ロンドン(London)



ロンドン橋〜♪



6月1日(土)

ねじきです。
今回の旅行は無謀にも各自現地集合なので、一人寂しく成田空港へ。

ヴァージン・アトランティック航空の直行便で日本からは12時間のフライト。
全席モニター付きでアメニティもあって良いのですが、唯一難点だったのが食料の少なさ!3度の食事は味はまあまともだったけど量がそれほど多くない。外人はあれで足りてたんだろうか?
それ以外はお夜食?代わりのマフィンのみ。空腹に耐えかねて何かもらいにいってもマフィンの残りしかなかった(T_T)
エコノミー症候群対策なのか飲み物はまめに配ってたんだけどな。

そしてヒースロー空港到着。

入国審査官:How long will you be staying in London ?
ねじき:え???ええ????
入国審査官:How long do you stay in London ?
ねじき:????????

しばらく考えた後
入国審査官:ロンドンニハナンイチイマスカ
ねじき:
(え?ロンドン?ロンドンにはそんなに居ないんだよな)え、えと2日?

滅茶苦茶呆れた顔をされて、もういいからみたいな身振りで追い出されてしまった。
入国審査で駄目駄目な日本人ぶりを発揮し審査官呆れられながらイギリス入国。

現地集合とはいえ空港にPi-子さんの迎えはありません。Pi-子さんはちょうど学校が終了したところで未だ田舎にいてロンドン着は明日。
そう明日の夕方まで合流できないのです。
今更ながらロンドンぐらいと高をくくっていたことをちょっと後悔。
しかし開き直ってホテルまで着いちまえばこっちのもんさと思い直し地下鉄へむかう。

ターミナル1から4まで延々と歩きやっと地下鉄の乗り場へ。あー疲れた(汗)
さて切符を買おうかとウロウロしていると、奥の方から警官がやってきて乗ろうとしていた人達を追い出し始めたのです。
何の説明も一切無く(あっても解らなかったけど)入り口を閉鎖してしまいました。

仕方なく別の交通手段を探すことに、タクシー・・・は高いし、バス・・・は降りるところが判らない。
残るは英国鉄道/BR(日本の成田エキスプレスと同じようなもんが走っています)か高いけどしようが無いね。
パディントン駅まで所要時間15分で£12(2000円強)ううう・・・高すぎだ!。
パディントン駅はターミナル駅で地下鉄が4路線走っていて、ここから地下鉄へ乗り換えてサウス・ケンジントンまで乗り換え無しに着く・・・はずだったんだけどな。
同じホームに2路線さらに行き先が違うのまであって、つい来た電車に乗り込んだら案の定全然違う方向!
そうしてグルグルと見当違いの電車に乗り継ぎながら、結局2時間近くかけて目的地へ。

本日の御宿はねじきの希望で古い邸宅を改装したプチホテル"The Gallery"へ。
自然史博物館近くの高級住宅地に近い閑静なところ。
外観も邸宅そのままなので一見ホテルに見えない。(これが翌日Pi-子さんとの待ち合わせに問題を起こすことになったりするのですが。)
お部屋は値段そのままにきれいで豪華!シングルなので狭かったけど。次に泊まる機会があったら ツインをシングルユースしようという野望(?)を抱いたのです。(だってPi-子とnogiは高すぎといってたから)

夕食は近場のハロッズ・・・ではなくやはり定番マクドナルド(涙)
超高級デパートのデパ地下(地下じゃないけど)はやはり超高級でした。

6月2日(日)

Pi-子さんとの合流は夕方だから1人で観光。ベタベタな観光地なら大丈夫だろう、ということでPi-子さん達が行きたがらない所へGO。

ロンドン名物バッキンガム宮殿の衛兵パレード
地下鉄ナイツ・ブリッジ駅から降りたところから警察が沢山待機していてやはり9.11以降は何処も警備は厳しいのね、と思ってたんだけどそれだけでは無く翌日に控えた大イベント「エリザベス女王の在位50周年式典」のためだったみたい。
4月中旬から8月末までは毎日11時からやっているのだけど、10時半ごろに着いたときは結構な人だかり。
正面門の前で観光客の子供(どう見ても小中学生)に囲まれながら待っていると騎馬警察のお姐さんが馬を触らせてくれたけど、もしかして又子供に間違われててのかな・・・
この日の気温30℃皆さんご苦労様です。

