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■仕掛け編−仕掛けの変化の手順■



cb要旨
仕掛けの変化は、エサの有無を確認しながら変化させのが基本です。



基本的な仕掛け

メジナを釣る場合、季節によって魚の棚は変わります。
夏は一般的に浅く、冬は深く釣ることが多いと思います。

私の最も基本的な仕掛けを下記に示します。
通常は、ウキ下を3ヒロ程度にしています。ハリスを2ヒロ、道糸を1ヒロ取り、サルカンで道糸とハリスを接続して使用していま
す。

サルカンのすぐ上(必要により下)に球形で直系1cm、浮力1/2Bの水中ウキを常に使用するようにしています。
水中ウキのすぐ下にガン玉Bを1個打ちます。
この水中ウキにメジナ釣りの大きな役目を持たせています。
ウキから水中ウキまで1mから1.5m取ってあります。
水中ウキは黄色に塗装していますので、海水が澄んでいる時は、ウキと水中ウキを比較してみるとハリスの傾きが確認できます。
ハリスの傾きにより「エサをウキより先に流す」ことを確認できるわけです。
又、この水中ウキはBのガン玉をはずせば、超高感度の当たりウキとして使用できるメリットがあります。


仕掛けの
変化の手順


仕掛けの変化の手順は次の通りです。
@エサが残る時の手順
  1. ウキ下を1メータずつ深くしながら釣る。
  2. ウキ止めを、竿2本の所にして釣る。
  3. ハリを伊勢尼5号程度まで小さくして釣る。
  4. ガン玉(ジンタン2号)の位置を変えて釣る。
  5. ガン玉を無くしたり、追加したりして釣る。
  6. ハリスを1.5号程度まで細くして釣る。
Aエサがすぐ無くなる時の手順
  1. ガン玉Bをはずして、水中ウキを当たりウキにして釣る。
  2. ハリスを短くして、1ヒロ程度で釣る。
  3. マキエをしないで釣る。
  4. 棒ウキに変えて釣る。

最終手段は
沈め釣り

沈め釣りは、竿先で魚の当たりを取るため、ラインの張りが絶対的な条件となります。
潮流を利用しながら、ラインを張ったり、ゆるめたりしながら釣る方法なのです。
沈め釣りはウキが見えないため、常に神経を竿先に集中しておかないと魚の当たりがわかりません。そのため慣れないと大変疲れますが、メジナの当たりを竿先で感じ取った時はうれしいものです。
沈め釣りは、ウキの抵抗が無い事、及び魚の棚を深く探ることが出来る事等大変有効なため、潮の流れが少しでもある時は、ぜひ挑戦してみたい釣り方です。
沈め釣りが効果を発揮する時は、つぎの場合です。
  1. 払い出しの潮が流れている時。
  2. 磯際が深くなっている磯で当たり潮の時。
  3. ウキが見えないほど遠投して釣る時。
  4. 何も釣れない時に、何とかして1枚釣りたい時。