鳴釜神事による、事業繁栄達成感謝の祈祷時の、

      巳神様、白狐様、そのお付きの稲荷様の始終    A
 つい先日、4月12日(日)、京都で行った祈祷の始終です。

 この会社は、「鳴釜神事の実際と考察」のMに登載させていただいた会社です。

 「鳴釜神事による、事業繁栄達成感謝・・・・・@」に登載させていただいた会社同様、又それ以上、家族全員が神仏を大切にされます。

 此処一年程前位から、御先祖様が大変良い状態で落ち着かれています。

 御先祖様が落ち着かれている所は、商売上のトラブルが少ない様に思います。

 これもこの会社が伸びる一因です。

 家には伏見稲荷様と巳神様が祀られています。

 社長さんの奥さんが一生懸命にお世話をされます。

 従業員としての社長さんの妹さんも、一生懸命にお世話をされます。

 社長さんは、伏見稲荷大社が近いので、良く参拝をされます。

 この会社だけではなく、事業が発展している所は、早急にどうこうしてくれ、窮地に落ちてしまったので、助けて欲しいというものではなく、日頃の神仏の加護に対し、私達を通して、神仏がお喜びになるのを自分達の喜びとして共有、感謝されます。

 それは何も、私達にしか出来ないというものではありません。お祀りされている家の方(人)が、一生懸命に感謝の意を示せば通じるものですが、やはりお役の付いている者の助をかりた方が、良い様にも思います。

 話が前後しますが、この家の奥さんは、巳神様の方が自分にはしっくりとする(良く合う)と言われます。

 優しい方は、稲荷様は自分に取って少しきつすぎて緊張する、巳神の方が柔らか味が有って自然に接する事が出来る、と言われます。

 私達は、京都での祈祷の後には、よく伏見稲荷にお参りさせていただきますが、妻は境内入ると、余りにも強力なお山からの力に目まいがして、真直ぐに立っていられないと言います。

 私には分かりませんが、それだけのきついものが存在するのでしょう。

 この会社は、年に一回神仏の加護に対し、感謝の意味で、鳴護摩を行います。

 従業員の数も、去年の時と比べて、又何人か増えています。


 私は祈祷に出かける前は時間をかけて、これから行く所の状態を、巳神様、伏見稲荷の白狐様に御伺いを立てて聞きます。

 祈祷の3日前に、この会社の伏見稲荷様、巳神様、又この会社の社長の妹さんが家に祀られている巳神様、妹さんの息子さん(大学生)を守っている巳神様をお呼びし、この会社の事を聞きました。

 全ての神様は良い状態で姿を見せました。

 そして、場面真中に、小さな、少し楕円形の様に見える光の玉が出て来ました。

 此方の小さい巳神に、「あんた、あそこに光るものが見えるやろ、そこへ行って、何か見ておいで」、と言いますと、小さい巳神は嬉しそうに光の近くまで行きますが、眩しいのか手で目をかくして(確かに蛇には手は有りませんが、その様に見えます)しまいます。

 小さい巳神が、嬉しそうに急いで光る玉に近づいて行く所を観ると、悪いものではありません。、
 
 良い意味のものです。

 現地に行って祈祷をすれば、その意味が分かりますので、これ以上追求するのは止めました。

 
 
 祈祷の当日、朝9時前にこの会社に着きました。

 それにしても、祝の為、感謝の為の祈祷というものは、非常に気持ちが良いものです。

 今日は、この会社の伏見稲荷様、巳神様に対し、各々釜を焚きます。

 
 先ず、会社の事務所にお祀りされている伏見稲荷様に対し、釜を焚く事にします。

 稲荷様の前で鳴釜の準備を終え、会社に祀られている稲荷様に、お姿をお見せくださる様に告げました。

 二体の稲荷様が姿を見せます。

 今度は、伏見稲荷、白狐社の白狐様にお姿をお見せくださるように告げます。

 「稲荷大神秘文」を上げます。

 妻、「来てあったわ」、「後ろに、分からない位沢山の稲荷さんが二列に並んでるわ」。

 私、「万位の数か?」。

 妻、「分からないけど、それ位は在ると思う」。

 私、「祝やから、沢山お連れの方も連れて来てくださいと頼んでいたんや」。

 私、「白狐様、有難う御座います。何時も○○を守っていただいて有難う御座います。又今日は、伏見稲荷大社の方でも水口播種祭(みなくちはしゅさい)があって、大変忙しい時に来ていただいて、有難う御座います」。

