P ドイツ&チェコ 
(2007/6/26-7/8) Volvo-50   (全行程レンタカー) 2400Km

「*」マークの街は下に写真があります。クリックしてください
フランクフルト Frankfurt
*ヴュルツブルグ Wurzburg
*バンベルク Bamberg
ニュルンベルク Nurnberg
バイロイト  Bayreuith 
(拡大)
ローゼンハイム Rosenheim
ショーンガウ Schongau
アウグスブルグ Augsburg
テュービンゲン Tubingen
ヘッヒンゲン Hechingen
*ホーエンツォレルン Hohenzollern
フランクフルト Frankfurt
(チェコへ)
*ヘプ Chep
*カルロヴィ・ヴァリ Karlovy Vary
プルゼニュ Plzen
*カルルシュテイン Karlstejn
プラハ Praha
*コノピシュチェ Konopisce
*チェスキー
シュテルンベルク
Cesky Sternberk
*クトナーホラ Kutna Hora
*ゼレナーホラ Zelena Hora
ブルノ Bruno
*トゥシェビッチ Tredic
*テルチ Terc
*フルボカー Hluboka
チェスケー
ブディェヨヴィツェ
Ceske Budejovice
*チェスキークルムロフ Cesky Krumlov
ミュンヘン Munchen
(赤字は宿泊地)1泊2泊3泊以上
今回はフランクフルトから東へ”古城街道”の東半分を通ってヘプからチェコに入りプラハから西南のモラビア地方、西へ移動して南ボヘミア地方を見た後ミュンヘンに出たが、ベルリンからドレスデンを通ってエルベ川沿いに南下してプラハに入るコースも景色が綺麗と言われています。(その時モラビア、ボヘミア地方を見た後北西のカルロヴィヴァリやヘプを訪ねて古城街道を通ってドイツに戻るコースならチェコをほぼ一周巡れます)
 プラハがメインで観光客で溢れているが地方はボヘミア地方を除いて人も少ない。ハンガリーのブタペスト同様歴史的建造物や遺産は首都に集まっている。地方は古城と景色を楽しむことになります。
華やかさを求めるなら首都、ドライブと田舎を見たいのなら地方。こういった過去は栄えても現代はそうでも無い(特に共産圏時代に観光には投資されていない)国はその落差が大きいので別の国を見に行くような感覚で地方を見た方が良い。(善し悪しの問題ではなく、差が大きいと思ってそれぞれを楽しむ気持ちで行きたい。)チェコの人はおとなしく寡黙ではあるが親切で礼儀正しい。過去の豊かな時代の”気持ちの豊かさ”を残しているのかも。
 食事もまずまず。プラハは観光客が多いので季節・時期を選びたいがプラハ(チェコ)・ブタペスト(ハンガリー)は一見の価値はある。但しゆっくり時間を取って”電車利用”と”歩き廻る”事が必要。意外なところに意外なものを見つけたり見られるのが楽しみ。
ミュンヘンからは”アルプス街道”に沿って西へ、ノイシュバインシュタインのあるフュッセンからウルムへ向い、シュバルツバルト(黒い森)めがけて走り、カールスルーヘからフランクフルトに戻った。
  

ヴュルツブルグ

Wurzburg ロマンティック街道の起点 かっては司教領、キリスト教の影響が強い。フランケン・ワインでも有名シーボルト医師の出身のまちでもある
評価

見どころ レジデンツ 司教の権威を誇示した名残の宮殿、バロック様式の建築と天井壁画が見応えがある。神聖ローマの会議も何度か催されている。
マリエンベルク要塞 ケルト人が築いた砦を要塞に作り替えた物、レジデンツが出来るまでは司教が住んでいた
レシ゛テ゛ンツ マリエンヘ゛ルク要塞
 

バンベルク

Bamberg 古城街道の中央 「ユネスコ世界文化遺産優雅で美しい街、千年以上前の建物が多く、第2次大戦でも破壊されなかった町旧市街にはバロックからロココまでの様式美を誇る家並みが見られる
評価
見どころ 大聖堂 バンベルクの騎士像があり、内部は芸術品の展示がある
旧市庁舎とレグニッツ川 15世紀の建物で橋の上に建っている、そばを流れる川も眺めがよい
旧市庁舎 レグニッツ川

