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CF-S10に替わってメイン使用になったのが「CafeTec-10」です。
これは全自動です。前もって焙煎した豆をストックし、それをミルしドリップしながら次の豆を焙煎するという方式なので、普段は水とフィルターをセットしてスイッチをオンにすれば、全自動で抽出ができます。
こちらのフィルターは円錐形の濾紙(103タイプ・4-7杯用)で、ホームセンターなどにも置いておるので補充が簡単です。また、ミルが臼式なので、均等な粉が挽けるのもいいです。当然挽き具合を細かく調整するダイヤルも付いています。
3種類目のマシンは最初に紹介した10杯用の「Cafex CF−S10」です。
全自動ではなく、焙煎→ミルの後、粉はドリッパーに移し替えなければなりません。こちらのフィルターは少し特殊な「立濾紙」(円筒形の濾紙)ですが、清掃が楽なことと一度に10杯分を抽出できること。ドリップ中に次の焙煎ができ、連続使用も可能です。
2種類目のマシンは「CAFEROBO(カフェロボ)」です。外観上はこれが一番雰囲気があります。
というのは焙煎を上部に設置された円筒形の耐熱ガラス内で行うので、焙煎の様子を眺めることが
できるのです。青白かった生豆が時間と共に焦げ茶のコーヒー色に変わってゆく様をみて楽しむこ
とができます。やっぱりコーヒーはただおいしいのを飲むだけでなく、飲む雰囲気が大切ですよね。
その点このマシンは五感を十分に刺激してくれるものです。
カフェロボはいきなりコーヒーと同じく5杯用でしたが、フィルターは円錐形の紙フィルターを
使用します。
ミル部とドリップ部が一緒でないため、ミルした粉をドリップ部に移す(飛ばす?)ため、後の
清掃が結構大変です。また、水タンクは取り外して清掃できるいきなりコーヒーとは違い、固定さ
れている仕様なので、タンクの清掃はやっかいです。(粉や水垢などは結構たまる)
※訂正:水タンクが取り外せないのは「ダスキン製(2号)」です。1号は取り外し可能です
焙煎器付きのコーヒーメーカーです。
我が家では緑茶はほとんど飲みません。
もっぱらコーヒーです。挽いた粉を買ってきて入れるのが
簡単なのですが、挽いた粉だと
どうしても最後の方は酸化してしまい、全くおいしくなく
なってしまいがちです。
その点この機械は、生豆を焙煎→ミル→ドリップと
1台でできてしまうので、炒りたて・
挽きたて・淹れたてなので、新鮮でおいしい
コーヒーが飲めます。いままでコーヒーは
ちょっとという人が、このコーヒーは大丈夫
などと言ったりします。
さらに、生豆は比較的安いものでも十分おいしく
飲めるのがうれしいですね。
また、生豆は長期保存ができるので、安いときに
5Kg以上の単位で購入することが多いです。
私が出会った最初の焙煎器付きのコーヒーメーカーは「いきなりコーヒー」
という名前のついたものです。これはまさしく全自動で生豆から5杯分のコー
ヒーを抽出します。紙フィルターを使わず金属フィルターなので経済的です
が、一回ごとに洗浄・乾燥させないといけないことが面倒でした。
しかし生豆と水をセットしスイッチを入れると、焙煎釜のヒーターが熱くな
り、中で豆がカラカラと回り出し、しばらくするとパチパチと豆が焼ける音と共
に香ばしい匂いが漂ってきます。
香ばしい匂いと音と共に高まるおいしいコーヒーへの期待感。実はこの時
が一番幸せな時間なのかもしれません。
そんな気分に浸っていると突然バラバラと豆がミルの中に落ちてきて、すべてミルに
収まるやいなや「ゴーォッ」とすごい音に驚かされます。(熱い豆を冷却するファンの音です。
これは結構うるさい)その後豆をミルする音に続き、いよいよドリップです。ドリップはふつうの
コーヒーメーカーと同じで、パイプを通り瞬間沸騰させられたお湯が、ミル兼用のドリッパーに
時間をかけて落ちてきてコーヒーを抽出します。タンクの水が無くなればコーヒーのできあがりです。
焙煎器付きのコーヒーメーカーは何種類か出ています。
ちょっと前まではCafex S-10をメインで使用していましたが、今は写真の e-CAFE K-1を
使用しています。10杯用。前のS-10との違いは挽いた粉を移し替える必要がないことと、
焙煎した豆をストックし、次の生豆を焙煎しながらストックしておいた焙煎済の豆を挽いて
ドリップできるので、よりスピーディーになったことです。設置面積も少なくなった。。