パレードの後セント・ジェームス公園でフィッシュ&チップス屋を発見したので昼食。
大きなトレイに30cmぐらいの巨大なフリッター(?)と山盛りのポテト。ケチャップとビネガーを大量にかけないとだめだと聞いていたんでこころもち大目に掛けて食べ始めたけど、3分の1位で油っぽさに胸焼けが・・・
もう一度ケチャップとビネガーを大量に掛け食べ進めたけど、4分の1を残してギブアップ。
初夏の公園の芝生の上で、ロケーションは最高なのに・・・おいしいランチが食べたかったな・・・


お次はロンドン塔へ。
怪談の宝庫、幽霊等話題が事欠かないロンドン塔ですが、霊感ナッシングのねじきには全くなにも無かったです。まあ、事故多発地帯、病院、火葬場、墓地の怪談4点セットの近所にxx年住んでいながら一度も見たこと無いしな。
昔「ぎ○あ○こ」の霊感スポット巡り海外特番で、「ここで処刑された人がいます」と指して泣いていた場所があって、スタジオに いた芸能人一同「おおっ、さすがぎ○あ○こさんは分かるんですね!!」と驚愕していたけど、そこにはちゃんと説明の看板が・・・まあ演出は必要だしね。
見所は王家の秘宝。王冠や王勺などが展示してありました。

処刑場所 ほら、看板が・・・

ガイドのおじさん

ビックベン&ウエストミンスター寺院



(ここからPi-子)
2ヶ月ぶりのロンドン(2ヶ月前の空港からそのままペイントンへ直行)
駅から街へ出て最初に思ったこと・・・人も車もいっぱいで怖いよぅ・・・

2ヶ月の田舎暮らし、最近ではトーキーですら「わ〜、都会だ〜」と思うようになっていたので、ロンドンなんて、超超超大都会!
すっかり「田舎のネズミ」に成り果てていた。

と・・・とりあえず、早く宿に行って荷物を降ろしたい。
恐る恐るロンドンの街へ足を踏み入れる。
こんなことで「東京」に復活できるんだろうか・・・不安だ。

予約しておいたヴィクトリア・ステーションの近くの宿へ。
見るからにリーズナブルなお宿が軒を連ねているが、どれだ?・・・あ、あった、あそこだ。

ピンポーン
呼び鈴を鳴らすが、応答なし。

・・・う〜ん、どうしよう・・・

途方に暮れていると
???:こっち、こっち。
手招きしている男性がいた。

「もしかして、客引き?」と思いながら、恐る恐る行ってみる。
Pi-子:私、そこのホテルに予約を入れていて・・・
ホテルの従業員:受付はここ。

この辺って何件ものB&Bがあるように見えるんだけど、おそらく経営者が同じなのね。

部屋のカギを渡され、何件かあるB&Bのうちの1件に入る。
5F・・・だけど、エレベーターなしなのね。

部屋に入るとそれが最上階で、天井が斜めになっている。
いいな〜、こうゆのって「アルプスの少女ハイジ」の天井裏の部屋みたいだ。

しかし、部屋自体はとても狭く、ベッドもダブルだったけど、イギリス人が寝たらはみだしちゃうんじゃないか、と思うぐらい小さい。
それに最上階だから、ちょっと暑いのよね・・・。
部屋を代えてもらうことを考えたが、もう一度荷物を担いで受付まで行く気・・・ナッシング!
部屋の大きさなんてそう変わらないだろうし〜、一晩だし〜、ハイジだし〜、まぁいいや。

身軽になって、街へ出る。
今回はねじきが海外でも使える携帯電話をレンタルしてきたので、電話してみるか。

ヴィクトリア・コーチ(バス)・ステーションが近かったので、そこの公衆電話からかける、が・・・
受話器を取って、お金を入れたのに、ツーツーとかプ〜という音が全然しない。
?????
怖そうなお兄さん:Excuse me
突然、かなりごっつい、目つきの悪いお兄さんに声をかけられた。

怖いよっ、これだから都会は怖いのよ〜(!?)

