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■哲学編−エサのコントロール方法■



ad要旨
常に、エサをウキより先行させるように流す事がポイントです。
@ライン(道糸+ハリス)の張りを作る事が出来ます。
A潮の流れに乗せてエサを運ぶ事が出来ます。
Bエサがウキを引っ張るような仕掛けを作ることが出来ます。


エサをウキより
先行させる
「エサをウキより先行させる」事が出来れば、メジナ釣りの70%はマスターしたと私は思います。
しかし、風が強い時は、道糸が風に流されるため、この技術をマスターするのは、非常に難しくなります。
このような時は、穂先を海面下に沈めて釣るとある程度は防げます。

次に、メジナを釣る時は、常に「エサはウキより先行しているかな」と考えながら釣る事が大事と思います。
こうする事により、釣りの成果は必ずUPすると確信してい
ます。

ラインの張りの
重要性
ラインの張りの重要性は、トーナメント釣り師の間では、
「メジナ釣りのすべて」と言うくらい重要視しています。

ラインは「張って張って張りまくれ」とよく言われます。
実際ラインを張ることが出来た時は、良く釣れると思いま
す。

私は、このラインの張りを「エサをウキより先行させる」事
で作ることが出来ると考えています。

エサの運び方
メジナを釣る場合、マキエでメジナの食いを活性化させて、エサを食わせて釣るのがもっとも効率的な釣り方です。
マキエは潮の流れに乗って流れます。エサも同じように流れてくれれば理想的ですが、風が強くて潮の流れと風の
方向が逆の時は、風の方向にウキが引かれて、流されて
しまい、マキエとサシエが合わなくなるためメジナは釣れ
なくなります。

潮の流れと海面の風が同じ方向の場合でも、風の影響でウキがエサを引っ張るような形になってしまい、メジナは
釣れなくなります。

メジナを釣るためにはマキエとサシエを同じように潮の流
れに乗せて釣る
事が重要です。それには常に「エサをウ
キより先行させる」事を考えて釣ればウキにブレーキを掛
ける事が出来て良く釣れるようになります。



「払い出し潮」
と「当たり潮」
潮の流れが手前から先へ払出して流れる時がメジナ釣りでは、最高の潮の流れと思います。ラインの張りを簡単に作り出す事が出来るため、メジナがよく釣れる事になりま
す。

マキエは手前から先に潮の流れに乗って流れるため、メジナも集めやすいし、ウキも簡単にコントロール出来るからです。
出来るだけこのような払い出しの潮の流れる場所を探し出すことが成果UPにつながります。
一番問題となるのは、遠方から手前に潮が押してくる「当
たり潮」の時です。

この時は、マキエも手前に流れて来るし、ウキがエサより
先行してしまいます。

このため、大変釣りにくい状況となります。
このような時は、出来るだけ磯近くの海底がくびれている
ような場所を探して海底に巻き込む潮を利用して釣ると効果が有ります。

手前が浅くなっている場所では、この釣り方も出来ないため、出来るだけ遠投して釣るようにしています。