ひとりごと・たまに・ふたりごと・・番外61(もっと賢くなってやないとあかん)
 まあ、あんまり詳しくは書けんが・・・この方・・・「もっと賢くなってやないとあかん。このしょうもない拝み屋に引っかかってなかったら・・・いや、これ・・・拝み屋やではないな・・・拝み屋騙り?・・・何やろ?・・・しかしもっと人生が開けたはずや・・・言うても、この方から近づいて行ったんやから、この方の責任でもあるやろな・・・」、と思う。

 「某月、某日、(427)」(読んでください)にも書いたが・・・20年程前、会社の社長の家に蛇が出たが、社長が蛇の首を剪定ばさみで斬った半殺し状態の蛇をこの方が近くの溝に流したらしいな・・・。

 社長はその4年後に自殺したらしいな・・・。

 4年程前、運転免許の更新の写真に、この人の首の左右に黒い影が写っていたらしいが・・・この方はそれが蛇の様に見えると言われるな・・・。

 運転免許更新の前日の夜・・・絞首刑直前の男の死刑囚と目が合って、この男に追いかけ回され夢を見たらしいな・・・。

 この方は、何故か自分の命は後3年・・・という思いがずっと有ると言われるな・・・。

 何故か、そんな気がずっとしていると言われるな・・・。

 その連絡を頂いた日の晩やが・・・私の左寄りの首辺り(「某月、某日、(427)」では右寄りの首と書いていますが、あれは私の間違いです。余分ですが、私は若い頃から、急に右(みぎ)、左(ひだり)が分らなくなる一瞬があります。頭の問題だと思います。申し訳ない)に傷があって・・・風呂に入って飛び上がったんやな・・・痛かった。



 この方は・・・ご自分が気にされてる事が社長が殺した蛇とは関係がなかったら返事は宜しいです・・・と書かれていたな・・・。

 「そんな勝手な事はないで」・・・と思ったが、あんまり本当の事を言うと気にされると思ったのと・・・この蛇を出してみて・・・話をして・・・こっちで(私の方で)何とか説得出来るやろ・・・と思って・・・「気にしなくても宜しいですよ・・・」、という様な内容の返事をさせてもらったな・・・。

 しかしや・・・その1か月程後にメールを頂いたが・・・ある拝み屋に言われて蛇を殺した社長を祀っていると言われるな・・・。

 まあ・・・その社長は拝み屋に上に上げてもらいましたが・・・と言われるな・・・。

 その他に・・・その拝み屋が言う様に・・・先祖祀りもしています・・・と言われるな・・・。

 「おい、ちょっと待ったれよ・・・何の話しや・・・」、と思ったな・・・。

 「他人の社長を何でこの人が祀らなあかんのや?」、と思ったな・・・。

 この時点では・・・「社長とこの方は普通の関係では無かったんやな・・・」、と思ったな・・・。

 同時に・・・やっぱり・・・出て来たな・・・。

 「鋭い目が出てるわ・・・。切れ長の目やわ・・・。四足で・・・トカゲの様な形のものが出て来たわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。



 「やっぱり出たか・・・」、と思ったな・・・。

 「あんた、社長に殺された巳さんか?」、と聞いたら・・・目を閉じたな・・・。

 「あんた、今でも社長を離さんのやろ?・・・捕まえとるな・・・」、と聞いたら・・・目を閉じたな・・・。

 「あんた、この女の人の命・・・取るつもりやろ?・・・」、と聞いたら・・・目を・・・閉じたな。

 「そうか・・・憎たらしいか?・・・」、と聞いたら・・・目を閉じたな・・・。

 「どや?。私らが其処へ行って・・・あんたを元の状態にさせてもらうのは良しか?」、と聞いたら・・・目を閉じたな・・・。

 この方には・・・、「今回は、私達は社長の件には関わりません。この殺生された神霊の為だけに行かせて頂きます」、とお伝えしたな・・・。

 社長の件にふれると祈祷自体が出来なくなると思ったんやな・・・生前の社長とこの方との関係が分らんかったからな・・・この時点では。

 しかし、そんなもんで事が落ち着くはずがない事は解っていたので・・・兎に角、黙って事を済ませて・・・何も無い綺麗な状態にして帰って来ようと思ったな・・・地神さんもそれで良いと言うし・・・。

 まあ・・・台風の影響でえらい日にちがずれたが・・・その間も、ずっと殺された巳さんの念が来とったからな・・・「早よ来てくれ・・・」・・・言うて。

 そいで・・・「さあ行こか」、と思ったら・・・また台風が二つ来たんやな・・・・。

 「しかし・・・台風が来たら直ぐに高速道路は止めてしまうし・・・」、と考えてたら・・・家の地神さんが、「行きなさ〜い。行きなさ〜い」・・・言うて出て来たんやな・・・朝方の夢で・・・嫁さんが見たんやな。



 その日の朝8時頃・・・何も言わへんのに・・・、「地神さんの前に顏みたいなのが出てるわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。