 私、「白狐様、・・・・・・・・・・・・」。

 妻、「白狐さん、目を閉じて、分かったと言ったよ」、「何言ったん」。

 私、「白狐様、有難う御座います」。

 妻、「何」、「?」。


 白狐様、この会社の稲荷様に、表白、願文を述べます。

 私、「○○の伏見稲荷様、何時もこの○○の生業の御守神としてお守りくださいまして有難う御座います」、「これからも一生懸命にお祀りさせていただきます。どうか宜しくお願いします」、と言いました。

 私、「ところで、小さい神さんは何処に居るんや」。

 妻、「嬉しそうに、彼方此方はしゃぎまわっていて、釜の上に行ったりして落ち着かないわ」、と言います。

 私、「小さい神さん、此処でじっとしとき」。

 妻、「こっちに来たよ」。

 祝の祈祷は、私達に取って、ある意味では楽で、楽しいものです。

 小さい巳神は、まだまだ子供ですので、人間の子供と同じ様に、楽しい事、嬉しい事が有ると、舞い上がってしまうのでしょう。




 妻、「内の(私の方の)地神さんが、白狐さんの所に、ちび(小さい巳神)さんを連れ戻しに行ったよ」、と言います。

 小さい巳神は、白狐様の足元に行っていたようで、白狐様も小さい巳神と遊んでいたようです。

 
 釜に火を入れ、湯が沸騰して来ます。

 米を入れます。

 釜は鳴るのですが、小さい音です。

 この会社の状態で、この音しか鳴らないという事は、何か私に落ち度が有るという事です。

 私、「○○の伏見稲荷様、すみませんでした、気がつきませんでした」、「○○の稲荷様、今から釜を鳴らしますので、どうか○○の生業のこの先を此処に見せてください」、「釜の上に見せてください」、と言いました。

 妻、「○○の二体の稲荷さんが向き合って、各々の手で白く光る丸い玉を持ち上げているわ」、「眩しいわ」、「金色に光っている部分も有る」、と言います。

 私、「これを言うのを忘れていたんや」。

 米を入れます。

 今度は大きな音で釜が鳴り出しました。

 二体の稲荷さんが持ち上げていた玉は、大きな玉になり、上に消えて行きました。

 この先、商売は大丈夫です。

 社長さんが、去年はずっと忙しかったのですが、今年の1月から2月にかけて、暇な時期が有って、稲荷さんに愚痴をこぼしたと言われます。

 私は言葉で出さず、○○の稲荷さんに聞いてみました。

 私、「今社長さんが言われたが、今年は何月が暇になるのか教えてくれ」、と聞きました。

 妻、「稲荷さん、横を向いたよ」、と言います。

 私、「そしたらずっと忙しくしてくれるのか」、と聞きました。

 妻、「二体の稲荷さん、こっちを向いて、目で合図をしたよ、何を聞いたん」。

 私はこの様に、内容によっては言葉に出さずに、やり取りをする事が有ります。

 ○○の伏見稲荷様に対しての釜焚きは終わりました。

 私は白狐様に聞きました、「白狐様、この後○○の地神様に対して釜を焚きますが、このままお連れの方々も一緒に、鳴釜を見ておられますか、それとも今日は水口播種祭でお忙しいのなら、「稲荷大神秘文」でお送りしますが」、と聞きますと、「今日はこれで帰る」、と言われます。

 「稲荷大神秘文」を上げお帰り願いましたが、普段なら白狐様が一番速く帰られ、その後をお付きの稲荷様が付いて帰られますが、今日はお付きの稲荷様を先に帰され、そのお付きの稲荷様が居た所を前足で綺麗に掃除をしながら帰られました。
 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?

 次は○○の巳神様に対しての釜焚きに入ります。

 先ず此方の巳神様を左上にお呼びします。

 この家の巳神様をお呼びし、貴方の為に釜を焚かせていただくので、中央に来る様に伝えます。
 
 二体の巳神様が姿を見せて、真中に移動します。

 社長の妹さんの巳神様もお呼びします。

 私の方の巳神様と○○の巳神様の間に姿を現します。

 この巳神様は一体です。

 以前よりは太くなられています。

 目がくるりと大きい巳神様さんです。




 そして当日参列されていた、妹さんの息子さんの守り神の巳神様にも前に来るように言いますが、この巳神さんは、息子さんの首から左の腕に巻きついて、此方に来ようとはしません。

