前ニ垂ル也 暖簾日除共ニ記号屋号等ヲ染抜キ或ハ無地茶木綿ニ墨書スルモアリ

江戸末期の風俗史家 喜田川守貞 著書よりですが。難しい書き方ですねー。(^^)要約すると、「木綿生地を紺色に染め、屋号など白く染め抜く。京、大阪、江戸ともに短いものを暖簾といい、長いものは京都、大阪では長暖簾という。江戸では下まで縫い合わせて日除け暖簾にする。しかし、下まで縫わず長暖簾も使う。江戸ではひさしより上に暖簾を掛けることもある。京、大阪では無い。ひさしより上に掛けるのは、店内を暗くせぬ為。又は屋根が低い為なので大店(おおだな)では施さない。江戸の煙草店の暖簾は茶色のみを用い、他業種は茶色暖簾は使わず。しかし、京都、大阪では決まり無し。江戸では空箱をムシロで包む飾り荷を積み、日除けのれんを斜めに掛ける。紺地に白抜きであるが、茶色生地に墨書きすることもある。」いささか??ですが大変面白い文献です。(^^)


日除けのれん・水引のれん

【日除け暖簾(ひよけのれん)】

江戸の昔より日除けのれんと言われていますが、日の当たらない場所でも使用しますね。 だからという訳でもないのですが、据え置いて動かさないことから、【達磨のれん(だるまのれん)】と呼ぶこともあり、 風をはらんでバンッと音が鳴りそうな様から【太鼓のれん】と呼んだりもします。

【水引暖簾(みずひきのれん)】

昔、商家の軒先には軒巾いっぱいにのれんをかけました。巾が長いので掛ける竹竿は長さが足りません、 紐でのれんを掛けるのですが、贈答品に紐を飾り掛ける水引とかけたものと思います。

●達磨のれん・水引のれん、いずれも縁起の良いネーミングですね。昔より商売繁盛を願った町人、職人の文化です。


【東西の暖簾(のれん)の仕立て】

のれんの仕立て方には大きく2通りあります。呼び方に決まりはありません。土地や職人さんにより様々呼び名があります。

【江戸仕立て】・【関東仕立て】・【乳布(ちぎれ)仕立て】・【乳(ちち)仕立て】

江戸仕立て・関東仕立て

●関東・東日本では竹竿などを通す部分に【乳(ち)】又は【乳(ちち)】と呼ばれる布を縫いつけます。


【上方仕立て】・【関西仕立て】・【棒袋仕立て】

関西仕立て・長暖簾

●京都・大阪・では竿を通す部分は袋状に縫い仕上げます。他、特に昔の京都では丈の長い暖簾(のれん)が習慣でした。

【お粥隠しの長暖簾(おかゆかくしのながのれん)】

「京都室町三条は、聞いて極楽、居て見て地獄、お粥隠しの長暖簾」・・だなんて、もちろん贅沢をしないことへの謙遜なのでしょうけど。
「京都着倒れ・大阪食い倒れ」の諺(ことわざ)もあり、着道楽の気風の方便もあったかも(^^)

●現在では東西の味覚・食文化はドメスティックグローバルです。お店の雰囲気やお好みで選んでください。

【暖簾(のれん)の割数】

暖簾(のれん)は縁起をかつぎます。布地の割数も大事なところです。
【七五三の割り、二つ割り】を良しとします。【四枚】は「仕舞い(片付ける意)」「お終い」「店じまい」を連想され、昔は忌み嫌いました。数のなにが縁起の良いか悪いかとなると、陰陽道まで勉強しないといけないようなのですが、それらの数字は一と自らの数字以外では割れない素数です。つまり
【割れない=別れない】 お客様や人との縁を大切したい心。
【割り算で余りが出る・余り=儲けが出る】 で、縁起良し。

ただの江戸っ子のシャレに思えますがねぇ。(^^)八なら末広がり、九なら久しく繁盛をなど。・・・現代の建築やデザインに合わせようとすると、ままはいかないです。

●縦横の寸法サイズは、間口に合わせお好みで製作します。

【仕舞屋(しもたや)】

「仕舞い」は縁起が良くないと言いましたが、長年続けた商売をやめ、暖簾を下ろした後、隠居暮らしをしている店舗宅を仕舞屋(しもたや)といいます。この場合、もう十分に商いで稼いで、悠々自適に隠遁暮らしをしている体(てい)なのでマイナスイメージの言葉ではないです。が、ここでも「しまい」とは言わないですね。


