この神霊(命婦専女神)の有り難いお知らせを、その時、
どう解釈すれば良かったのか、凡人の私にはそれが解らなかった
「真ん中に怖〜い・・・ガラの悪そうな顔が出てるわ・・・地神さんと違うわ・・・」と体調を崩している妻が言いました。
「いや・・・これ・・・男の神さんやわ・・・怖い顔してるわ・・・」と妻が言いました。
「男の神さんが何で出て来るんや?・・・」と思いました。
「ものすごく怒っているみたいやわ・・・怖い顔してるわ・・・」と妻が言いました。
「男の神さん・・・あんた、何で?怒ってるんや?・・・」と聞いてみても返事は無く・・・怖い顔をして此方を睨みつけています。
そうこうしていると、「女の神さんも出て来たわ・・・。○○さんの家の地神さんも出て来たわ・・・。どっちも神妙な顔してるわ・・・」と妻が言いました。
「○○家の伏見稲荷様・・・出てくれるか?・・・」と伝えると、「目と鼻の輪郭だけ出て・・・後は何も見えないわ・・・」と妻が言いました。
「あの力強い○○家の稲荷さんの顔が輪郭だけで出てるって・・・何かを怖がっている・・・何におののいているんやろ?・・・男の地神さんも怒ったような顔で・・・女の地神さんと○○家の地神さんも神妙な顔で・・・」と思いました
。
この霊視の三日ほど前、以前から行かせて頂いている京都の会社から電話があって、従業員が怪我をしたと言われます。
従業員の判断で工場の鬼門(表鬼門、裏鬼門)の場所をさわった(工事した)と言われます。
この会社には今年の4月に行かせて頂いた帰り際、工場の鬼門で手を合わせた時、「此処は絶対にさわったら駄目ですよ」とお伝えして帰って来た事を覚えています。
その時、この会社の伏見稲荷様に釜を焚いた後、直ぐにこの会社の地神様にも釜を焚いたのですが、確かに、釜に関しては両方とも良いものを見せて頂いた事も覚えています。
そしてこの会社の地神様に釜を焚いた後、「○○家の地神様、気をつける事が有れば見せてください」と聞いた時、妻が、「・・・槍の様なものが出てるわ・・・」と言って表白紙の裏に絵を描いて皆様にもお見せしたのですが、その時点ではそれが何を意味するのかが分かりませんでした。
そして帰り際に裏鬼門で手を合わせた時、初めてその意味が解ったので、「此処は絶対にさわったら駄目ですよ」とお伝えしました。
従業員は裏鬼門の直ぐ前に置かれている機械で怪我をされました。
そしてこの電話の直後から妻の状態は普通ではなくなりました。
それは「邪」が発するものではなく、神霊の発する、神霊が窮地に立った時に発するものだというのは長年の経験から理解しました。
そして、今回急に出て来た男の地神様には、何故怒って出て来たのかを聞いたのですが、全く何の反応も無く、ただ、此方を睨みつけているだけでした。
これは此方の出方、要するに、会社の社長の出方を観てる、試してるなと思いました。
4月に祈祷をして、命婦専女神様からも良い返事を沢山頂いたところですので、今回の事で社長がもう一度私達を其処へ呼ぶのかどうか、というのを試していたと観ます。
4月に祈祷をしたので、もうそんなに何回も釜を焚く必要もない.。いや、やはり祈祷が必要だと言うかどうか、社長の出方を試していたものと思います。
その後、直ぐに来てくださいと社長が言われますので行かせて頂く事になった祈祷の二日前の夜辺りから、妻は普通の状態に戻り始めました。
祈祷が決まった事を地神様に報告しようと思いお呼びすると、男の神様も出て来られて、二体そろって此方を向いてうなづきました。
これはただ事ではないと思いましたが、しかし、私の中ではこの祈祷(釜)は何に対して焚くのか?、狙いが定まりませんでした。
確かに、一般的に(気学では)鬼門の方角に神が宿ると言われるが、私にしては、実際に誰がその方角に神を見てその様な事を言うのか、という疑問がありましたので余計に的を絞る事が出来ませんでした。
