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Lesson

VIDEOレッスン


「Bis Key と G# Key」について。
体験レッスンや、レッスン初回に、生徒さんにスケールを吹いて貰うと、b系でビス・キー押さえっぱなしってのを意外と知らない方が多いです。ビス・キーさえ使えば、FなんてCと全く同じ指の動きで大丈夫!A#キーなんてわざわざ使ってたら、Wアクションで、それだけでもテクニックが落ちます。

G#キーに関しては、知らない方は多いと思います。右指のD,E,Fと連動して、G#キーを押さえててもトーン・ホールは閉じるように設計されています。例えば、Aメジャーのキーで、A,B、C#と行って、次のDを押さえたと同時にG#キーを押さえても音に変化は有りません。これをやっておけば、F#からG#に行く時にWアクションする事無くスムースに演奏する事が出来ます。

勿論、フィンガリングにはメロディー・ラインによって例外も多々有ります。


ペンタトニックで演奏するとコードから外れないというのは知ってるけど、どうもカッコ良くならない…と悩んでいる方も多いと思います。勿論、歌い方やカッコ良いフレーズを学ぶ必要も有るのですが、コードにフィットするペンタトニック・スケールには殆ど「テンション」が含まれていません。そこでありきたりなペンタトニックではなく、違うKeyのペンタトニックを使うことで新鮮な響きが得られます。

この様に、2度から始まるペンタトニックやトライトーンのペンタトニックを代用するとテンションだらけになります。 この他に5度から始まるものもかなり心地よいテンションが得られます。 動画ではこれらの代理ペンタトニックを使ったフレーズを12Keyで練習した上で「Cherokee」のコード進行上で演奏しています。かなり運指が難しいですが、こういった練習をすると耳が響きを覚えて、後々自由に演奏するためには効果的です。オススメします!


動画は「Have You Met Miss Jones」のコード進行上で様々なコンセプトを用いて演奏したものです。

 まず、Double Whole Tone Scale ってのは、ホール・トーン・スケールを半音で重ねる事によってクロマティックになる事に着目し、それを更に分解して様々なキーのオーギュメントのトライアドを重ね合わせる事で、半音階を表現するというやり方。Maj3rdというインターバルが支配的になって面白い響きが得られます。

Symmetric Diminished Scale は、日本語でいうところの「コンディミ」です。なるべくコンディミと分からない様に、わざとインターバルを離してメロディーラインを作っています。

Hexatonic Scale もオーギュメントのトライアドを半音で重ねたものなので、やはりMaj3rdのインターバルが支配的です。


Intervalic Solo は、例えば半音と3rd…などの様に、規則的な組み合わせを用いる事で、半音階でも印象的なメロディー・ラインを作るためのコンセプト。 これらのコンセプトで作ったフレーズを、スタンダードのU−X−T進行で当てはめていきます。


Altissimo(フラジオ)の練習
あくまでロング・トーンで安定した音が出せる様に練習し、クロマティック・スケールも吹ける様になってから…の練習内容です。ビデオではメジャー・スケールのみですが、マイナーやビバップ・スケール、ディミニッシュ・スケールなどの練習もしています。兎に角、高音域がよく音が立つフルートの様に、普通にメロディーが吹ける様になる事を目指すのが、これらの練習です。最初は唇がメチャ痛くなったりしますが、痛くならない様なアンブッシュアなど工夫を重ねるうちに滑らかに通常音域とフラジオの行き来ができる様になるでしょう。コツは息を支えるポイントをかなり高くする事。ウラ声の要領です。上級者にはこういったレッスンもしています。



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