(G) アメリカ グランドキャニオンの旅
(2016/8/2-5  レンタカー [Totota-カムリ] 1600Km

早朝Buffalo-Lasvegasへ飛行機、ベガスにてレンタカー
Lasvegas ラスベガス
Grand Canyon(South Rim) グランドキャニオン(南壁)☆
Sedona セドナ
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Hoesshoe bend (馬蹄形 流れ)
Antelope Canyon アンテロープキャニオン
Grand Canyon(North Rim) グランドキャニオン(北壁)☆
Lasvegas ラスベガス
Vegasからバッファローへ(直行便)深夜着  ☆印=泊
今回はベースキャンプのバッファローから早朝飛行機でラスベガスに直行便で飛び、時差3時間あるのでベガス着は朝の9時、最後の日もベガスを夕方に出て直行便でバッファローに深夜到着。フルに3泊4日間の行程。
ベガスーグランドキャニオン(南壁)ーセドナーページ(アンテロープキャニオン)ーグランドキャニオン(北壁)それぞれの間は3~5時間のドライブ。車はシーズンでは合ったが、さすがに広いアメリカすいすいと走れた。ただ同じ景色、少ない車 砂漠の道なので退屈。 ドライバーは娘夫婦との旅だったので娘婿と二人で交代したので良かったが、一人では眠くなるかも。それぞれの景色は雄大且つ刺激的。
道は広く空いているが、制限速度は75マイル(120Km)を超える事は無く、ほとんどが65マイル(約100Km)なので、ドライブ平均では80Kmから90Km。少しもどかしいかも。 ヨーロッパの様に飛ばす車は非常に少ない。

[グランドキャニオン 南壁]

ラスベガスからすぐにハイウェイで、約5時間のドライブ。 渓谷と言うから大きな山脈をイメージするが、走れども走れども道は真っ平ら、砂漠の道を走り続ける。

 ロッジに入り、早速バスに乗りビューポイントへ。 渓谷は平地に流れる大きな川が浸食して岩の割れ目を流れ、深い谷を形成。 眺めは雄大で、足下から深くえぐられた底をコロラド川が流れているが、川は霞んで細くて見えにくい。それ程深い

 渓谷に出っ張ったビューポイントにはかろうじて柵はあるが、それ以外は沿って歩く道のすぐ横は深い深い渓谷。 転落事故も有り
 場所を変えながら渓谷の変化する景色を見つめることになるが、飽きない眺めで雄大さに圧倒される
 向こうに見える山の頂のような、しかし真っ平らな面が所謂地上。そこから下に渓谷が広がる。


 南壁が一般的な観光地で、珍しい景色の見えるビューポイントが数カ所有り、巡回バスがそれぞれを結んで夕方日の入りまで運行されている。トレッキングが出来る道もある。
 日中の気温は30度を超えていたが、乾燥しているので汗ばむことも少なく風があるので夕方は少しひんやり。
[セドナ]

 グランドキャニオンから2時間ほど南下したところにあるアリゾナ州にある、変わった形の砂岩の岩が林立する地帯。
 ネイティブアメリカンの聖地でも有ったので、パワースポットが有るとも言われている
地磁気が強いとも言われているのでそれを目当てに訪れる人も多いとか

 数本のトレイルが有り、短い物で4,5時間。 時間が無かったので途中まで往復3時間のハイキング。
 道は砂岩の石畳風の石だらけと真っ赤な土色の道。

[ホースシュー ベンド]
 川が大きく蛇行し馬蹄形に、それが珍しい。猛暑のなか砂丘を30分ぐらい歩いて行くが、絶対見るべきかは?ただ眼下の渓谷には足がすくむ。
[アンテロープ
 キャニオン]


 ナバホ族の土地にある峡谷で、街から牛を運ぶようなトラックに乗り、砂漠のなかをがたがたと飛び揺られて30分、峡谷に着く。

 アンテロープの谷に降るモンスーンの雨が土砂流となって狭い割れ目に突入し浸食、風による浸食も加わり、狭い通路のような峡谷の内部の壁は不思議な模様を作っている。

 立ち位置と光の加減で微妙に壁が変化し幻想的な雰囲気になる


 その日の天候と太陽の加減(光の角度、時間)により色も変化すると思われる。

 数年前にも大雨で土砂流となり上流から流された人がこの渓谷の上部から渦のように中へ巻き込まれて亡くなったとか。

[グランドキャニオン北壁]

 ページから西へ100Kmからまっすぐ渓谷に向かって南下、森林の中をひたすら走り100Km。
グランド渓谷の際にたどり着く。
地理的には南壁の真向かいになるがその間には巨大な渓谷が横たわる。

 北壁は観光客も少なく、先端にある受付事務所、レストランなどの共同施設があるロッジは正に絶壁の上に立っている。
 その手前に個々の山小屋風のコテージが沢山。

 ロッジから見下ろす渓谷は真下をのぞき込むことになり、岩壁の際にへばりつくように細い道が散策、ビュースポットになっているが一歩横は崖。

  張り出した岩山や崖の先端には、僅かに踏み込めるスペースが有り、その上に登れば足がすくみ、引きずり込まれるような感覚になる。

 南壁よりも、更に渓谷の中にすっぽり入ったという感覚になる。