祈祷の前日の午後6時過ぎ、的が絞れないまま、的が大きく外れないであろうと考えた詫びの表白の了解を得る為に地神様を呼ぶと、「地神さんの前に、大きな黒っぽい、汚れた青大将の様な蛇が頭をクルッと巻いてクネクネしてるわ・・・赤い目やわ・・・」と妻が言いました。
「よし、解った、苦しいんやな・・・この巳さん、この巳さんが工場の鬼門・・・表鬼門に居るんやな・・・よっしゃ」と思いました。
何故、こんなものがこの会社の鬼門に居たのかが解りませんでしたが、兎に角、この巳さんに謝ったら良いと思いました。
それと今回、従業員の方は主に表鬼門を綺麗に工事したわけですが、前回の祈祷の帰り際に、表鬼門でも手を合わせましたが、「綺麗やわ・・・何も無い」と妻が言った事を覚えています。
私にしても、これという確証もなく、「あんた・・・○○さんの鬼門の方角に居るんか?。悪い事をしたな・・・。明日、釜を焚いて謝るから・・・あんたも楽になるから、それまで待ってな・・・」とお伝えしました。
祈祷の当日、京都への道中、私と妻は肩が重く、首が凝って大変辛かったのを覚えています。
会社に着いてその話をすると、社長も同じ症状が出ていたと言われます。
的が絞れた様な、絞れない様な、しかし此奴は一体何者で、何で其処に居るのかの絶対的な確信がないまま、表鬼門の前で釜の準備をしていると、「あ・・・薄い水色が・・・緑が見えて来たわ・・・」と言いました。
「え・・・何やて?・・・薄い水色が出て・・・それが緑になったという意味か?」と妻に尋ねると、「そう」とうなづきました。
「あっ、そういう事か・・・これで全てが解明した・・・」と思いました。
「あ・・・あ、まだまだやな・・・私は・・・あかんな・・・」と思いました。
しかし直ぐ後、「何で解るんや・・・解る方が可笑しいで・・・変やで・・・あれで解れと言うんか・・・言う方が可笑しいで・・・」と思いました。
前回、4月21日(日)、命婦専女神様を御呼びしてこの会社で行った商売繁盛、事業繁栄の釜の折、命婦専女神様、またこの会社の正一位伏見稲荷大明神様、この会社の地神様からも有り難い御言葉を沢山頂きましたが、、命婦専女神様、この会社の伏見稲荷様に対して焚かせて頂いた釜は、確かに、その場で瞬時に理解するには少し頼りない解釈しか出来なかった事を覚えています。
「こんな釜は初めてやな・・・」と妻と話をしたのを覚えています。
命婦専女神様、この会社の伏見稲荷様に焚いた釜は、その時「???釜が鳴ったら・・・何にも出ずに・・・何か?・・・何かの目?の様なものだけが出て来たわ・・・。キュ〜ッと切れ上がった目で・・・緑・・・奥深い目・・・稲荷の目と違うわ・・・」と妻が言った事を覚えています。
直ぐに龍の目・・・龍に近い存在の目だと理解しましたが、何故、いつもの様な知らせ方を取らずにこの様なものを見せたのか、というその解釈に苦労しました。
その前に今回命婦専女神様と話をした内容の一部を書くと、この会社はある事で商品が爆発的に売れたのですが、その流れを作ったのは命婦専神様が動かれたという事の確認を命婦専女神様にお聞きした後、そしてそのブームが落ち着き、新たに前の様に忙しい状態になるには、どうしたら良いのかという事をお聞きしていました。
そして釜を焚くと龍の様な目だけが出た、その解釈を「今までは稲荷神が主導権を取ってこの会社を引っ張って来たが、新たなヒット商品を生んで、それを軌道に乗せるには龍神(巳神)の力が要る、龍(龍神・巳神)に関する(祀っている)所(寺、神社など)から仕事の依頼が来る」という、何とも確信の無い解釈をして私の方の地神様に聞いてみると、「地神さん・・・うなづいてるわ・・・」と妻が言った事を覚えていました。
話を戻して、妻が、「あ・・・緑が見えて来たわ・・・」と言った事で全てが解明した件ですが、私達の場合(私達だけだと思いますが)、稲荷神が関係する緑とは「稲荷山」、伏見稲荷大社と取ります。
