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■哲学編−仕掛けで1番大事なことは■



ac要旨
仕掛で1番大事なことは変化に強い仕掛けです。
釣り場の状況の変化にすばやく対応して仕掛けを作り替えることが出来る事です。


状況の変化
磯釣りの仕掛けでもっとも重要な事は何かと聞かれたら、私は「変化に強い仕掛け」ではないかと答えています。
海は常に変化しています。
潮の干満は同じでも、天候が違うためまったく同じ日などありえません。
メジナ釣りは、特にこの変化にいかに早く対応出来るかで成果が決まります。
変化とは次のような事が考えられます。
  • 波の高さと潮の流れの変化に対する対応
  • 天候の変化に伴う対応(風の向きの変化、太陽の向きの変化)
  • 魚のサイズに対する対応
  • 魚の活性に対する対応
仕掛けの変化
メジナ釣りでは、特に潮の流れが重要となります。
メジナの釣れた場所が、潮が流れていないような場所であっても、その近くでは必ず潮が流れているはずです。
メジナは潮の流れの無い所では、生きていけないからです。
ほんの少しでも良いのです。潮が動かない事には、メジナはエサ
を食べません。

この潮の流れの変化に合わせて、仕掛けを変える事が大事です。
ウキも変えるし、ハリスの大きさも変える、針の大きさも、さらにガン玉の位置も変えます。
要するにメジナが釣れない時は、いろいろと仕掛けを変化させて
みる必要があります。

何も変化させずに釣ったのでは、いつまでたっても結果は同じで
す。
具体的方法
変化に強い仕掛けが最良である事から、ウキについては環付きタイプを使用しています。
環付きタイプのウキは、遊動部分にスナップサルカンを使用しているため、ワンタッチで交換できます。
これは大変重要なことで、ウキを替えたい時、ラインを切らずにす
ぐ出来るメリットがあります。
それと、ウキ止めについても、通常はウキ止めで止まるが、必要
により、ウキ止めより上にスナップサルカンを持っていき、ウキを
ワンタッチで完全フリーの状態に出来る
ように仕掛けを作ってい
ます。
このように、変化に強い仕掛けにしておく事が、ベテラン釣り人と
対等に釣る事が出来るようになる秘訣と思います。