万華鏡 A (身近なものでつくる)  →万華鏡 B →万華鏡 C
 万華鏡は、昔から子供達が興味をもってきたもので、現在100円ショップでも、いろいろな万華鏡が売られている。また、万華鏡つくりの名人がいたり、全国には万華鏡の博物館や陳列館があったりして、それらはインターネットでも紹介されている。
 ここでは、学校で身近な素材を使ってできる万華鏡をつくってみた。
1 学校で万華鏡をつくる上での工夫
@ 反射鏡をつくる材料が見あたらない。
→やや高価だが、万華鏡の一番大事な部分なので、薄いプラスチック鏡(表面反射鏡)を使う方がよい。
→スライドガラスや厚紙に装飾用テープ(銀色)をはる。
A 反射鏡を包む丸筒が、反射鏡にあったものが見あたらない。→トイレットペーパなどの芯
B 具を入れる部分の作り方がややむずかしい。→プチカップなど
C オイル型万華鏡のオイル(グリセリン)の入手 →薬局
D 子供はグリセリンを扱いにくいので代わりに →洗濯用のり
E レンズ型万華鏡のレンズ(ビー玉)の入手 →インターネット販売(1個20〜50円)
2 材料
 装飾用アルミニウムテープ、
  または、黒のビニールテープ
少々
 顕微鏡用のスライドガラス
 紙筒(トイレットペーパーの芯など)
 テッシュペーパー、ガムテープ 少々
 具を入れるクリア容器(プチカッブなど)
 具(ビーズなど) 少々
 色画用紙(黒) 少々
3 つくり方
反射鏡を3枚をつくる。
@  スライドガラス2枚を縦にし、黒のビニールテープをはる。
装飾用テープでつくるなら、ガムテープで裏打ちをし、反対側に装飾用テープを、しわができないように貼る。
(巾の狭いテープ場合は、貼りあわせる)
A できた3枚の反射鏡を図のようにあわせる。
反射鏡を筒に入れる。
B 反射鏡を用意した筒に入れ、固定するためにまわりにティッシュペーパーなどを詰める。
のぞき穴をつくる。(穴は丸でなくてもよい)
C 万華鏡の片方に、黒の色画用紙を利用して、中央に穴をあけたのぞき穴をつける。
具を入れる部分をつくる。(プチカップまたは化粧品用のクリア容器など)
D 容器に具を入れる。
E 容器の透明な側を、万華鏡の筒側にして固定する。