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■総論編−釣れない時どう釣るか■



要旨bi
エサが常に残る時、及び魚はいるが「どうしても釣れない時」にどう釣るかですが、結論は「あきらめない事」です。


魚が釣れない時とは
どのような時か
魚がたくさんいる時は、釣りの技術が無くても、誰でも釣れるものです。
問題は、「魚が釣れない時、どう釣るか」が重要です。
魚が釣れない時とは、つぎの場合が考えられます。
  1. エサトリばかりで本命のメジナとチヌは釣れない時
  2. エサトリさえ釣れない時で、常にエサが残る時
  3. 魚がいる事は確認できるが釣れない時
エサトリばかりの時
どう釣るか
対策1 エサトリばかりで、本命のメジナは釣れない時
小型のアジばかり釣れて、本命のメジナが釣れない事は、よくあります。
このような時に、メジナを釣るのは大変難しいわけで、アジの下にメジナがいることを信じて釣らないとギブアップしてしまいます。
対策としての、一つの方法は、マキエを打つ位置と釣る場所を分けてみる方法です。
もう一つの方法は超遠投して釣る方法です。
マキエが利かなくても、メジナの口元にエサを届ければ釣れます。
何匹も釣る事は難しいかも知れませんが、単発では、釣れる事も有ります。

エサが残る時
どう釣るか
対策2 エサトリさえ釣れない時で、常にエサが残る時
苦しい釣りになります。場所を変えられれば変えた法が良いのですが、釣り大会等ではそれも出来ません。
魚が何も釣れない時には、いろいろ試してみると、効果がある場合があります。
第一にする方法は、あちらこちらと場所を変えて釣ってみ
る事が大事です。

メジナは10メータも場所が変われば釣れる事もあります。
第二にする方法は、魚の棚を深くしてみる方法です。
竿2本程度にウキ止めを付けて、ウキを遊動の状態で釣ってみます。メジナは釣れなくとも何か別の魚が釣れる事が良くあります。

ただこの時も、潮が流れる事が最低条件になります。
潮さえ流れてくれれば、いろいろな方法を試す事が出来るからです。
潮の流れが無い時で、エサが残る時は、潮が流れ出すま
で休憩するのも必要と考えます。

魚はいるが釣れ
ない時
どう釣るか
対策3 魚がいる事は確認できるが釣れない時
このような時は、必ず釣れると自分に言い聞かせる事が、大事です。
メジナを釣るために、あらゆる工夫をしてください、1枚釣
れれば大きな自信となりますので、チャンスをものにする
事です。
以下に、魚はいるが釣れない時の対策について述べます。

@ハリスを完全フカセにします。
Aハリも伊勢尼4号や5号程度まで小さくしてみます。
Bハリスも出来る限り細くしてみます。
Cウキも出来る限り小さくしてみます。
Dマキエを多めに打ち、エサとマキエの区別がつきにくい
ようにして、釣ってみます。

E魚から見えないように磯から離れて釣ってみます。

このように、考えられることをすべて実行してみると、釣れ
る事も有ります。

釣りは「あきらめずにチヤレンジすれば必ず釣れる」と信じる事が大事です。