平成26年7月28日・我が家の仏壇の前で
 7月28日は親父の命日(祥月命日)です。

 その前の日はお袋の祥月命日でした。

 こんな仕事をしているのに、親父やお袋が亡くなってから何年経つやら、誠にいい加減なもんです。

 その前の日の7月27日(日)は、祈祷先とは全く関係のない仏様を上げさせて頂いたというのに、自分の方の御先祖様に対しては手抜きそのものです。

 跡を取ってる兄貴夫婦は、お金の事については小まめに動きますが、仏事などは「ほっとけさん」で、お袋の三回忌の後、全く連絡もありません。

 多分、去年が親父の33回忌だったと思います。

 勿論、我が家の仏壇には毎朝手を合わせてはいるのですが、この頃は短いお経を上げるだけの、手抜きそのものです。

 7月28日の朝、妻が起きて来るのを待って、二人で「正信偈」、を上げました。

 淡々と上げました。

 「正信偈」が終わって・・・、「一回、呼んでみようか・・」、という事になりました。

 私、「親父、どや、元気か。一回姿、見せてくれるか」、「お袋、姿、見せてくれるか」、「おばあちゃん、元気か。久しぶりに、姿、見せてくれるか」、と仏壇に話かけました。

 内心、「絶対、姿を見せてくれという訳やないんやで・・・」、という事を頭で考えながら、仏壇に話しかけてみました。

 私、「どや?。出んやろ?」。
 
 妻、「お父さん、出とってや」、と言います。

 内心、「そうか・・・・、出たか・・・・・」、と思いました。

 私、「親父、元気かいな?。久しぶりやな・・・」、・・・・まさか、出るとは思いませんでしたから、他には何も言いませんでした。

 妻、「お母さんもその上に出とってやわ」。

 内心、「お袋もかいな・・・・」、と思いました。

 私、「お袋、どや、元気にしとったか?」、・・・・・、まさか、出て来るとは思いませんでしたので、何も言いませんでした。

 妻、「おばあちゃんがその下に出て来てあったわ」、と言います。

 正直、「おばあちゃん、来てくれたんか・・・」、と嬉しく思いましたが、「元気か?。どないしとるん(どうしていますか)」、としか、他に何も言いませんでした。

 私、「どんな形で出てるんや?」、と妻に聞きました。

 妻、「・・・・丁度、蝋燭の炎の中に顔が出てる感じやわ・・・。その炎の色は白やわ・・・」、と言います。

 「蝋燭の炎の中にか・・・・」、と思いました。



 妻、「良い顔してるわ、お父さんも、お母さんも、おばあちゃんも、皆、良い顔してるわ」、と言います。

 「良い顔してるか・・・・、そうか・・・・」、と思いました。

 私、「親父、お袋、おばあちゃん、まあ、こっちは孫も二人、順調に行ってるので、まあまあやな・・・。どや、あんたら、不足は無いか?」、と聞いてみました。

 妻、「何も言うてないわ」、と言います。

 私、「どや?。○○(兄貴の住所)の事やけど、全く祀ってないやろ。どないなっとるんや」、と伝えました。

 妻、「Vの形が下に続けて五つ程出て来たけど・・・・・」、と言います。

 私、「Vの形・・ってか・・・・。地神さん、それ仏さんやろ。仏さんが五体という意味やろ?」、と聞いてみました。

 妻、「うなずいてあったわ」、と言います。

 この意味は、此処では書きません。

 私もいい加減なもんで、年12回の月命日の日も、先ず殆ど忘れています。

 そして月命日の日でも、この様に親父を呼んでみた事はありません。

 偶々、お盆が近いから呼んでみただけで、そして呼んだら出て来たという事だけなのですが・・・、このVの形だけは少し気になります。

 地神様には再度聞きなおしましたが、何も教えてはくれませんでした。

 私は解っているんですが・・・・・・、又その内、その意味が表に出て解る事になるでしょう。


 注;一番上、左がお袋。その下、右側が親父。一番下の大きく出ているのが祖母です。














 

 

 

 
鳴釜神事の実際と考察
ふたりごと、たまに、ふたりごと・・番外