チェコに入る
ヘプ

Cheb プラハ西150Km
チェコ西端、ドイツ国境に近い町、歴史的には中欧で最も古いといわれている
評価
見ておきたいところ ヘプ城と周辺の街並み ヘプ城は今は廃墟、旧市街は古い家の町並みが見られる
草むす廃墟になったヘプ城 旧市街の街並み
                

カルロヴィ・ヴァリ

Karlovy Vary ヘプの東50Km チェコ最大規模の温泉保養地飲む温泉が主流だが日本のように入る温泉もある
評価
○+
見ておきたいところ 街並み 保養地らしい高級アパートとホテルが並ぶ
街並み
                

カルルシュテイン

Karlstejn プラハ南西30Km チェコ古城の中でもっも人気が有る城がある町
評価
見ておきたいところ カルルシュテイン城 神聖ローマ皇帝カレル4世の創建による城
カルルシュテイン城
                

コノピシュチェ城

Konopisce プラハ南50Km バロック様式の城、狩猟のコレクションがびっしり、(少し異様)。最後の城主はオーストリーのフランツ皇太子(第一次大戦の切っ掛けになるサラエボで殺された皇太子)が1877年に購入したもの
評価
○+
見ておきたいところ
城へ コノピシュチェ城 庭園
                

チェスキーシュテルンブルク城

Cesky Sternberk プラハ南東80Km 13世紀の建造、石の城で城内はエレガントな調度や家具、凝った壁装飾などが見られる
評価
見ておきたいところ
シュテンブルク城 内部の装飾
家具・調度・コレクション 城からの眺め(田園風景)
                

クトナー・ホラ

Kutna Hora プラハ西50Km その昔、銀の発見で栄えた街、今はひっそり観光客も少ない
評価
見ておきたいところ バルバラ大聖堂 ”飛梁”「フライング・バットレス」が特徴の大聖堂
バルバラ大聖堂
「聖ヤコブ教会」 ヴラシュスキー宮 広場と街並み
                

ゼレナー・ホラ

Zelena Hora 南モラヴィア 「聖ネポムツキー巡礼礼拝堂」があるところ
評価
見ておきたいところ 礼拝堂 王妃の告解をボヘミア王に拷問されても言わなかったネポムツキー司教(プラハカレル橋の8番目に有る最も人気の高い聖人)を祀っている
(拷問にも言わなかった)謂われの内容から、巡礼堂は「舌」のデザインが多い
                

トゥシェビッチ

Tredic テルチの西 世界遺産「トウシェビッチのユダヤ人地区」(橋を挟んで隔離された地区)がある
評価
見ておきたいところ ユダヤ人地区 戦争当時、隔離された地区
ユダヤ人地区 シナゴーグと内部 「聖プロコビウス教会」ユダヤ&キリスト教共存の象徴
                                              

テルチ

Telc 南ボヘミア 小さな町だが16世紀のルネッサンス・ロココ・バロック様式などの建物が残り、何世紀も時間が停まったような街並み
評価
見ておきたいところ 旧市街 当時の市長命令で決められた様式による建築が義務づけられたもの
旧市街ザハリアーシュ広場のかわいらしい建物
テルチ城からの旧市街 テルチ城
                   

フルボカー

Hluboka 南ボヘミア チェスケーブディヴィツエの北4キロに有る
評価
○+
見ておきたいところ フルボカー城 チューダーゴシック様式のチェコで最も美しい城と言われている
フルボカー城 庭園
城へ 城とその内部
                                                          

チェスキー・クルムロフ

Cesky krumlov ドイツ&オーストリー
国境近く
チェコで最も美しい街と言われる中世のたたずまいが残っている
評価
見ておきたいところ チェスキークルムロフ城 13世紀に築かれ、その後領主が変わる度にゴシック、ルネッサンス、バロック様式にと改築が行われた。
チェスキー・クルムロフ城  カラフルで外からも複合建築であるのが分かる
街のどこからも城の塔が見える
スヴォルノスティ広場と街を取り巻くヴルダヴァ川(旧市街は川が蛇行して出来た中州にある)

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ホーエンツォレルン

Hohenzollern 黒い森、
ヘッヒンゲンの西
シュヴァーベンの丘の上にあるドイツで最も美しい城が有名なところ
評価
見ておきたいところ ホーエンツォレルン城 丘の上に11世紀に築かれ後のドイツ皇帝ホーエンツォレルン家の居城現在もドイツ最後の皇帝ヴィルヘルム2世の子孫が所有。
正に丘陵の上に建つ城
1867年に現在の姿に再建された 城門と前庭
     

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