 「それ・・・トカゲの顔の様か?」、と聞いたら・・・、「そうにも見えるわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。



 「もう一週間程したらそっちへ行くから、もうちょっと待っといて・・・悪い様にはせんから・・・」、と伝えたな・・・トカゲの様な顔に。

 しかし・・・この四足の巳さんの事ばっかり考えてたいたんやな・・・只の・・・其処らに居る神霊の巳さんやないからな・・・それと、祈祷先の方の事がもう一つ理解出来んかったんやな・・・この人が居らんと会社の事務が回らん様にも思えた事から・・・えらいしっかりした方か・・・そうではない方なのか・・・ちょっとつかみ切れんとこがあったんやな・・・。

 それとや・・・こんなもんが出て来たんやな・・・。

 「人の指?に・・・緑色と紫色のものが・・・何やろ?・・・見えるわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。



 「何や?・・・また、ど派手なもんが出て来たもんだ・・・」、と思ったな・・・。

 祓い消すものやが・・・まあ、行ったら解るわ・・・と思ったな・・・。

 祈祷の順序としては・・・何やかやと考えて・・・一応プリントアウトしたが・・・現場でどう変わるか分らんな・・・この家の場合は・・・と思ったな・・・。

 ・・・と言うのは、何で他人を・・・この方が祀っているのかを直接聞いてなかったし・・・それを聞くとこの祈祷自体が中止になるかも知れない・・・と思ったんやな・・・。

 兎に角、この巳さんを助けさせて頂く事が第一で・・・それともう一つ、どんな理由が有っても、他人を祀るという事は問題が有るので・・・この方には黙って他人の仏さんを上に上げて、何も無い、綺麗な状態にして帰って来ようと思っていたんやな・・・。

 ・・・という事で、他人の仏さんを成仏さす丁寧な表白も考えて用意はしていたんやな・・・。

 祈祷の当日、ホテルを出てから・・・、「刺して来るわ・・・痛っ」、と嫁さんが言ったな・・・車の中で。

 「重いわ・・・体に乗って来るわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・車の中で。

 「そんなもん・・・わしの方には遠〜に来とるがな・・・クラッとするがな・・・いちいち言わへんだけや」、と思ったな・・・。

 この方の家に着いてびっくりしたな・・・ようこんな・・・オモチャみたいな・・・小学校の低学年が工作で作った様な・・・ボール紙に金色の紙張って・・・親戚中の名前を書いて・・・ようこんなものを長いこと祀ったな・・・と思ったな・・・。

 一瞬・・・「こんなん、何処で売ってるんやろ?」、と思ったな・・・。

 「胸が苦しくなって来たわ・・・」、と嫁さんが言い出したな・・・。

 そうやねん・・・拝み屋騙りの様な者にはそれだけの力のあるものが憑くんやな・・・良い方の力ならええがな・・・しかし。

 ど派手な指の持ち主やが・・・、「もったいないが・・・やっぱり、最初の釜は、この消除に使わんと・・・此奴をどかさんと前に進まんな・・・」、と思ったな・・・。

 此奴、何ぼ呼んでも姿が出んかったな・・・大概は姿を現すが・・・癖・・・悪かったな・・・。

 地神さんも知らん顔で横向いてたな・・・。

 この家の方に聞くと・・・この拝み屋騙り・・・指にガラスの指輪をぎょうさんしてたらしいな・・・不幸な人らしいな・・・。

 こんな事止めて・・・汗かいて働いたら幸せになれるのに・・・と思ったな・・・。

 「もう・・・地神さん・・・釜焚きます」、と言ったら・・・地神さんもうなづいたな・・・もう、どうしようもない奴やな・・・と思ったな・・・。

 釜が鳴り終わって、「どや?。何にも出んかったやろ?」、と聞いたら・・・、「何にも」、と嫁さんが言ったな・・・。

 「それでええんや」、と思ったな・・・。

 しかし、確かに・・・しつこい・・・この家に強い執着のある念を祓った鳴り方やったな・・・。

 釜は・・・しばらくは波の無い普通の鳴りで・・・その後で、ある執着を切る様な波の音に変わって・・・普通の音に戻って消えて行ったな・・・。

 まあ・・・私の中でも・・・「こんなもん・・・」、という気持ちが有ったのが釜に出たな・・・。

 「「あっ、これじゃあかん・・・」、と思ったので、波を出したな・・・地神さん・・・・」、と思ったな・・・。

 普通・・・大概はこの逆の鳴りが多いが・・・ちょっと気持ちに隙が出たな・・・と反省したな・・・。

 一応、先祖供養をさせて頂いたく前に自殺した社長を呼んでみたが・・・当たり前やが、何も出んかったな・・・当たり前や・・・事前に何〜にも感じんかったんで当たり前や。

 いや・・・一応、それらしき表白は考えていたが社長は出んかった・・・当たり前や。

 確かに、この方の実家の先祖もややこしい形やが・・・「正信偈」を上げたら・・・、「何か?・・・こんなものの下を沢山の手が上に押し上げてるわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。

