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■総論編−潮の流れの読み方■



要旨be
メジナ釣りでは潮の流れを読む事が一番大事です。


潮の流れの
重要性

メジナ釣りで一番大事な事と聞かれたら「潮が流れる事」と思います。
メジナの産卵時期の春は、浅場の潮のゆっくりした場所もポイントになりますが、この場合も、潮は少しは流れている事が必要になります。
潮の流れの無い場所では、酸素の供給が少ないため、メジナは生きていけないと想像しています。
魚の集まる場所を想定するには、潮の流れを読む必要があります。
ウキの流れ方や、マキエの流れ方を良く観察して、メジナの集まる場所を想定するわけです。
潮の流れは海面と、海面下では違う事も有りますので、良く観察しないと間違えます。
通常、魚は潮下から潮上に向かって泳いでいます。
これは、水族館で、魚を良く観察すると理解できます。

潮の流れがわかれば、潮の流れに合わせてマキエを撒き、メジナが集まると考えられる場所にエサを届ける事が出来ます。

潮と潮の
ぶつかる場所
POINT1
潮と潮がぶつかりあう場所は、マキエもここに集合すると考えられます。
マキエが集まる事から、メジナもこの場所にエサを食いに来ることが考えられます。

この場所は、メジナ釣りでは、最高の場所です。
必ずメジナが釣れると信じてがんばってみる価値がある所で
す。

潮の流れが
変化する場所
POINT2
潮の流れが変化する場所もメジナが生息していると考えられ
ます。

たとえば、ウキの流れが急に緩やかになる場所や早くなる場所は、海底にシモリが有る事が考えられます。
このような場所も、メジナの集合する場所となります。

潮筋がはっきり
している場所
POINT3
潮のスジが出来て周囲とは違った流れをしている場所も、メジナが集まる場所の一つとなります。

払い出しの潮が
流れる場所

POINT4
潮が沖に向かって払い出して流れる場所は、メジナ釣りの最高の場所となります。
すぐに釣れない時も、仕掛けを変化させながら、あらゆる手法を使って釣れば必ずメジナが釣れます。
メジナは、必ず釣れると信じて釣る事が重要です。