12月5日

時差がほとんど無いので、目覚めはスムーズ。
朝食はホテルのレストランで頂く。コンチネンタルかアメリカンか選べて、私たちはアメリカンを賞味(A$20)。

今日は、憧れのグレートバリアリーフへ!
あいにくの雨だけど、ここまで来たら行くしかないのだ。

日本で申し込んだツアーは、「グリーン島 一日観光」。
グリーン島〜ケアンズ間の足とシュノーケルの道具・ランチなどが着いたツアーで、自由時間は体験ダイビングかグラスボトムボートに乗って過ごそうと考えていた。


グリーン島
1770年にキャプテン・クックによって発見され、
同行していた天文学者グリーンにちなんで命名された島。
島面積18ヘクタール、珊瑚で出来たこの島は
「ケアンズの宝石」と呼ばれる。


グリーン島までは、高速船で約45分。
私たちが乗ったグレートアドベンチャーズの船では、クッキーとホットドリンクがサービスで頂けた。それから乗り物酔いの薬も。

念のために頂いた薬だったけど、飲んでおいて正解!
なんと船が恐ろし〜いほどに揺れたのよ!…揺れるっていうより、跳ねるって感じ??

サイクロンの影響で波が高いのが原因らしいけど、地獄の45分を経験したわ…。首に氷を当てて、吐き気を抑えることに必死だったもの(ちなみに私もAも乗り物には強い方よ)。

グリーン島に降り立つ。
…が、その前の長〜い桟橋を歩くだけで、横殴りの雨で前身がびしょ濡れ。

青い空は何処?

雨の影響で海もにごっているし、こんなに波が高けりゃ体験ダイビングやボートどころじゃないよね…
船にこれ以上乗るなんて辞退したい。ただでさえ、何時間後にはケアンズに帰るために乗らなければいけないのだから。
あぁ、雨女の自分に嫌気がさすわ…。

グリーン島では一人旅の女性(英語は苦手だけどスペイン語はペラペラ。小学生のお子さんが居て、そのお子さんは学校行事の旅行中。その時間を利用して、初めての海外旅行に挑戦中)と一緒に海岸線を一周。40分くらいかかったのかな?砂浜あり岩場あり…で結構楽しかった。島の熱帯雨林も、雨に濡れていてとてもキレイだったし。蚊が多いのが難点だけど。

ランチはビュッフェ式で、かなりしっかりした料理が並んでいた。3人で、ゆっくりランチ。雨が降っているからこそ、ゆっくり過ごせた時間。

雨は終始降っていたけど、それなりにグリーン島を楽しめたかな?でも、やっぱり青い空&白い砂浜&エメラルドグリーンの海は見たい!
リベンジを心に決め、ケアンズへ。帰りの船では、酔う前に寝てしまう(笑)。

※ 高速船では必ず酔い止めを飲むこと。早めに席を確保すること。どちらも体調を維持する為に必須ですよ。

一旦ホテルに戻り、お着替え。今夜がケアンズ最後の夜になるので、街へ繰り出すつもり。
市街地までの足は、某免税店の無料送迎バスを利用(笑)。

免税店に立ち寄り、中を冷やかし。そそくさと、目的のナイトマーケットへ移動。

エスプラネード沿いにあるナイトマーケットは、17時〜23時営業のショッピングセンター。小さな店の集合体で、お土産から洋服、革製品、民芸品とオーストラリアらしいものは何でも手に入る場所。

お土産屋さんには、日本語で「アルバイト募集中。ワーホリ大歓迎」なんて張り紙があったりする。実際、お店では日本人に接客されることも多い。

私たちは、ここで腹ごしらえ。軽く食べる程度でよかったので、ナイトマーケットのフードコーナーへ。ハンバーガーとポテトにしようか…とコーナーを物色。
すると見慣れない形式の店が、軒を連ねているコトに気付く。

「バイキング式??A$4〜5?」
「安〜い!これにしよう。」

4ドルと引き換えにプラ皿を貰い、料理をセルフで盛る。酢豚、煮物、炒め物、サラダ、チャーハン、焼きそば、ボイル野菜…と10種類くらい並んでいて迷うほど。

ちなみに味は意外と◎。味付けも店によって、中華風だったり、タイ風だったり。少しだけをいろいろ食べたい時にオススメ。見栄えを気にしなければ、かなりの量が皿に盛れます(新婚旅行なら、もっといいもの食べろよって感じか?)。

またまた無料送迎を利用して、ホテルへ。
部屋に戻り、ふと閉めたドアを見つめるA。ドアには、英語・日本語・中国語で「サイクロンに対する注意事項」が書かれていた。

例えば「割れる可能性があるので、窓から離れてください」とか、「バスタブに水をはって下さい」とか。
とりあえず、その注意書きを写真に撮ってみる(笑)。