 「まあまあ・・・そんな意味やろ・・・」、と思ったな?・・・。

 まあ・・・私らのお経がこの家の先祖を成仏させているんやろ・・・そう取った。

 さあ・・・今からが片道650キロかけて来させて頂いた私らの仕事になるが・・・やっぱり、直ぐに出たな・・・。

 「社長に殺生された巳神さん・・・出てくれるか・・・なあ・・・大変やったな・・・楽になるで」、と言うと・・・直ぐに出たな・・・。

 「顔だけ出てるわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。

 「トカゲの顔に似てるか?・・・」、と聞いたら・・・「似てる」、と嫁さんが言ったな・・・。

 「あんた・・・えらい事やったな・・・苦しかったやろ?・・・憎たらしかったやろ・・・、ところであんた、あんたを殺した社長をまだ捕まえとるな・・・噛んどるな・・・」、と聞いたら・・・、「うなづいてるわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。

 「なあ・・・えらい事やったな・・・しかしまあ・・・これで楽になるで・・・心配せんでええで・・・任せとき・・・、ところで、私らを呼んでくれた○○さんやが・・・あんた、命、取るつもりやったな?」、と聞いてみたな・・・。

 「斜め下を向いて・・・それらしい返事をしたわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。

 「まあ・・・それは解らん事は無いが・・・悪い事をしたと思ってこの場を作ってくれたのは○○さんやからな・・・其処は解ってやって欲しい・・・ところでや・・・あんた、今からどうする?・・・どうする言うても、あんたを此処で祀る訳にも行かんし・・・それは自分で決めてくれ・・・あんたは社長を捕まえとるし・・・あんたはあんたの考えが有ると思うので、私らは釜を焚くだけにするわ・・・それとや・・・社長やが、実はこの釜で上に上げる表白も考えて来とったんや・・・しかしそれを読むのは止めるわ・・・あんたに失礼やし、あんたに気の毒や・・・社長の事もあんたが好きな様にしたらええ・・・私らは釜を焚くだけにするわ・・・」、と伝えたな・・・。

 「あんた・・・聞くが・・・
あんたは主(ぬし)か?」、と聞いたら・・・うなづいたな・・・。

 ・・・と言うのは、
普通の巳神の場合・・・もうこの段階では殆どの場合白蛇の形を取るはずやが・・・まだ姿が変わらんという事は・・・相当な神霊やと思ったな・・・。

 この神霊に対する表白は・・・この神霊が在ったからこその会社の繁栄を、何も解らん社長やその家族(やから)の無知を責めた内容にしたな・・・それと、祈祷の場を作ってくれた○○さんを許してやって欲しい・・・という事も嘆願したな・・・。

 「どや・。どんな感じや・・・この巳さん?」、と聞いたら・・・、「普通に前を見てるだけやけど・・・トカゲの様な顔だけが出てるだけ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。

 「普通、此処まで来たら・・・
何からの表情の変化が見えて来るが・・・あかんか・・・普通の巳さんとは違うな、やっぱり」、と思ったな・・・。

 釜は極普通の音で、普通の勢いで鳴ったな・・・「まあ、こんなもんで良い」、と思ったな・・・。

 「どや?。巳さん・・・どうなった?」、と聞いたら・・・、「釜が鳴りかけたらスッと消えてしまったわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。

 スッと・・・の意味やが・・・ス〜ッではないんやな・・・大きな神霊の消え方やが・・・スッ・・・にも力が有るんやな・・・迫力があるんやな・・・、まあ、経験を積まんと解らんと思う・・・。

 「地神さん・・・これでええんか?」、と聞いたら・・・「うなづいてるわ・・・」、と嫁さんが言ったな・・・。

 「どや?。もう何も見えへんか・・・」、と聞いたら・・・、「何も見えない」、と嫁さんが言ったな・・・。

 これで長年に渡りタンスの上が仏壇代わりになっていたがスッキリした・・・。

 線香立て・・・ロウソク立て・・・凛の状態を見ると・・・長年使って来た古さが出てるな・・・。

 小学低学年の生徒が作った様な金色の紙を貼って、何や分らん事が書いてある屏風も・・・何もかも捨てて・・・スッキリしたな・・・。

 他人を祀れと言われて祀ったり・・・親戚中の名前を書いて供養したり・・・こんなアホみたいな事を言う方も言う方やが・・・聞く方も聞く方や・・・もっと賢くならなあかん・・・。

 こんなもんを祀って来た十何年間やが・・・こんな事をしてなかったら・・・こんなものが無かったら・・・この方・・・もっと良い方に人生が開けて行ったはずや・・・。

 もっと賢くなってやないとあかん。

 
 *御詫び

 肝心の祈祷時の始終の場面ですが、妻の記憶が全く無くなっています

 祈祷を依頼されたこの家の方の事も、妻は殆ど記憶にないと言います。

 前にも書きましたが、
大きな神霊と接した時、その場面の記憶を消してしまう事は偶に有る事です。

 申し訳ないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





 



鳴釜神事の実際と考察