(F)トルコ周遊ツアー

                                  2013/5/21-6/1

(1)関空ーイスタンブールへ
(2)イスタンブール-アンカラーカッパドキア
(3)カッパドキア観光ーー気球ツアー
(4)カッパドキアーベルゲーコンヤ
(5)コンヤーアンタルヤ
(6)アンタルヤーパムッカレ
(7)パムッカレーエフェスーイズミール
(8)イズミールーベルガマーチャナッカレ
(9)チャナッカレーイスタンブール
(10)イスタンブール観光
(11)イスタンブール観光
(12)イスタンブールー大阪関空
                             

 トルコ・マチュピチュ・エジプトはツアーでと以前から思っていたところ大阪からの直行という体に楽なツアーを見て参加。 個人旅行も体力が要るものの都合でいつでも休めますがツアーはそうもゆかないので元気なうちにと出発。
 東西文明の交差点にあり4000年の歴史を持つトルコ、ローマ時代・ビザンチン時代・セルジューク朝時代・オスマントルコ時代・現在の共和国。 イスラムでありながらもっとも宗教色の薄い政治体制で近年経済的にも成長してきた国。 イタリア・ギリシャ・イランなどを見た方にはそのどれもが遺跡の中に存在するトルコ。
 修復資金の問題もあり未修復も多いが、逆に古代の息吹を感じられるかもしれない。 
 ツアーの最後の頃から共和国建国の父アタチュルクが打ち立てた政教分離の世俗主義とイスラム派との対立に根ざす紛争が始まった。
 欧米化による文化の変貌と緩やかなイスラムによるそれらへの対抗牽制、どちらが良いのかは難しいところだが貴重な遺跡、遺産を大切にして欲しいし4000年の歴史を持つ文化を大事にして欲しい。

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Ankara
(アンカラ)
アタチュルク霊廟 トルコ共和国創立者アタチュルクの霊廟、彼が政教分離の世俗主義を取り入れたが今の政権はイスラム寄りで世俗派との対立が問題化している。
アナトリア文明博物館 昔の隊商宿、アナトリア文明やヒッタイト王国の遺物が収蔵されている
Cappadocia
(カッパドキア)
気球ツアー 風に左右されるので早朝の晴天微風が条件ゆえに必ず乗れるとは限らないが、まさにスローライフそのもの。 気持ちが良く揺れもほとんど無い快適なツアー。
地下都市カイマクル 地下8階建てにも及ぶ、アフリカ系暴力的イスラムからの迫害を逃れて身を隠した。個々の家の中からの連絡通路で結ばれ、生活に必要な施設が作られている。敵から守るため迷路のようだが、換気が良く気温は快適。
キノコ岩群 火山の噴火によって堆積した溶岩と火山灰が堅さの違う岩が上に残り下が浸食されたためにキノコ状になったもの。 その中に洞窟住居も作られた。
Konya
コンヤ)へ
絨毯工房 メブラーナ教旋回舞踊 スルタンハンの隊商宿 コンヤの神学校
アスペンドス

ペルゲ
経由
Antalya
アンタルヤ)へ
野外ローマ劇場 水道橋 ペルゲの競技場
ペルゲ ローマ・ヘレニズムの遺跡群
Pamukkale
(パムッカレ)
ヒエラポリス 世界遺産、紀元前2世紀頃の古代都市遺跡、アポロ神殿・浴場・野外劇場・などがあり、人口10万人の大都市であった。
石灰棚 温泉の水が作り出した石灰の棚、一部だけ入場・浸かる事が出来る
Efes
(エフェス)
古代都市遺跡群 ギリシャ時代の都市国家遺跡、アゴラ・野外大劇場・神殿・図書館・浴場・トイレ・など当時の生活跡が見られる
Bergana
(ベルガマ)
アクロポリス神殿 紀元前3世紀ヘレニズム文化遺跡、神殿・劇場など。
アスクレピオン ローマ時代の総合医療施設跡、投薬・手術・心理療法まで行っていた。
Troy
(トロイ)
トロイ遺跡 ホメロスの叙事詩で有名なトロイ戦争の舞台、400年の盛衰で各時代ごとに積み上げられ、町が9層にもなっており発掘と見分けが難しくなっている。木馬の話しは第6層の時代。 シュリーマンが掘り出した唯一の宝などは今はロシアに。
Istanbul
(イスタンブール)



トルコ人口の25%
が暮らす大都会
ブルーモスク オスマン帝国時代のイスラム寺院、ミナレット(尖塔)が唯一6本。装飾のタイルのブルーが綺麗ということでブルーモスクになったが、中に入るとそれ程ブルーが際立って居るわけでもない。 17世紀。
アヤソフィア ビザンチン時代に建てられたキリスト教の教会がオスマン帝国時代にモスクに改造されたもの。オスマン帝国は宗教に対しては寛容であったのでそこここに教会の雰囲気が残る。但し偶像崇拝禁止からキリスト関係のモザイクが塗りつぶされた。(今は復元されている)
地下宮殿 宮殿と呼ばれているが、地下貯水施設。 各地の遺跡から柱を転用してきたので、貯水池にしては柱が立派で各時代の様式が混在している。
スレイマニエモスク モスクとしては大きなもので、イスタンブールでは最も美しいといわれるもの
トプカピ宮殿 15世紀、オスマン帝国歴代のスルタンが400年にわたって居城とした。
広大な敷地内の庭園とハレム、博物館など。 ハレムは大奥のようなもので宦官が居り妾、正妻などの部屋は見事なタイルで飾られている。
カーリエ博物館 11世紀のキリスト教会、そのまま残されている。内部のモザイクやフレスコ画はビザンチン美術のすばらしさを表している。
リュステムバシャモスク こぢんまりしたモスクだが、内部のイズニックタイルがすばらしい
エジプシャンバザール 世界2番目、古い地下鉄 ガラタ塔 360度展望 グランドバザール
ボスポラス海峡クルーズ大型船を見ながら海峡をクルーズ、ヨーロッパ側とアジア側を比べながら・・。