ひとりごと・たまに・ふたりごと 番外91


(何でこないに無茶苦茶になってしまったんや・・・)
 いや・・・祈祷が終わって・・・「やれやれ」の半面・・・段々腹が立って来て・・・名神の岐阜羽島でのるはずが、気が付いたら大垣インターまで来てしまっていて・・・其処から高速に乗って養老サービスエリアでラーメンを食べていたら余計に腹が立って来たがな・・・。

 いや・・・現地に着いて、鳴釜の用意をしながら・・・「何でこんなに長い間ほかしとったんですか?。何かと事が起こり出してから・・・。私はもう20年程前からこんな事をやっていますが・・・何で私の所に連絡して来なかったんですか?」と・・・つい言うてしまったな・・・。

 いや・・・今は大人しくやってるが、私らの一番元気があった時やからな・・・大分前は。

 そう伝えると・・・悪い事ばかりが続いて・・・もう自殺しかないと思っている時に・・・この方なら助けてくれると思って・・・其処に電話をかけてかけて、やっとつながって・・・飛行機に乗って・・・空港に着いて・・・それからが大変で・・・苦労して田舎のへんぴな所へ行って・・・立派な家が建っていて・・・一言「治りません」とそれだけ言われて帰って来て・・・何の為に行ったのかと思うとしんどくなって・・・それから後も、霊能者と言われる人に家に来てもらったけど、もう余りにも変な人だったので娘が玄関で断って帰ってもらった事もあったし・・・裁判を起こされている様な団体に、子供や主人の病気が治ったら・・・と思って10年以上所属して・・・その様な生活が続いて・・・もう限界だと思ってパソコンを見ていたら、たかはっさんの事が載っていたので・・・」と言われるな・・・。

 いや・・・仏壇の前に型紙で作ったものが積んであったので・・・それは何ですか?・・・と聞いたら・・・この家には12人の水子が在るので祀りなさい・・・で、その水子の名前は自分で考えて付けなさいと言われたので・・・名前を考えて付けました・・・と言われるな・・・。

 「それ・・・生ごみでほかしといて」と伝えたな・・・。

 ご主人も子供も・・・ややこしい状態やから・・・やっぱり、何でも信じてしまうんかな・・・と思ったな・・・。

 「某月、某日、(983)(986)(978)」に登載した・・・その仕事はさせて頂いた・・・。

 沢山のコップに日本酒を入れて・・・一つの釜で土地の祓い、詫び、地神様の勧請をしたが・・・釜が鳴る前から沢山の巳さんがコップのお酒を飲んでたな・・・いや、まあ、私が飲んでください・・・と言うた訳やが。

 湯は沸騰し難かった。

 そらそうや・・・欲張り過ぎやからな・・・こんな事を一つの釜で行うのは・・・。

 まあしかし・・・釜が鳴って・・・と言うても・・・釜が鳴ったら皆消えてしまって・・・何も出ないので・・・地神さん、出して・・・と伝えると・・・普通の巳さん・・・これ、多分、男の巳さんと観たな・・・が出て来たな・・・一体だけ。

 これはお酒を飲んでいた沢山の巳さんが一つになったのかもな?・・・。

 奥さんの巳さんは出ない・・・と言うより・・・故意に出て来ないのかもな・・・とも思うな・・・。

 この事から(は)、この家の母方(この家の奥さんの実家)からの正さないといけない事を見せつけているのかもな?・・・。

 この家系は女の人が皆不幸や。

 まあ、これはちょっと横に置いて・・・さあ・・・釜が鳴り終わって・・・そこそこ話をして・・・二つ目の釜の用意をする為に台所の流しの前の・・・ある狭い場所(範囲)に行くと・・・釜が鳴り出したな・・・何十センチか横にずらすと釜が止まるな・・・要するに、1メートル以下の範囲内で釜が鳴る訳やが・・・「あ・・・此処やな・・・この場所やな・・・此処に巳神のお姿を置け」という事やな・・・。

 この1メートル位の丸い範囲の場所・・・此処はその昔、水が湧き出ていた場所と観たな・・・50メートル程横に大きな川(長良川)が流れているが其処からの道?があるんやろな・・・。

 しかし・・・もう数え切れない程の数の釜を焚いているが・・・火を止めてから、あんなに時間が経ってからは、普通は鳴らないもんやが・・・そういう事やったんやろな・・・。

 まあこの後・・・・二つ目の釜で4人の病気の平癒・・・その後、仏壇の前で先祖供養をして帰って来たがな・・・。

 いや・・・私ら夫婦とほぼ同じ年齢で・・・同じ時期位に結婚されて・・・子供さんと撮った写真が飾ってあったが・・・写真の中の奥さんのヘアスタイルがあの当時・・・私もよくさせて頂いた髪型で・・・その写真に写っている子供さん達の事で・・・又ご主人の事で・・・全てが良い方向に行く様に・・・助けてくれるのはもう此処しかない・・・この方しかないと必死の思いでへんぴな田舎まで行って、「治りません」と一言言われて帰って来たと聞いて・・・良い報告を期待して待っていたご主人や娘さんの事を思うと・・・腹が立って来たんやな・・・。

 交通費も大分かかっとる。

 看板上げとったら・・・また事前に此方の情報を伝えていたら・・・それ位は分るはずやがな・・・。

 しかし事前に此方の情報が入ってなかっても・・・対面したら分かると思うがな・・・。

 しかし・・・何で治らないのか・・・何故、その様な状態になっているのか・・・どうしたら少しでも良くなるのか・・・と伝えてあげたら、帰り道も希望を持って帰られるとおもうがな・・・。

 そうか・・・「治りません」より「分かりません」とお伝えした方が良いと思うがな・・・。

 私は直ぐに・・・「分かりません」と言うからな・・・。

 私の言う事は間違っとるやろか。

 まあ、次から次に相談の方が来られるので・・・私らみたいに一件の相談を何日もかけてねちねちとやっとるわけにいかんのやろな・・・。

 いつもなら
有志の方から頂いた・・・あの美味しいキリン淡麗グリーンラベル500ミリが・・昨夜は違う味がしてたがな・・・。

 この家もある程度の時間はかかる思うが・・・御姿を置いてお祀りしたら良い方向に行くと思う。

 しかしこんな時・・・それはどれ位の期間ですか?・・・どれ位祀ったら宜しいですか・・・と聞かれる方が稀に居られるが・・・・この様な事を聞かれる所は先ずその可能性は薄い。

 今までの経験上、沢山見て来た。

 神さんを試したあかん。

 試されるのは人間の方。

 「どうでも良いことですが・・番外編」

 これは12年程前に登載させて頂いたものですが、冒頭の文中の知人の話は、それより5〜6年も前の話です。









 




 

 

 

 



鳴釜神事の実際と考察