THE BYRDS — 霧の5次元(Fifth Dimension)

THE BYRDS(バーズ)の3枚目のアルバム『霧の5次元(Fifth Dimension)』について。
デヴィッド・クロスビーやクリス・ヒルマンが在籍していた時期の重要作を振り返ります。

THE BYRDS 霧の5次元 ジャケット
邦題は「霧の5次元」。ボーナストラック6曲を含むリイシュー盤も存在。

バーズの3枚目のアルバムで、まだデヴィッド・クロスビーもクリス・ヒルマンも在籍している。 当時はまだアイドル的な路線が強く、全体的にポップな印象を残す作品である。

バーズは何度聴いても演奏が上手いとは言いがたい。
だがそのコーラスワークは見事で、多少の演奏の粗さを補って余りある。 ハーモニーの美しさが、彼らの音楽の核となっている。

THE BYRDS 霧の5次元 裏面
この頃のバーズにはまだアイドル的な雰囲気が残る。

この次のアルバムで第一期バーズは終わりを迎えるが、
本作の中でもすでにメンバーがそれぞれ別の方向を見始めていることが感じ取れる。

1枚目・2枚目では必ずボブ・ディランのカヴァーを収録していたが、
この『霧の5次元』にはそれが含まれていない。
初期バーズにとってディラン曲は軸のような存在だったため、 どこか焦点の定まらなさを感じるのはそのせいかもしれない。

THE BYRDS Fifth Dimension
4枚目までの中では、やや異質な印象を残すアルバム。

結果的に、4枚目までのアルバムの中で唯一「聴き方に違和感を覚える」一枚となった。
だが、その試行錯誤こそが次の時代への橋渡しでもある。

THE BYRDS Fifth Dimension
THE BYRDS — Fifth Dimension(霧の5次元)

1966年発表。サイケデリックへの移行を感じさせる過渡期の作品。

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THE BYRDS Fifth Dimension
THE BYRDS — Fifth Dimension(霧の5次元)レコード

1966年発表。サイケデリックへの移行を感じさせる過渡期の作品。

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