【お蕎麦屋さんの暖簾(のれん)の文字なんと読む?】

お蕎麦屋(そば屋)さんの 暖簾・看板の文字、なんと読むか分からない。・・・ですよね〜。(^^)
昔は漢字そのものに意味をもつ文字のほか、発音に合わせて当て字を使うのは一般的でした。
いわゆる変体仮名(へんたいがな)というものです。(変態ではないですよ〜。)

幾楚者きそば変体仮名

【生(き)そば】とは本物の蕎麦であることを意味しています。【生粋(きっすい)の生(き)】で、【なまそば】ではありません。 【幾楚者(きそば)】の三文字は発音先行の当て字なのです。なぜこの三文字が当てられたのかは分かりませんが、 当時の人には変体仮名で読み書きできるのが一般的だったのと、ビジュアル的にカッコ良く見えたからというところではないでしょうか。
【夜露死苦】(ヨロシク)昭和後期のヤンキーの決めフレーズも大昔からある言葉遊びの流れだったんですねぇ。


【七三つ合わせた文字何と読む?】

もう一つ文字について最近気づくことがあります。【喜】の字の草書体を七三つ組み合わせて看板などに表わされることを見かけます。 【喜】の草書体は【七】を三つ(七七七)書いているのではなく、崩して書いた結果【七十七】と見えるのです。 だから七十七歳の祝いを【喜寿】と呼ぶのです。なので七を三つ合わせて【喜】と読ませる造り文字はけっこう残念な間違いです。 草書体はけっこう強引にくずしていますので、「なんで?!」といわれると苦しいところもありますが、 心優しくかつ強引に理解していただければ幸いです。(苦笑^^;)

七七七

いわゆる七七七

喜草書体

草書体で書くとこんな文字です。

書き順1

上の吉の部分をこんな感じに・・・

書き順2

中段の横棒と点々をこんな感じに・・・

書き順3

最後下の口をかんな感じに・・・

喜の字を早く書きなっぐていると結構こういう感じ(漢字)になります。(汗っ...!)


七十七

レタリングとすれば自由な発想は大事です。あえて活字体にかきなおすならば、@七十七 Aゴシック体 B明朝体 C楷書?体 等、前後の文字書体に合わせてアレンジしましよう。
そもそも草書体を楷書(活字)体で組合せ直すという発想もけっこう強引だと思いますがっ...。
少しだけ文字の成り立ちなど覚えていても良いかと思うところです。


クリーニング

【本染のれん】のお手入れ

本染のれん(化学染料染め)は 洗濯機OK!!です。 レマゾール染料で本染された暖簾(のれん)は色素が繊維奥まで染みており、洗濯には大変堅牢です。通常のお洗濯で大丈夫です。洗濯機ご利用の際は、のれんが絡まったりしないよう洗濯ネット等をご利用し、 たっぷりと余裕のある水量 でお洗濯ください。

クリーニングイラスト1 クリーニングイラスト2 クリーニングイラスト3

●注意@・漂白剤は使用しないでください。
●注意A・色素染料による本染暖簾(のれん)は日光等紫外線退色にはあまり堅牢ではありません。直射日光が強く長くあたる環境でのご使用ならば、岩絵具に よる顔料染めをおすすめします。

【筒描き顔料手染めのれん】【藍染めのれん】のお手入れ。

【筒描き顔料手染め暖簾(のれん)のお手入れ】

手洗いをお願いします。 暖簾(のれん)は日光や照明による紫外線退色を防ぐ為、色素染料を使わず岩絵具(顔料)で染め付けるのが古来の伝統です。故に光り退色には堅牢ですが、水摩擦に対しての堅牢度は弱く、洗濯中擦れるとその部分が白く擦れ跡が出てしまいます。クリーニング時は大きめのタライやシンクなどに市販の洗濯洗剤を薄めに溶かしやさしく濯ぎ洗いをする程度にし(水につけたまま放置しても色が滲み出る事はありません)、よくすすぎ、脱水はきれいに たたんで軽めに済ませてください。
●注意・強く揉んだり、擦ったりは厳禁です。

