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■総論編−瀬際釣りと遠投釣り■



要旨br
瀬際釣りと遠投釣りのどちらで釣るかで釣りの成果は変わります。
磯の形状及び潮の流れをよく観察して決める事が大事です。


瀬際か遠投かの
判断の仕方
磯に上がり最初にする事は、磯の状況をみて、安全の確認を行い、磯の形状と潮の流れる方向を確認する事から始まります。
釣り場を観察して、どの場所で釣り始めるかを検討するわけです。
瀬際を釣るのか、遠投しないと釣れないのか、をおぼろげながら判断しておきます。
釣りは釣ってみないと解らないものですので、最初は釣れそうな場所に狙いを付けて釣ってみます。

通常は瀬際から釣り始めます。
瀬際が釣れない時には、遠投して釣る事も考えます。

瀬際を
釣る場合
瀬際を釣る場合の例は以下の通りです。
  1. 釣り場が切り立った崖になっており瀬際からどん深の状況になっている場所で釣る時。このような場所は遠投してもあまり意味が有りません。水深が30メートルも40メートルもある場所では、メジナをマキエで浮かせて釣る事は非常に難しく至難の技です。それよりも、磯際の1メートル以内を狙って釣るほうが釣りの成果の確率は高くなります。
  2. 当たり潮になっている時は、マキエは当然瀬際に集まるので瀬際の穴になっている所を選んで釣るのが、メジナが釣れる確立は高くなります。
  3. 瀬際はマキエも撒きやすく、釣りの手返しも早くなります。まず瀬際をねらって釣る方法は磯釣りの鉄則と思います。
遠投釣りを
する場合
遠投して釣る場合は以下の通りです。
  1. 瀬際は浅くて釣りにならない時は、沖のシモリが有りそうな場所に狙いを付けて遠投釣りをします。
  2. 瀬際は釣り荒れているため、メジナが釣りにくい時は遠投して釣ります。
  3. 沖に潮目がはっきりとある時は、潮目を狙って遠投して釣ります。
  4. 潮の流れの先に突出岩が有り、マキエがその手前に溜まりやすい形状の時は、遠投釣りをします。
  5. あちこち瀬際を釣っても、何も釣れない時は、遠投釣りに切り替えます。
  6. 瀬際は潮の流れが速くて釣りにくい時は、潮のたるむ所まで遠投して釣ります。
  7. 釣り人がまだ1度も釣りをしていないような所を選んで、遠投釣りしてみると、以外に釣れる場合が多いものです。