12月2日木曜日。 今日は丸一日ショッピング三昧の予定。明日の早朝便で帰国するため、集合時刻は午前3時。もちろん、ギリギリまで徹夜で遊ぶつもり。 私達はラマ1世通りを東に進み、ラチヤダムリ通りへ。伊勢丹、ワールド・トレード・センター、ゼン・セントラルを目指す。どれも大型ショッピングセンターで、タイの若者で賑わっている。東京で言えば、渋谷といったところ。 ここからはMと別行動をとることにした。「午後3時、ホテル集合だからね〜!」そう言い、お互い別々の店へ。私はまず、伊勢丹の下着売り場に行くことに。 なぜなら、タイではワコールの下着が安い!?タイ在住の知人曰く、「タイにワコールの工場があるから安い」のだそうで、「サイズも日本語表示されている」とのこと 。これは以前来た時にも聞いていて、私のなかでは「タイ=ワコールの下着まとめ買い」という図式が成り立ってしまっていた(笑)。 売り場に着き品物を物色していると、必ず店員さんが一人ついてくれる。買い物の仕方は人それぞれだとは思うけど、私は面倒くさいのは嫌いなので「サイズ○・○で、このデザインでこの色が欲しい。」と担当の店員さんに言って、持ってきて貰うことにしている。それで試着をして、OKならデザイン違い・色違いでまとめ買い。 タイの女性は本当に親切なので、言葉が通じなくても一生懸命に接客してくれる。だからいい気分でお買い物できるはず。ちなみにタイ人はスレンダーな人が多いので、ブラのサイズはA〜Cが主流。それ以外の人は、サイズを言うと後ろから出してくれます! お買い物熱が一気にスパーク。Aに頼まれていた鞄・タイピンを、自分用にスカート・Tシャツ・リング・ブレスレットを購入。紙バッグを持ちきれなくなったので、一旦ホテルに置きに帰る始末(笑)。待ち合わせ時間の3時は、あっという間にやって来た。 3時。ホテルロビーでMを待つ。Mのことだから、3時にはまず現れないだろうなぁ。3時半を過ぎて4時になっても現れなかったら、探しに行けばいいかな〜? Mを待つ30分、ホテル内のタイシルクの店を物色。(その店には親切なアラブ系の紳士が働いている。彼はタイ語こそ話せないが、英語と日本語が話せるので、観光客の通訳的存在だった。私も彼が居なかったら、ひとつ大きなトラブルを抱えてしまう所。) 3時半。M到着。計算通り。とりあえず一旦部屋に戻る。 徹夜で遊ぶ為には、今のうちにパッキンを済ませておかなければ。今夜の予定は、ラチヤダムノン・スタジアムでムエタイ観戦。ホテルで席を手配して貰い、タクシーでスタジアムへ向かう。 スタジアムの前は凄い人。スタッフがチケット売り場まで案内してくれ、そこでチケットとプログラムを受け取る。私達の席はリングサイドのVIP席で、1000バーツだった。VIP席と言っても、席が前なだけ。 ルンピニースタジアムより格式の高いこのスタジアム内は、クーラーが効きすぎて、寒いことこの上ない。せめて3階席だったら、もっと楽しかっただろうに。観客が熱狂しているからね、賭博で。 この日は10試合が行われた。格闘技が苦手な私に、Mが一生懸命説明をしてくれた。 |
初めて観戦したムエタイは、凄い迫力。試合前に選手が捧げる祈り、リングから伝わる殺気、試合と同時に始まるワイ・クーの生演奏…とにかく独特の空気が漂っている。ムエタイは私に神がかり的な何かを感じさせてくれた。 ムエタイ観戦後、プラネット・ハリウッドへ。「深夜2時まで営業している」とガイドブックに書いてあったのに、聞くと「0時に閉まる」という。そこでは殆ど飲めず、Mと店を移動することにした。 「良い店教えてくれない?」 そう言うと、そこで働いているヌーシャという男の子が「案内するよ。」と言ってくれる。ヌーシャが店を出てくるのを外で待つ。しばらくすると、彼は原付に乗って現れた。しかも「乗れ!」と合図。おいおいおい、3人乗りですか? |