シュトゥットガルド(Stuttgart)

Canstatter Volksfest (カンシュタット祭)

ハイデルベルクを出発した後、さんざん道に迷い・・・
結局、うまくアウトバーンに乗れたのは、出発から3時間後ぐらいでした。

Pi-子:アウトバーンでかっとばしていけば、シュトゥットガルドまで3時間だと思ったのに、10:30にハイデルベルクを出発して、現在13:00過ぎ。距離はあと半分ぐらいか・・・う〜ん・・・ぶつぶつ・・・。

実は、Pi−子、シュトゥットガルドのメルセデス・ベンツ博物館に行きたくて、あせっていたのです。
Pi−子にはたっちゃん(4歳)という車大好きの甥っ子がいて、その子のお土産は「ベンツ博物館でしか売っていないという幻のベンツのミニカー(?)」と心に決めていたからであります。


車はその後、順調にシュトゥットガルドに向かって走り(方向さえ間違わなければ、順調だったんだよね・・・)、1時間後にはシュトゥットガルド郊外着。しかし・・・
「いい感じじゃないですか!?」(Pi-子)と、思った瞬間・・・あれれ、大渋滞だ・・・。
 Pi-子、この辺から、イライラくんに・・・゛(`ヘ´#)



しかし、nogiのがんばりもあり(その間、ねじきは後ろで寝ていた)、15:30にホテル着。
閉館は17:00なので、よゆーじゃん!
・・・などと、言ってはいけません。 ヨーロッパの博物館は17:00閉館と言ったら、17:00に従業員が帰る時間ということ。
となると、遅くとも、16:00には入館しなければいけません。

部屋でくつろぐ間もなく・・・
Pi-子:さ、ベンツ博物館へ出発するよ!

nogi:Pi-子、博物館の行き方、分かるの?
Pi-子:う〜、よく分からないから、フロントで聞こうと思ってる。

(フロントにて) Pi-子:すいませ〜ん!
フロントのおっちゃん(以下おっちゃん):はい、何か?
Pi-子:メルセデスベンツ・博物館に行きたいんですけど、どうやって行けばいいですか?
おっちゃん:ちょっと、待ってね。

(がさがさ・・・おっちゃんが地図をくれた。) おっちゃん:車? それとも電車?
Pi-子:電車で。
(市街地を車で走るのはちょっと怖いから)
おっちゃん:ホテルから徒歩10分ぐらいのところに駅があるんだ。そこから電車に乗って「Gottlieb-Daimler-Station」駅、下車だよ。
Pi-子:ありがとう!
(すぐに出ようとしている)
おっちゃん:あ、それからね・・・
Pi-子:はい?
(さっさと出たい)
おっちゃん:今、メルセデス・ベンツ博物館の一つ手前の駅で、ビール祭りやってるんだ。
Pi-子:は?
(Pi-子、あせりモード)
おっちゃん: カンシュタット祭(Cannstatter Volksfest)と言って、オクトーバー・フェスト(ミュンヘンのビール祭り)に次ぐ、ドイツで2番目に大きいビール祭りなんだよ。
そこのビールがうまくて・・・
(ビールと食べ物の話が続く)
Pi-子:・・・(完全にあせり&いらいらモード)
おっちゃん: あ、それから、車はホテルの裏の車庫に入れておいてね。
Pi-子:(そそそんなぁ、正面に置いておいちゃいけないの!?・・・と思いつつ)あ・・・ありがとう。そうします。


nogiに車庫入れ頼んで、さっさと出かけるか」とPi-子は思っていたのですが・・・
・・・どうしてか車庫が見つからず。

nogi:ホテルの周り、もう2周ぐらいしてるけど、車庫らしいの見つからないよ・・・。
Pi-子:脇の坂のところを入って・・・って言ってたような・・・。
(おっちゃんとの会話は英語でした。)
ねじき:あ、あそこじゃない?車庫みたいなのあるよ。(と言って、すごーく狭い入り口を指差す。)

nogi、疑いながらも、車を入れようとする。
Pi-子、完全にあせり&いらいらモードで判断力なし。


どががががががががぁぁぁぁぁ・・・・・
(↑車を壁にこすっちゃった音)

げげっ、ヤバいよ!レンタカーなのに・・・。
しかも、ここ、ホテルの駐車場じゃないみたいだ・・・。

nogi:・・・入るのに、こすっちゃったぐらいなのに、どうやって出よう・・・。
(中でUターンできるスペースなし)
ねじき:バックで出るしかないじゃん。(あっさり)

Pi-子&nogi:むかっっっ! (-_-#)×2
(↑怒りのレッド)
ね〜じ〜き〜、あっさり言うなよ! バックでまっすぐ出るの、難しいんだぞ! これだから、無免許はぁ・・・。

(Pi-子)