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ウイルス病対策
 ウイルスにかかると花が萎縮したり、色が変わります。葉に模様(モザイク)がでれば被病しています。
直す薬は有りません。この為、被病した株は廃棄します。
 ウイルス被病は、次の原因と対応が有ります。
    (原因)
・あぶらむしが介在して被病する。
・別の株の株分け、根切りに使用したはさみを使用する。
・殺菌されていない鉢を再使用する。
 等
   (対応)
・被病の兆候が見られた株は、廃棄します。
・オルトラン粒剤を株元にばらまくか、オルトラン水和剤を散布してあぶらむしの発生を防ぎます。
・使用したはさみはリン酸ソーダ液(ウイルス予防薬「ビストロン10」)で殺菌します。
・素焼鉢等の鉢を再使用する場合は、高温殺菌(圧力釜による殺菌)します。
 プラ鉢を再使用する場合は、カビキラー等を散布して殺菌します。
・特に冬に乾燥させると発病しやすい様です。
 水やりを忘れない様にする。用土の上に水苔を敷き、水苔が乾かない様にすることが好ましい
 と思います。
・野田食菌工業の『バイオエドレンスL』 の1000倍液を2回/月程度の頻度で水やり代わりに使用するか
 あるいは葉面散布することは、ウィルスの感染防止に有効な様です。 私は、現状、葉面散布して
 います。
 バイオエドレンスL
は、ウイルスの感染防止効果が確認されている シイタケ菌糸体培養培地抽出物
 を有効成分とする 『レンテミン』 と肥料成分を含むものです。 レンテミンは、ホームセンター等
 で直接入手できますが、これは、株分け時に株を浸漬する、手指、器具を薬液に浸漬する等で
  ウイルス病の発生を防止できますが、エビネの直接水やり代わりあるいは葉面散布に使用できない
 と聞いています。 しかしながら、バイオエドレンスLは、それが可能です。 なお、バイオエド
 レンスLは、上記、野田食菌工業のホームページ、『バイオエドレンスL』 より購入できます。
 私は、数年使用していますが、昔は、時々、葉にウィルス病の兆候が出ていましたが、最近は全く
 有りません。効果は大きい様に思います。