そして4月にこの会社で行った祈祷には命婦専女神様が来られた事から、この場合、「緑」とは命婦専女神様が出られたと取ります。
そして、鬼門の場所から出られた大きな青大将の様な巳神(龍神)は、その時この会社を守る為に命婦専女神様が鬼門に置いて帰った神霊と取ります。
何故、鬼門に大きな青大将の様な神霊を置いて帰ったのかというのは、この会社に取って、時期的に鬼門の方角から、この会社の発展を妨げる何かの作用が働くので、命婦専女神様がその様な事をされたのだと思います。
釜を焚いた時に出た龍の目の様な形は、その意味を示していた、教えてくれていたのだと思います。
その場所に、何も知らない従業員の方が良かれと思い、煉瓦で枠を作り、コンクリートで固めて、その中に白い小石を沢山敷きました。
そして其処に居られた大きな青大将の様な神霊は煉瓦や小石の下敷きになったという事なのでしょう。
鳴釜は表鬼門の方を向いて(方向は表鬼門の方を向いて焚きましたが、裏鬼門にも効果?はあります)焚きました。
命婦専女神様が鬼門に置いて帰られた神霊(龍・巳)に対して詫びの表白を読んで焚きました。
釜は若干波を伴なった鳴り方でしたが、普通に鳴って、普通の時間?で終わりました。
私、「どや?。何も出んかったやろ?」。
妻、「何も出なかったわ・・・」と言いました。
私、「そいでええねん」と言いました。
私、「地神さん・・・これで良いか?」と尋ねてみました。
妻、「何も言うてないわ・・・知らん顔してるわ・・・」と言います。
「やっぱり、まだあかんか・・・」と思いました。
私、「地神さん・・・まあ・・・従業員が勝手にやったとはいえ・・・責任は社長に有るわな・・・。そしたらこの後、直ぐに、○○さんが伏見稲荷の白狐社の前に立って、命婦専女神様に直接詫びを入れたら・・・それで宜しいか?」と尋ねてみました。
妻、「うなづいたわ」と言います。
「良かった」と思いましたが、命婦専女神様にしても、この会社を守る為に鬼門に居られた神霊にしても、怒っているという事ではなく、「筋を通して謝ってくれ。社長が伏見稲荷大社まで来て頭を下げて謝ってくれ。それだけで良い」という事だったのだと思います。
現に、最初輪郭だけ出ているこの家の伏見稲荷様に、「商売が駄目になるという意味か?」と聞いた時、○○家の稲荷様は、「違う」と言いましたので、正しく(まさしく)、「筋を通してあやまれ」という事だったのでしょう。
しかし、龍の目を見せただけで、その目にこれだけのドラマが隠されていたとは凡人の私はそれが解りませんでした。
尚、今回の場合、社長の妹さんがこの領域が少し分かりますので、この方に聞いていればこの様な事にはならなかったと思います。
要するに、鬼門の部分を触る時、「ちょっと土地を触りますので、もし神霊が居られたらどいてくださいよ・・・。すみません」と伝えて、コップにお酒でも置いてから工事に入っていたら、多分、何も起こらなかったと思います。
*この会社の社長は行かせて頂く度に鬼門の方角を気にされますので、その都度、帰り際に表鬼門、裏鬼門の場所で手を合わせて帰って来ます。
これは十数年前の祈祷時、工場の表鬼門に手を合わせた時に出て来た場面です。
この土地は昔、墓地と観ます。
余りにも沢山の仏様が出て来られたので、私の先祖のお坊さんも出て来て一緒にお経を上げています。
そしてこれはその時の裏鬼門に手を合わせた時に出て来た場目です。
工場の表鬼門と裏鬼門をこの家の伏見稲荷様が守っています。
今回、その場所に命婦専女神様が巳神(龍神)を守り神として置いた事になります。
私にしても沢山の祈祷の現場を経験して来ていますので、10年以上前、この会社で行った時の記憶が定かではありませんでしたが、今回の件で読みかえしてみて、命婦専女神様の有難みを再認識した次第です。
「鳴釜神事による、事業繁栄達成感謝の祈祷時の、巳神様、白狐様、そのお付の稲荷様の始終・・A」