2月8日 今日もやはり朝7:50にはツアーの迎えが来る予定です。今日は、キュランダ鉄道&スカイレール+動物探検のツアーです。 どうしてもYSにキュランダ鉄道に乗せたかったのもあるし、前回メンテナンス中で乗れなかったスカイレールに乗りたいし、新しいこともしたいしと、ケアンズ初日に無理をしなかった分も合わせてしっかりスケジュールが入っています。ホテルへ戻るのは21:30予定です。 今回は、前回と内容が多少変わるようにしたいのと、あまり大所帯で行動したくない、前日までキャンセル料が発生しないという点からジェイさんツアーを選びました。 集合時間にロビーに行くのに小さな2つトラブル発生がしました。1つは、部屋のトイレが壊れていること。(フロントに説明しなければなりません。)もう一つは、ロビーへ降りるためのエレベータに乗れないというトラブルでした。 どうも団体のチェックアウト時間に重なったせいでエレベータに乗れません。最終的には階段(非常階段?)で降り、どうにか事なきを得ましたが、トイレが壊れていることを手短に説明せねばならなくなり焦りました。こちらもどうにか理解してもらえました。 今回は、サイクロン「ヤシ」のせいでキュランダ鉄道が2月7日まで不通で、本日から再開予定との話だったので、乗れるのかどうかは実際にケアンズ駅まで着くまでわかりませんでした。 幸い、無事に予定通り運航再開していて問題がなく乗車ができました。(ダメな場合は往復スカイレールを覚悟していました。) 多くのツアーが、ケアンズ駅の次の駅のフレッシュウォーター駅から乗車になります。前回はそうでした。主に、その間が景色的に面白味がないからとの話ですが、今回のツアーは、始発からの乗車でした。 確かにあまり観光客は乗車していませんでしたし、車内も発車直後は、照明が消されていたりと、観光列車のイメージとは違いましたが、途中まで生活感のあるところを見られたり、それはそれで面白かったです。 |
キュランダまでには、ストーニー・クリーク滝と、しっかり停車して見ることのできるバロン滝があります。前回は、枯れ雨季だったせいでほとんど水がありませんでしたが、今回は、さすがにサイクロン直後のこともあり、ものすごい迫力の滝でした。とくにバロン滝は見ごたえがありました。 |
キュランダ駅に到着すると、参加するOPにより、グループが分かれました。と言っても、元々初めから3組でしたので、2:1に分かれただけですが・・・ TakasのOPは、キュランダは45分程度の滞在で、すぐにアーミーダックに参加します。キュランダはアイスクリームとホットドッグを食べるだけで精一杯でした。 前回は、逆に時間がありすぎて持て余したので、45分ならちょうど良いかな?と考えていましたが、さすがにYSがいると簡単に45分経ってしまい意外に余裕がありませんでした。 |
キュランダから場所を変えて、レインフォレストステーションというアーミーダック、コアラ抱っこ、食事etcができるところに移りました。ここの目的はアーミーダックです。わき目も振れず、別のOPの方と合流して乗車しました。ここもものすごく中国の団体さんが占めており、予定していたコアラ抱っこは、午後に改めてということになりました。 |
アーミーダック後は、キュランダに戻り、スカイレールで麓におります。ガイドさん(ジェイさん)にチケットを渡され、バロンファオール駅では降りずにレッドピーク駅で乗換えて、予定時間に麓の駅にいるようにと説明を受けてガイドさんとは別れました。YSの歩くスピードも考えると、駅へ直行したほうが無難だったので、途中で飲み物を購入しながらスカイレールのキュランダ駅に向かいました。 レッドピーク駅では乗換えのために一旦降り、簡単に遊歩道を歩きました。遠くにバロンの滝が見えました。 |