怖そうなお兄さん:そこの電話は壊れていますよ
・・・親切な人だった。
お金を入れる前に行ってくれれば、もっと親切だったのだが・・・

Pi-子:あ・・・ありがとうございます。
顔は怖いけど、親切なお兄さんにお礼を言って、違う電話でもう一度かけてみる。
「ポーン、この電話番号は現在使われておりません」

え〜と、番号間違えちゃったかな?
もう一度かけてみるが、やはり繋がらず。

試しに市外局番をぬかしてかけてみる。
「本日は休業しております。営業時間は月曜日から金曜日まで9:00〜17:00。御用の方は・・・」
どこかのお店か会社にかかったようだ。

何度電話しても間違い電話か繋がらない・・・連絡してきた電話番号が違うのかな?
いいや、後でねじきの宿泊していたホテルへ行こう。
もし電話が繋がらなかったら、ねじきが前日宿泊したホテルで16時に会おう、という約束をしていたのです。

現在15時ちょい前か。どこかへ行くのも中途半端だし、16時にはまだ早いし、どうしようかな。
そういえば「ヴィクトリア・コーチ(バス)・ステーション」の近くにインターネット・カフェがあるって「地球の○い方」に載ってたから行ってみようかな。
うろうろするが全く見つからず。それに、この辺ちょっと汚い(治安悪げ)

もしかして・・・いや、まさか・・・でもあり得るな・・・
ちょっと躊躇したけど、ヴィクトリア・ステーション(鉄道&地下鉄)へ行き、路線バス乗り場の近くをうろつくと・・・

ビ・ン・ゴ

オレンジ色の「easyIinternetcafe」の目立つ看板・・・あったよ、ここだよ。
店内に入ると明るく清潔で、値段も安い(1ポンド=30分 時間帯によって値段は違うかも)さらにここ24時間営業なんですよね(便利)。

しばらくインターネット&メールを書いてから、ちょっと遅れて待ち合わせの場所(ねじきが前日宿泊したホテル)へ。 「この辺」というのはわかっていたのだけど・・・どこだ?

ホテルなんだから分かりやすいだろうと思っていたのだけど、この街の雰囲気は「高級住宅街」ホテルなんだか住居なんだか分かりません。
周辺を2周して・・・もう1周して分からなかったら、角のカジノの前に立っているこわもて風お兄さん(ボディガードか見張り)にでも聞いてみるかな、怖いけど他に歩いている人もいないし。

そう思ってふと横を見ると、ありました "The Gallery"



(ここから再びねじき)
ホテルのロビーで待つことしばし。
今回は現地集合なのでいざというときに連絡が取れるよう携帯をレンタルしていたので、遅れるなら連絡が来るだろうと思い 携帯片手に待ってたのですが、1時間経っても連絡もなし。
ロビーと外を往復していると(ねじきの姿全然見なかったぞ! by Pi-子)遠くのほうから小さい影が・・・

ねじき:Pi-子さん遅いよ!
Pi-子:
(むかっ!)このホテル全然気付かなかったよ!この周りず〜〜とグルグルしちゃったじゃん!
ねじき:携帯は?全然繋ってこなかったよ。
Pi-子:何度掛けても繋がんないんだけど?
ねじき:え〜??おかしいな??
(ガサガサと説明書を読み出す)・・・・・ぁ!ゴメン、局番が違うや。イギリスにいるから「国際」じゃなくて「国内」になるんだ。

怒りのげんこつ ( -_-)=○()゜O゜)☆

Pi-子:・・・後でnogiにも連絡しておかないとね。

何とか無事合流できたので、本日の御宿へ。
ねじき:なんかこう、極端から極端のようなんだけど・・・
Pi-子:これでも予算ぎりぎりなんだよ。やっぱ都会は物価が高いんだよ!


本日の御宿はヴィクトリア駅徒歩7.8分のホテルシャワー・トイレ共同のダブル。5F エレベーターなし

(ねじき&Pi-子)


ねじき初日のお宿:  The Gallery
2日目のお宿:  HOLLY HOUSE HOTEL(日本語)