レイアウト製作記
〜ご注意〜
このサイトが紹介した方法により、何らかの形で破損や不具合が発生しても責任は負いません。メーカー、鉄道会社とも関係がありませんので、製作はお客様の自己責任で行って下さい。
 ■ 線路を敷く B
カントをつける
前回は線路を並べてみただけでしたが、ちゆうさんの熱い希望により、曲線線路にカントをつけることにしました。

カントとは…列車が曲線線路を通過するときに遠心力が働くので、平らなまま曲線線路を敷くと転倒してしまいます。 そこで、曲線線路の外側のレールを内側のレールよりも高さを高くしてあげて、転倒すのを防ぐのです。
この時の、内側と外側のレールの高さの差をカントというのです。
ちなみカントの量は、外側の線路ほど少ないです。
色々なサイトを見ていると、線路の下にはプラ板を挟んでいる方が多いようですが、 プラ板を用意していなかったので、不要になったレールを短く切って挟むことにしました。
写真のようにレールを寝かせた状態で挟むと、高さは約1.5mm、立たせた状態では約2.0mmになりました。
かなりオーバースケールになりますが、遠くから見ても傾いているのが分かることを最優先しました。
挟み終わったので試しに車両を載せてみました。すごくいい感じですw。しかもこんな簡単にできるとは… 案ずるより生むが易しとはこのことを言うのかなと実感させられました。

P.S レールのつなぎ目に、段差やねじれがないように気をつけてください。
同じ場所を違うアングルから撮ってみました。
う〜ん、リアルです!惚れ惚れします。
あまりにかっこいいので、顔がずっとニヤニヤしていました。
管理人一押しの場所です。勾配を上がりながらのS字カーブ…最高です!
もうすぐこの場所で、新幹線が上を交差していくので今とは違う風景になるので、楽しみです。
試運転してみました。スムーズに通過していきます。うぅぉぉぉっ!と思わず声を上げてしまいました。 S字カーブではカントのおかげで、電車がいい具合にねじれています。
リアルすぎて、ニヤついた顔が元に戻りません!
いよいよ
街並みを考え始めることにしました。適当に紙を使ってイメージ作りをしていきます。
とりあえず、グレーの紙で道路の位置を決めました。駅前通りと線路をオーバークロスするバイパス道路を作っていきます。
この駅は当初の予定より大きく変わりまして、私鉄線に加え、郊外路線と新幹線が乗り入れる大型の駅になりました。
左から私鉄線(1面2線)、郊外路線(2面4線)、新幹線(2面4線)となります。
新幹線の駅の右側の地面には、グレーの画用紙を貼って下地にしています。
とりあえず近くにあったストラクチャーを並べて、イメージ作りをしていきます。
数が全然足りないので、これから何とかして調達しなくてはいけません。
駅前通りです。直線よりも少し曲げた方がリアルに見えます。
本日のHO
大外回りの路線を複線にすべく工事中です。

今回は、阪急電車です。
左2つと1番右の電車は2300系。会長のお知り合いの方にいただきました。真ん中とその右側の車両は、P-6形と呼ばれる100系車両です。 すべて紙から作られています。紙から作られたなんて信じられないほど、すごい迫力があります。
違うアングルから。昭和40年代っていったところでしょうか!?このころの車両はクーラーを積んでいないので(もちろんですが…)、 屋根がすっきりしているので、個人的には結構好きです。
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