すぐに麓に降りるスカイレールに乗換え、麓の駅であるカラボニカ駅に到着しました。駅には、午後に続けて参加する動物探検ツアーのガイドさん(佐々木さん)が待っていました。 ここから、動物探検ツアーOPに参加になります。といっても2組→3組になっただけです。 まずは。車でレインフォレストステーションに行き、コアラ抱っこをしました。YSは抱っこしたかったようですが、わずかに身長が足りなかったので、Mがコアラを抱っこして、YSがコアラを少し触るという形で写真を撮りました。(なぜかYSにはこの数分間が一番印象に残っているのだそうです。) 今回のコアラは、小さい女の子のコアラで、YSが触るにはちょうど良い大きさだった気がします。(ガイドさんによるとQLDでのコアラ抱っこも2年後には禁止になるそうです。) |
コアラ抱っこ後、ツアーは、キュランダを離れました。ここからはTakasは行ったことがない地域に向かいます。マリーバ&アサートン付近の熱帯雨林がなく乾燥してくる高原エリアです。とは言っても100kmまではケアンズから離れていないようです。 キュランダから離れると次第に、道沿いの植生変わりました。さらに蟻塚があちらこちらに見られるようになりました。 途中、道脇の蟻塚で簡単に、蟻といっても白蟻だということ、女王蟻、働き蟻や兵隊蟻などがいること、蟻塚の外には、白蟻を攻撃する蟻がいること、蟻塚は、この地域では雨の影響であまり大きくなれないこと、蟻が食べられることなどの説明を受けました。 説明後、Mがまず率先して、次に私が蟻を食べてみました。正直草の味しかしませんでした。また隣の蟻塚は、攻撃する蟻に崩壊一歩手前まで追い込まれていました。 |
マリーバに入ると、ゴルフ場に寄りました。ゴルフ場といっても気取ったものではなく、綺麗に整備されて大きな庭のようです。 目的は、ゴルフ場にに集まってくるイースタン・グレイ・カンガルー(和名 オオカンガルー)を近くで見ることにあります。野生ということもあり、近づくとボスに威嚇されるるそうです。威嚇されないところまで寄りました。YSは多分はじめて本物のカンガルーを見たのだと思います。 |
そのあとグラナイト渓谷のロックワラビーを見に行きました。途中エリマキトカゲが見られることもあるそうですが、サイクロンの後、にわか雨の後などの悪条件が見られませんでした。 グラナイト渓谷のワラビーは、餌付けされており直接餌をあげらます。YSはこわさ75%、たのしさ25%だったらしく、すぐに餌を放り投げてしまいました。 さらにワラビーは餌を貰えると思ったらしくYSを追いかけてきて。。。YSは「や・め・て〜」と大騒ぎです。もちろん周りのみんな爆笑です。 YS曰く餌をあげているときにボス?ワラビーにキックをされたらしいです。Takas的にはポケットに子供のいるワラビーや小さなワラビーもいて楽しかったです。(レンタカーでも来れるところだそうです。) |
帰りにもエリマキトカゲを探しましたがやはりいませんでした。 アサートン方面に向かう途中、唯一のお土産?さんのピーナッツ屋さんによりました。フルーツの盛り合わせを頂きました。もちろん、いろんな味のピーナッツを試食しました。わさび味はパンチがあり、日本へのお土産に買いました。 そのあと、締め殺しのイチジクを見にいきました。夕方でしたがまだ明るかったので全景を見ることができました。タイミングが悪いと真っ暗な中で見ることになることもあるそうです。 イチジクのあるところは、熱帯雨林の中です。さきほどのピーナッツ屋さんのあたりとは植生が異なります。ほんの少しの距離で熱帯雨林になったり乾燥地域になったりと不思議さを感じました。 次にフルーツバット(和名 メガネオオコウモリ)を見に近くの雑木林のようなところに寄りました。普通にケアンズにもいるそうですが、改めてみると大きかったです。 |
車は一旦本日の夕食をとる会場に向かいました。実は、今回このOPを選んだ理由の一つとして、前回来たときのバーべキュの会場が被るのを避けたかったのがあります。 今回のOPは、夕食でバーべキュがあるのですが、個人の牧場の敷地を借りて行うとの事だったので、どんな感じなのか楽しみにしていました。 牧場は、家族経営の感じで、特に観光用牧場ではありません。このツアー会社だけが契約して使用していることもありシンプルでした。車のカギをかける必要のないほど何もないシンプルなのが非常にいい感じです。シンプルな中にも大きなトイレもしっかりあるし、バーべキュするエリアもしっかりあるしとOPに参加した価値がありました。 ただ、人数が少ない場合は非常に静かになります。前回のツアーのガヤガヤ感は全くありませんでした。 そこでは、馬にえさやりを行い、ブーメラン投げを体験しました。もちろんYSも投げましたが、投げたのか落としたのかは微妙です。 |