 尚、右上に描いている巳神様は、今中央に出ている巳神様の以前の姿です。今の姿と比べると、色も変わっていますし、以前は姿も、尻尾の辺りは見えませんでした。

 迫力は今も変わりません。

 中央に出ている○○の地神様は、自分がこの家の家族を守ってやっているという自信からか、去年と比べると大変威張っている様に思えます。

 案の定此方の小さな巳神は、うろうろしています。

 釜の上に行ったり、姿が見えなくなったりと落ち着きが有りません。

 この家の地神様に、今までの御加護に対し、感謝を述べ、釜を焚かせていただく旨を伝えます。

 表白、願文を述べると、満足な態度を示します。

 案外面白い巳神様です。

 そうこうしていると、祈祷の前に現れた小さな光る玉が出て来ました。

 私、「小さい神さん、あんた、あの光る玉の所に行ってみ」、と言いました。

 妻、「こっちを見たよ、目を丸くしてるわ」、「眩しくて行かれないと言ってるわ」。

 私、「地神様、あの光る玉を、もう少し大きく見せてください」。




 妻、「大きくなったよ」、「眩しいわ、自然の光でこの様なものは無いわ」、「白くて、透明で、金色にも光っているわ」。

 妻、「小さい神さん、ちょろちょろしてるわ」。

 釜に火を入れます。

 湯が沸騰して来ます。

 洗い米を入れます。

 釜が大きな音で鳴り出しました。

妻、「釜の上に、光る玉が大きくなって輝いているよ」、「段々広がって行くよ」、「透き通った金色」、と言います。

 妻、「この家の地神さん、得意気にしてるわ」。

 私、「○○の地神様、頼むで、守ってやってよ、一生懸命に祀るからな、頼むで」、と言いました。

 妻、「それにしても、ここの地神さん、自意識過剰みたいな所が有るわ」、と言います。

 私、「それだけ、自信が有るんや」、「自分が守ってやっているという自負が有るんやろ」。

 ○○の商売、そしてこの家の家族の生活面の守護は万全です。

 
 一応これで鳴釜の神事は終わりましたが、社長さんが敷地の角(裏鬼門)を工事したいと言われますので、この家の巳神様に聞いてみました。

 私、「○○の地神様、今社長さんが言われた事を聞いておられたと思いますが、裏鬼門にあたる所を工事して宜しいですか」、と聞いてみました。

 妻、「○○の地神さんの口が尖っているわ、何やろ」。




 私、「色は何色や」。

 妻、「黒」。

 妻、「地神さんが頭を振って、口に付いた尖ったものを振り落としたわ」。

 私、「分からんな・・・・・難しいな〜」。

 そうこうする内に、社長さんが一度裏鬼門の場所を見てくださいと言われるので、一緒に現地に行ってみました。

 図で示した様に、裏鬼門の場所(この土地の形が)が、鋭く尖った形になっています。

 この家の地神様は、「裏鬼門の場所は、気にする必要は無い、好きな様にしなさい」、という意味で、この様な仕草を見せたのでしょう。

 この会社は、一階が店舗、事務所、一階と二階が作業所で、その上の五階までが住居になっています。

 そして社長さんが、次は一階の作業所の部分(敷地)の鬼門と裏鬼門を観て欲しいと言われます。

 一階の作業所の鬼門の場所は、以前沢山の仏様が埋まっていた場所です。

 


 私は今回の祈祷時に、絶対この場所に立って確認したいと思っていました。

 以前伺った時、殆んどの仏様は上に上がられたとは思っていましたが、もしかしたら、まだ残っている仏様がいるかも知れないという思いも、正直な所有りました。

 私はこの鬼門の場所の前に立ち、妻に目を瞑らせました。

 私、「地神様、この鬼門、以前に空にしたはずですが、まだ残っているものが有れば、此処に出してください」、と言いました。

 妻、「あれ、此処の稲荷さんが一体、此方を向いて座っているよ」、「鬼門の場所が、青白く光ってる」、と言います。

 私、「どうなってるんや、分かるけど」。

 そして裏鬼門(正式には少しずれます)の前に行き、同じ様に聞いてみました。

 妻、「あれ、稲荷さんが一体、此方を向いて座ってる」、と言います。

 私、「稲荷さん、あんたらが守ってくれてるんやな、鬼門の場所を、あんたらが清めて、守ってくれてるんやな、有難う」。

 妻、「何」。

 私、「稲荷さんにしては、ここの商売の、商品を作り出す一番大事な場所は、わしらが守ってやっているんや、という事やろ。それにしても有り難い事や」、「でも初めての事やな、私らにとっても」。

