● 実験テーマ43
「JA1WBY_オシロV6bのP板による、2現象オシロの製作記」
(ひょんなことからJA1WBYさんに譲って頂いたP板で、2現象オシロを製作してみました。)
■ 2013.11.9
・今回、私のHPの情報(実験テーマ27のソース・プログラム)を参考にされて、2現象
オシロのP板を製作された、JA1WBYさんから、そのP板を譲って頂けることになり
私もこのP板を、私なりのアクリル筐体(前後パネル+スタッド構成)に入れて、
オシロを製作してみました。
(回路図、仕様等については、JA1WBYさんのこのページを参照してください。)
・そのP板が本日、栃木から届きました。
■ 2013.11.10〜 2013.11.11
・今日は、ケーシングの検討をした。
JA1WBYさんの、P板には直接、入力信号用のコネクタ(RCA)と電源用のコネクタ(ACアダプタ用)
を実装するように設計されてないので、この部分は、ユニバーサル基板上に、コネクタ基板として
実装し、基板間をケーブル接続するようにしました。(TOP外観写真の黄色の基板がそれ)
筐体構造としては、TOPの写真を見ても分かるように、2Tのアクリル板で前パネルと背面パネル
を製作し、それぞれをメタル・スペーサ―で、スタッド構造にしました。
前パネルには、操作スペースのため、ほぼP板サイズの開口部を設けました。
この加工が結構大変でした。
・JAIWBYさんの部品リスト+追加で必要な部品をリストアップし部品手配した。
■ 2013.11.12
・MPU(PIC24H)他部品が届いたので、まずはJA1WBYさん作成のHEX(2013-1114-osiro-v6b-ok-pickit2.hex)
をそのまま焼き、私の自作オシロ(実験テーマ27の2現象オシロ)に実装して概略動かしてみることにした。
→ ほぼ良さそうである。
ハードは、ほぼJA1WBYさんと同じなので当然と言えば当然だが、以下が異なる点である。
まず私のには、波形メモリ機能用のタクトSWが無い。
JA1WBYさんは、時間軸切替10進ロータリーディップSWの、'7'にダイオードORでそのタクトSW
を接続し波形メモリのトリガとして使っている。
一方私は、そのロータリーディップSWの、'7'には、500mS/divを割り当てている。
よって波形メモリは使えないが、その他は、ほぼ使える。
ただJA1WBYさんの、アナログ・アンプ回路は一見私の回路と同じように見えるが、よく見ると
操作性を良くするための回路図上の工夫と、定数設定が成されております。
さすがJA1コールの方は違うなと思いました。
(かく言う私もかつては、JR1EGOの名でオンエアーしていた時期もありましたが、遠い昔になりました。)
■ 2013.11.21〜 2013.11.22
・P板への部品実装と、前後アクリルパネルの加工が終わり、仮組立を行った。
■ 2013.11.23
・IC類をソケットに実装し、JA1WBYさんのP板を動かしてみた。
問題なく動かすことが出来た。
今回初めて、白抜き・青色バックの、グラフィック液晶を使ったのだが、JA1WBYさんがおっしゃる通り
長く見つめているとチラつき(0.5秒毎に画面更新しているせいもあるが・・・)が緑バックの液晶より
目立つ感じがしました。
ここで威力を発揮するのが、波形メモリ機能で、なかなか気に入りました。
■ 2013.11.27
・今日は、波形サンプルをいくつか取ってみました。
← 実験テーマ1に戻る TOP PAGEに戻る 実験テーマ44へ →