のれんクリーニング01 のれんクリーニング02 のれんクリーニング03

【藍染め暖簾(のれん)のお手入れ】

手洗いをお願いします。 藍染め暖簾(のれん)は日光や照明による紫外線退色を防ぐ為、岩絵具(群青)で下染めし、さらに藍染めで仕上げています。故に紫外線退色には堅牢なのですが、水摩擦に対しての堅牢度は弱く、ジーンズのダメージのように、洗濯中こ擦れると白く擦れ跡になってしまいます。クリーニング時は大きめのタライやシンクなどに市販の洗濯洗剤を薄めに溶かし、やさしく濯ぎ洗いをする程度にし(水につけたまま放置しても色が滲み出る事はありません)、よくすすぎ、脱水はきれいにたたんで軽めに済ませてください。
●注意・強く揉んだり、擦ったりは厳禁です。


【生地見本】

web上ではお伝えづらいです。ご希望いただければ、生地サンプルをお送りいたします(見本生地・送料無料)。
価格表は・シャークスキン・タッサーブロード・24貫目木綿・での料金です。以下の生地では製品につき2,000円プラス、麻生地は5,000円プラスでご参考ください。

天竺木綿

【 天竺木綿 】(てんじくもめん)
 一般的な平織りの木綿生地です。
・・・昔は定番規格的な生地厚でしたが、現在では薄手の生地ですね。

シャークスキン

【 シャークスキン 】
 細かくざらつき感がありながら光沢があり、しなやかな木綿生地です。
・・・生地厚・並 しっかりとした織りで丈夫な生地です。

タッサーブロード

【タッサーブロード】
 平織りの木綿生地です。緯糸がやや太く、光沢のあるしっかりした木綿生地です。
・・・生地厚・やや厚。丈夫な木綿生地です。

24貫目

【 24貫目 】(にじゅうよんかんめ)
 一般的な平織りの木綿生地です。やわらかな木綿の風合いが良いです。
・・・当店のれんの定番生地。平凡な平織りですが丈夫で長持ちです。

シャンタン

【 シャンタン 】
 緯糸(よこいと)の撚り(より)の太さに変化があり涼しげな感のある木綿生地です。
・・・生地厚・並・織り打込みがしっかりしていますので、シャンとした生地です。

彩つむぎ

【 彩紬 】(あやつむぎ)(純白)
 緯糸(よこいと)の撚り(より)の太さに不規則に変化があり風合いのある木綿生地です。
・・・生地厚・中厚手

彩つむぎ

【 彩紬 】(あやつむぎ)
(生成り・広幅生地有り)  緯糸(よこいと)の撚り(より)の太さに不規則に変化があり風合いのある木綿生地です。
・・・生地厚・中厚手

11号帆布

【11号帆布】(11ごうはんぷ)
 撚りの太い平織り、厚手で丈夫な木綿生地です。
・・・日除けのれんにも使用しますが、通常の暖簾にも丈夫で長持ちと好評な生地です。

スラブクロス

【スラブクロス】(生成り)
 緯糸(よこいと)の撚り(より)が不規則に変化があり風合いに富んだ中厚手の木綿生地です。
・・・彩紬よりも厚手の生地です。

ブッチャー

【ブッチャー】(生成り)
 縦緯糸の撚りに不規則な変化が有り、薄手ながらざっくりとした風合いに富み、しなやかな木綿生地です。
・・・生地厚・やや薄手

麻生平

【 麻布 生平(きびら)】
 古くからの麻生地の定番!高級感のある、上品な風合い、涼しげな麻布です。
・・・糸に撚りをかけない薄手生地ですので・屋外での耐久性にはあまり優れていません。

麻ab37

【 麻布 AB-37 】
 麻糸に撚りをかけ織り上げています、風合いに富み、中厚手の麻布です。
・・・ざっくりとした織込みなので、あまり細かいデザイン・文字等には難しい生地です。


リンク・・・染め物に興味のある人、下記のお店で染色教室などもあります。

藍熊染料株式会社・
染色材料なんでも揃います・染色教室なども
全国青年印染経営研究会
印染のいろいろが分かる・用語辞典など面白サイト

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