ブーメラン投げの後、カモノハシ探しに一旦牧場をあとにしました。 牧場からカモノハシのいる川は、それほど遠くないようでした。カモノハシの生息場所は意外にも大きな道路に接しており、それほど静かなところではないようです。期待しながらカモノハシをガイドさんと一緒に探しました。残念なことに1時間粘りましたが見つけられませんでした。サイクロンの影響もあったのかもしれません。 |
牧場にもどると、野生のアカクビヤブワラビーが遠くにいます。大人は、「あ!いる」という感じでしたが、YSは全速力で近づこうとします。慌てて止めました。(笑) そのあとバーべキュの準備です。といってもガイドさんがやってくれるので、飲み物を飲みながら参加メンバーとおしゃべりしていました。 |
3組は、女性友達2人組、新婚さんとTakasでした。女性友達は、オーストラリアは数回のリピータのようです。新婚さんは、新婚旅行でケアンズに来ているとのことです。 新婚さんは、サイクロンに日程が被りケアンズ着がブリスベン経由になってしまい時間が予想以上にかかったこと、グリーン島宿泊がキャンセルになったこと、奥さんが風邪をひいたことなど、不運が続いたそうです。 話をしているうちに、食事の準備ができました。オージービーフ、ワニのソーセージ、カンガルーの串焼きがでました。途中ポッサムが顔をだしたそうですが、Takaは気づきませんでした。 |
食事が終ると、星空観察と動物探しです。 牧場の周りには何もないので、月明かりと星の明るさしかありません。新月を過ぎ少し明るくなって来ていましたが、十分星空は見えました。ガイドさんに前回の旅行でサザンクロス(南十字星)が見られなかった(わからなかった)ことをお話しすると、この季節だとケアンズ到着時間でなければ見えないかも?とのお話でした。 動物探しは、牧場周辺の林を30分ほど探しましたが、サイクロンの影響で、木々の枝の状態が変化してしまい、なかなか動物も見つけられませんでした。それでも木の上にいるポッサム、ブッシュターキー、草むらにいるケイントッド(ヒキガエル)、ホタルが見られました。 動物探し中、YSはついに恐れていた抱っこ攻撃が始まりました。ほぼTakaはYSを抱っこして、身動きがとれませんでした。 |
これで、あとはケアンズに戻るだけです。 最後にガイドさんにサザンクロスの見つけ方を教えてもらいました。偽十字と呼ばれる大きめな明るい星をみつけ、そのあとその下に見えてくる南十字をさがすとわかりやすいそうです。(前回の旅行でも同じように説明を受けましたが、結局わかりませんでした。) 実際に星をみながら説明していただいていると、木々の間から偶然にも南の空に南十字星が見えてきました。最初は、3つしか見えませんでしたが、最後には5つすべてを見ることができました。(偽十字より小さいですし。横向きでした。ガイドさんがいなければわからなかったと思います。) ケアンズへの道は、峠道をものすごいスピードで駆け下りたようです。みんな寝ていたこともありよく覚えていませんがケアンズ→キュランダ→マリーバ→アサートン→ケアンズの道の中で一番険しい道だったようです。寝て起きるとケアンズまで24kmのところで、どうもケアンズより南のようです。南十字星を探そうとしましたが、みごとに曇り(雨)でまったく星空がみえない状態でした。牧場でツアーみんなで南十字星をみることができ本当に良かったです。 ホテルには、22:00頃到着しました。 サイクロンの影響でカモノハシやエリマキトカゲが見られないことは残念でしたが、キュランダ鉄道が復旧してくれたこと、サザンクロスが見つけられたことなどOPツアーができたことので満足しています。 |