 
 又社長さんが、長年働いている従業員が、余りにも進歩が無い、このまま使い続けて良いものかどうか、と聞かれます。

 私も30年以上商売していますし、以前は従業員を置いていましたが、今は人を雇うほどの力は有りませんのでこの様な悩みは無いですが、難しいものです。

 この家の稲荷様に聞いてみました。

 妻、「稲荷さんが前足で、何か、三角形の様なものを、優しくなでてる」、「人やわ、人の肩を優しく、なだめる様になでてるわ」、と言います。

 私、「地神様、どうしたら宜しいですか、教えてください」。




 妻、「地神さん、尻尾の先を、ピョンピョンと軽く振ってる」。

 私は社長さんに、「まあ、そんなに早急に結論を出さなくても良いみたいですよ、その従業員も根は悪くないので、もう少し様子をみたらどうですか、と言ってるみたいに取れますが」、と言いました。

 社長さんは、もう少し考えてみると言われました。


 余談ですが、以前私の美容室に8年間居た男性従業員がいました。上記したのと似ていますが、私はこの従業員が、一体何を考えて8年間休まずに、毎日出勤してくるのか、毎日何の不満も言わずに来てくれるのですが、仕事もそこそこするのですが、何か1本通る所が無い、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、思い出しました。もう止めておきます。

 私は8年間考えてやっと分かりました。

 結局、この男性従業員は、何も考えずに仕事に来ていた、という結論に行き着きました。

 私は波の音が聞きたくなって、テープレコーダを持って岩場に行ったのですが、そんな自分に急に腹が立って直に帰って来ました。

 少しして男性従業員は辞めたのですが、・・・・・・・・、しんどかった。


 今日の様な、祝、感謝の祈祷は、全く疲れません。気持ちの良い祈祷でした。



 京都での祈祷の帰りは、毎回伏見稲荷大社にお参りします。

 白狐社も完成しています。

 

 白狐社の前で、「白狐様、今日は○○の釜焚きに来ていただきまして有難う御座いました。水口播種祭でお忙しい所を、又沢山のお連れの神様を連れて来ていただきまして有難う御座いました」。

 妻、「出てきてあったよ、澄ましとってやわ」、「毛も長いし」、「呼んで来てもらう時は、もっときりっとして荒いけど、静かやわ」、「でも白狐さん、此処には居ないわ」、「呼んだら来てくれてやけど、普段は此処には居ないわ」、と言います。

 私、「そしたら何処に居るんや」。

 妻、「白狐さんを呼ぶと、何時も後ろに緑が見えるし、帰る時も緑の方に帰って行くよ」、「山やと思う」。

 私、「稲荷山やな」。

 白狐社の前では、何時もこの様な会話をしたり、白狐様にいろんな質問をしたりして帰ります。

 只今日は、少し雰囲気が違います。

 直に帰る気にはなれません。

 一人の男性がうろうろしています。

 程度の悪いものが入っています。

 一般の人で気がつく人はいません。

 少し離れて見ていますと、賽銭箱に金属の様なものを投げ入れています。

 音がしますが、お金ではありません。

 ゲームのコインです。

 少しして男が戻って来ました。

 参拝者が途切れた途端、男は賽銭箱に手を入れ、お札を掴んでポケットにしまい、逃げて行きました。

 最低の行為ですが、何故白狐様は私にこの様な場面を見せたのか、なぜ男にその様な事をさせてまで教えてくれたのか、この事は今日、私が○○での祈祷の時に、言葉に出さずに、白狐様と話をした内容に関係が有ります。その事は又機会が有りましたら、書きます。

 


 最後に勉強をさせられました。


    (4月18日、追記)

 上記した、社長さんの甥(妹の息子)の事ですが、この方はまだ大学生ですが、近い将来、わたしが鳴釜神事を教えないといけない人ですし、この人自身もしないといけない人です。

 今回の祈祷時にも、私の妻が霊視していたものと同じものをみていたみたいです。

 しんどいですが、しないと開けて行けない(この先が開けて行かない)(普通に人生を歩んで行けない)人です。







  
鳴釜神事の実際と考察
この神霊(命婦専女神)の有り難いお知らせを、その時、どう解釈すれば良かったのか、凡人の私にはそれが解らなかった