仕業(しわざ)・・・現在、地神様(巳神)をお祀りされている方、
これからお祀りしようと考えている方の心構え。
私が今から書かせて頂くのは極めて特別な例です。
しかし、正統な神霊(地神様・水神様)を真面目に祀れば祀る程、神霊は祀る者に正義、真理(宗教的真理ではありません)、倫理(宗教的倫理ではありません)を求め、その要求は強くなって行きます。
そしてそれに気がつかない場合、神霊は人間が考える常識とはかけ離れた形(非常識)で気づかせる時があります。
それは極稀に純粋で強い力を持った神霊の場合に経験する事ですが、邪神の場合、気づかせるという事とは正反対の、只単に悪行に過ぎず、その見極めは素人の方では難しいのではないかと思われます。
これから書かせて頂く稀な例は、私が以前から良く知っている方(家族)ですので書く事に躊躇しましたが、今現在、地神様(巳神)を祀っている方、これから祀らせて頂こうと思われている方の参考になればと思い書かせて頂きます。
先ず、「「ある龍神の怒り・・考えてみれば、私達を待っていたのかも知れない」(地鎮祭をも含め、土地の祓いをしているのに、何故其処に悲劇が起こるのか)」を読んでください。
この様な経過の後、〇家で正式に地神様(「橘の神」様)をお祀りする事になりました。
そしてそれは、今までこの領域に全く興味を示さなかった長男が自ら申し出てお祀りする事になりました。
巳神の御姿にしても、そんなに大きな御姿を置く必要もないのですが、一番大きなサイズの御姿を置いて、それは一生懸命にお祀りされています。
私にしては、最初から難しい事を言うと長続きしない可能性もあるので、一応の祀り方だけをお伝えして、後は本人に任せていました。
只、この龍神様(「橘の神」様)は、此方が気がつかなかったら火事を出して、全てを消してしまうくらいの激しい性格の神様ですので、それだけは心して祀ってください、とお伝えしていました。
それと「橘の神」様は以前、「此処の長男には少し修業をさす」(某月、某日、854)と言われた事を覚えていましたので、それだけは少し気にはなっていました。
しかし、毎日一生懸命にお祀りされているとお母さんの方から聞いていましたので安心をしていました。
そしてこの水神様(地神様・橘の神様)を祀り始めて二年程経った頃、霊視をすると、〇家の「橘の神」(地神様)様が厳しい顔で何かを言っている場面が出て来たのですが、何に対して何を言っているのかが分かりませんでした。
只、その時「「仕業」(しわざ)という漢字が頭に浮かんで来る・・・」と妻が言いました。(「某月、某日、(974)」)(「某月、某日、(975)」)
「橘の神」様が険しい顔で何かを言っている前には少し小ぶりの巳神様がそれを聞いている?のですが、その周囲は少し赤みがかっているのが分かります。
私の方の地神様の周りは金色に輝いています。
これを霊視した時は、この場面が何を意味しているのかが全く解りませんでした。
しかし、このお知らせ?の数か月後、この家の次男が緊急入院して手術をする事になりました。
私は、「あ・・・やったな。厳しい神霊だというのは解っていたが・・・しかしここまでするか・・・」と思いました。
確かに、この家に「橘の神」様を正式に勧請して祀る為の鳴釜の時にしても、この家の本気度を試しているのか、鋭い目をゆっくりと左右に動かし、この場に居る人を凝視したり、また後になって分かったのですが、私達の事をも疑っていた事が分かり、難しい神霊だなと思っていました。
霊視画の場面の説明に戻りますが、「橘の神」様の前に居る小ぶりの巳神はこの家の長男です。
しかし、巳の姿になって出ているのを観ると、この家の長男も短期間の間に一生懸命に「橘の神」様と向かい合ったのだと思われます。
しかし、場面が赤みがかっている事から観て、この家の長男に怒りを込めて説教をしているものと思われます。
一生懸命に「橘の神」様と向かい合ったからこそ、「橘の神」様も、この家の長男にきつく期待したが、それを解ってくれそうにもないので、この家の弟を通して気づかせたのだと観ています。
その説教の内容が、妻の言う「仕業」という事になるとすれば、この家の長男は何を思いながらこの「橘の神」様と向かい合っていたのか、という事になるのですが、これはまた、近い内に予定をしているこの家での祈祷時に、直接長男に聞いてみたいと思っています。
「仕業」とは、行為、所業など、余り良い方の意味に使われない事が多くありますが、今まで、私がこの家の長男を観て来た限り、「仕業」の意味の悪い方の解釈に取れる様な行為、言動は無い様に思えるんですが・・・。
そして私の方の地神様の周りには金色に輝く場面が出ていますので、この「橘の神」様の説教?は、この先、この家族に取って良い方向に行くと信じています。
確かに、家族が形成される長い歴史の間には、この領域の解明、解決すべき様々な問題は有ります。
何処の家でもそうです。
何も無い家はありません。
私の家系でもそうです。
只、この家の様に、親が子供の為に、自分の代でそれを無くそうと努力されている家は少ないです。
皆、何らかの方法でそれを先送り、ごまかして、忘れ様としているだけです。
余り詳しく書く事は出来ませんでしたが、上記した家族間では新たな進展の気配があります。
また、今回の「橘の神」様のお知らせを、この家の長男が気づかなかった場合、数年後?には何かのお知らせを受ける事になると思います。
確かに、私も長い間この現場に居ますが、余り例の無い、厳しい巳神(龍神)様です。
まあしかし、今回の例は極めて高貴な神霊のお知らせですので、殆どの家で祀られている水神様(巳神様・地神様)が修業を積んで位が上がられても、今回の様なお知らせの形は有りませんし、取れない、出来ないと思います。