相談中に見せられたもの   2
(毎日、様々な相談を受けますが、来訪又は電話での相談中に出現したものを、随時搭載していきます)
ある方の相談中に、偶々その方のお姉さんの話になりました。4〜5ヶ月前から体調を悪くし、病名は「血小板減少症」というそうです。以前、この方のお姉さんの家に地神様の勧請に行った事があります。それにより、息子さんの難病は完治しています。
 私はこの方に、何故その事を早く言ってくれないのですかと言いました。早速、巳神に障りを出してもらいました。



 霊視している妻が、「宝石の様な格好の、硬そうな物が出て来た」、と言います。
 全く分かりませんので、その物を巳神に巻いてもらいました。中から何かが出て来ました。周りの線が消えて、十字の形になりました。黒い点が2箇所に出て来ました。
 分かりませんので、伏見稲荷、白狐様に来てもらい、この物の意味を、もっと詳しく教えて欲しい旨、伝えました。
 棒状の物に黒い点かシミの様な物を見せられます。まだ分かりません。その棒状の物に、竹の節の様な物が出て来ました。その後、棒状の横に記している形になりました。
 宗旨関係の乱れ、と取ります。
 宗旨関係の乱れ(宗旨変え、宗旨は変えなくても、途中で新興宗教の様なものが入った)は分かりましたが、この方の父方なのか、母方なのか分かりません。
 白狐様に、尋ねようとした時、霊視している妻が、「白狐様が、前足で石をかき上げている」、と言います。


私はその方に、石に関係のある職業に過去、又は現在就いている方はいませんか、と尋ねました。
 その方は、母親の実家が、昔は大きな規模で砕石業をしていたが、今は止めている、その母親の実家とも、今は全く付き合いも無い、と言います。
 
この方の母親の実家の宗旨の乱れのお知らせが、今この方のお姉さんの方に周って来ていますが、私から観れば、もう30〜40年位前から影響を与えている様に思います。

 
最初に巳神が見せてくれた宝石の様な物は、白狐様の見せてくれた物と同じ意味をなすのですが、神様によっては、見せてくれる、教えてくれる場面の詳細な部分は、その神様の高低も関係したり、得意分野も有りますので、やはり私の方の程度を高めないと対処仕切れないし、祈祷や相談の種類や内容によっては、一つの神様だけでは無理が有るのも否めません。と言って、それでは沢山の神様と縁を持てば、全てのものに対処出来るのかと言うと、それは全く正反対です。一つの神様を究めて、初めて、全ての神様と縁が持てる様になると思います。

 私の所には、日々様々な内容の相談事が入ります。最初の頃は、私の中に入っている
巳神に、全てを任せて対処していました。その方法しか知りませんでしたし、他のものに頼る考えなど、全く有りませんでした。

 しかし、
相談事によっては、巳神では、もうこれ以上深く前に踏み込めない事柄と縁を持たされる事が有ります。その都度、偶然(本当は偶然ではないのですが)伏見様と縁を持ち、その後、神龍様(龍神)と縁が出来、その後、菩薩様(観音菩薩様)と縁が出来、今に至っています。(このつながりは、この領域を勉強している方なら、お分かりになると思います)

 私の方から、上記した神仏と縁を持ちたいと思った事は全く有りませんし、
上記した神仏を御呼びする時も、全て巳神を介して御呼びします。私が単独で御呼びしても、全く反応は有りません。


   


●この方は、「鳴釜神事による、解体建立の祈祷時に出て来たもの」の製陶所の社長さんです。会社は忙しい状態です。この家には伏見稲荷様が御祀りされていますが、正式に御霊分けをされた神様ではありません。
 少し前に、電話で社長さんとお話した時に、今は伏見稲荷の御札を御祀りしていますが、もっと強い稲荷様を、伏見様から御迎えしたいのと、そうすれば、今御祀りしている稲荷様に対し、失礼にあたらないのか、という相談を受けました。
 早速この家の伏見様を御呼びし、その旨を話しますと、楽しそうに姿を見せ、何も支障は無いと言います。嬉しそうにしています。この家の巳神にしても、稲荷様にしても、何時御呼びしても、良い状態で姿を見せます。
 この社長さんが、次の日曜日に伏見大社に御霊勧請に行く予定だと言われるので、私は伏見稲荷、白狐様を御呼びし、その旨を伝えようと御呼びしましたが
全く姿を見せてくれません。
 次の日曜日は来るな、という意味です。
私はその意味を社長さんに告げ、良い日を選び伝えました。
 私が伝えた日の前夜に、社長さんから電話が有りました。明日、伏見大社に行きますと言われるので、その場で、
白狐様を呼びました。霊視している妻が、「その前から来てるよ」、と言います。白狐様は満足な表情をしています。
 霊視している妻が笑い出しました。「白狐様の他に、もう二匹、普通の稲荷さんが見えて、嬉しそうに踊ってる」、「それも、金の扇子を持って踊ってる」、と言います。
 私は、「う〜ん、ほんまかいな」、「嘘やろ」、と聞きましたが、「踊ってるんやから、しょうがない」、と妻が言います。
 私は社長さんに、この場面を話し、最近伏見稲荷様に何かしたのですか、と聞いた所、昨日伏見大社から、本宮祭の案内が来たので、今朝、妻が一万円を送った。と言われます。
 これで分かりました。
 分からない方(殆んどの方には)には、冗談で嘘の様に思われるかも知れませんが・・・・・。


 
 私は、この会社の事を何度も聞いているのですが、白狐様に、この会社の将来を聞いてみました。
 金の、三日月形のお皿に、金の玉が乗っています。商売は順調に行く、という意味です。
 又、この社長さんが、明日伏見大社に行ったら、どんな神様と縁が有るのですか、と尋ねられるので、その旨を白狐様に伝え、この社長さんに合う神様と縁を付けてあげてくださいと頼みました。
 あくる日の夜、社長さんから電話が有り、どんな稲荷様が家に来られたのですかと聞かれるので、白狐様を介し、この家の稲荷様を御呼びしました。
 社長さん夫婦にぴったりの、少し大人しい、少し下半身の大きな稲荷様が姿を見せました。


   


●40代後半の女性が再婚して、男性の家族と同居していますが、前妻の子供(20代、男性)が全く話をしてくれないし、再婚先は、大きな田畑が有るが、畑仕事の経験が無いので、手伝いも出来ない為に孤立している状況だといいます。
 今の主人は、後2〜3年で定年退職になるが、今の時点で止めても良いと言っているとの事。この女性の故郷は九州で、両親は亡くなっているが、住める家は有ると言います。
 今の主人と二人で、此方の家屋敷、田畑を息子に譲り、自分の実家に帰って生活をやって行けるか、という相談です。


 
二つの駒が仲良く回っています。
 この婦人が、どの様な経緯で、この家に入ったのかは推測できますが、神様から観れば、この婦人の選択が正しいのでしょう。


  



鳴釜神事の実際と考察
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