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■総論編−釣り始めるまでの準備■



要旨bj
釣り始める前に、磯の状況を良く確認して、魚のサイズに合わせ仕掛けを作ります。


磯の注意事項
暗くて周囲の状況が確認できない時は、あまり磯の上を移動しないようにします。
周囲が少し明るくなるまで釣りの準備などをして待つ事です。

夜釣りをする時は、明るいうちに磯に上がり、磯周りをよく点検しておく事が大事です。
特に、石鯛釣りのポイントでは、ピトンが打ってありますので、暗くなるとピトンに足を取られる事が有ります。
このような場所では、よほど注意して釣りをしないと大変危険です。

釣り場
の検討
磯釣りで一番重要な事は、磯の形状を良く把握して、潮が
どのように流れるかを知る事
です。

特にシモリのある場所を確認できればさらに有利になります。
釣りの90%は、魚のいる場所をいかに早く見つける事が出
来るかにかかっています。
魚釣りは、「魚がどこにいるか」を常に考えながら釣る事が重要です。

タモの準備
1.最初に準備するのは、タモの準備です
魚が釣れようが、釣れまいが、関係なくまずタモを準備しま
す。
これは海に釣り具を落したり、誤って海に人が落ちた時でも、タモの柄が有ればすぐに対応できます。

マキエと
エサの準備
2.マキエとエサを準備します
マキエを準備します。夏はマキエも早く解凍しますが、冬は
早めに準備していないと、すぐには解凍しにくいので注意がいります。

マキエは2回か3回に分割して使用するようにします。これ
は、マキエを誤って海に流してしまい、釣りが出来なくなる
事が有るためです。
分割して使用すれば、1回分を流しても、マキエの余りを使
用することが出来るため、釣りが出来なくなることは有りま
せん

エサについても2個か3個に分割して使用します。
使用するエサを分けて使用すれば、常に新しい新鮮なエサで釣る事が出来るからです。

仕掛け
の作成
3.仕掛けを作ります。
釣る場所が決定しておれば、仕掛けを作りながらマキエをすると効率的ですが、 釣り場所が決まっていない時は、まず仕掛けを作り終わってから、マキエをするようにしています。
仕掛け作りの順序は次の通りです。
  1. 釣り場所により、魚のサイズがどの程度か決まりますので、魚のサイズに合わせてハリとハリスを決めます。
  2. ハリスに合わせて、道糸の太さを決めます。
  3. 釣竿の号数を決めます。
マキエ
の開始


4.マキエをします。

釣り場所を決めたら、次に潮の流れを良く観察して、どこで
釣るがを決めて、マキエを開始します。
始めは少し、多めに撒きます。

マキエが潮に乗って流れていきます。
マキエを撒く時は、どこに集まるかを想定しながら、撒きます。
マキエの集まる地点にメジナも集まる事が考えられるからです。

私の考えるマキエとは、魚にとって、食欲の活性剤ではないかと考えています。
マキエの効果は、長く続くのではなく、5分〜10分程度と考えています。
マキエが無くなるとメジナは又自分の住家に帰っていくので、さらにマキエを続けないとメジナの活性は持続しないと考
えています。