ソウル・温陽温泉

第1日目 成田からソウルへ 私たちを乗せたアシアナ航空OZ101便は予定の1300よりやや遅れて1355に離陸しました。午後のフライトなので機内食は出ないものと思っていましたが、昼食が出てきてびっくり、こんなことなら成田の空港で食べてくるのではなかった。旅行案内にも機内食とは書いてなかったのにと思いながら少々食べました。この飛行機はジャンボ機ですが、後部は貨物室になっていて座席数がやや少ない。席は満席でした。2時間ほどで金浦国際空港に到着です。昨年の今ごろは沖縄に行きましたがそれより近い、やはり韓国は距離的には近い国であることを実感しました。 入国審査は厳しいほうで滞在先を書いておかなかったので指摘されました。ゲートを出たところで現地案内人の鄭英姫さんと合流、バスで今夜の宿の温陽グランドホテルに向かいました。バスは海辺の利川[이천](イチョン)を通過、華成(ファソン)で休憩して温陽温泉[온양온쳔](オニャンオンチョン)には午後の7時ごろ到着、韓国は日本との時差はありません。 ここは百済時代には温井里(オンジョリ)と呼ばれていました。当時から温泉があったのです。李朝第7代の世祖王がここを「神泉」と名付けたと言われています。泉質はアルカリ性ラジウム泉で皮膚病、貧血、神経痛、胃腸病、筋肉痛に効くそうです。

  夕食はホテル内でブルコギをとりました。ジンギスカンとすき焼きの中間といったところでしょうか。焼けた肉ははさみで食べやすい大きさに切ってくれますのでそれをサンチェ(サニーレタス)の葉にくるんで食べます。なかなかおいしい。ところで温泉のほうは夕食中に営業終わりとかで、残念ながら入ることはできませんでした。

  部屋の風呂でも同じお湯だと言うことで我慢することにしました。温陽グランドホテルは牙山市温泉洞の小さな町の静かなホテルでした。セミダブルのベッドが2つ入った部屋はまずまずの感じでした。100Vの電源はありますがドライヤーの設備はありません。歯ブラシ、シャンプー等は有料です。韓国はこれが普通なのだそうです。