自己紹介 最終更新日:2025/11/15
木下です。私は、1944年(昭和19年)生まれです。81歳になりました。横浜に住んでいます。60歳で旭化成を定年退職しました。
2019年の10月10日の日記
に記載していますが、旭化成では、一時期、リチウムイオン電池でノーベル賞を受賞した吉野さんと同じ研究所に所属、
私は、リチウムイオン電池の開発にはタッチせず、別テーマ、電子材料等の開発をしていました。その後、研究所から事業部に移籍し、主として樹脂開発を進めた技術屋です。
13年前の2012年から、吉野さんも含めて、毎年、研究所の時の研究仲間が集まって会食をしていました。
2019年の吉野さんのノーベル賞受賞の際は、そのお祝いを兼ねて開催しましたが、その後、コロナでこの研究仲間が集まっての会食は中断しました。
2023年5月にコロナは、季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられましたが、その後、集まることができていません。皆さん、老齢化し、亡くなった方もおられます。
残念ですが、今後、開催されることはないと思います。
私は、退職後、関連会社で、リモートワークを通じて、旭化成の調査関係の仕事をしていました。約16年間継続してきましたが、2021年3月で終了しました。
それまで、この仕事と趣味を両立させてきましたが、2021年4月から趣味のみとなりました。
このホームページで趣味の状況を逐次紹介していますが、趣味は、エビネの栽培が中心です。
エビネは、ニオイエビネを中心に栽培していますが、ニオイエビネの交配種、4倍体コオズの交配種等に素晴らしい花が咲くのも夢みて楽しんでいます。
春の展示会の開催時は、このホームページに伊豆開催のニオイ・コウズ展示会情報も掲載しています。
ホームページ掲載のエビネの栽培方法、展示会情報が、エビネエビネ愛好者に少しでも参考になればと思っています。
また、健康維持の為、ほとんど毎日30分〜1時間程度散歩をしていて、季節の移り変わり、近所に咲く花等を楽しんでいます。
このホームページには、エビネ関係以外に、ほぼ毎回、近所で見かけた季節や花も掲載しています。楽しんで頂ければと思っています。
私がエビネに興味を持ったのは、数十年前に近くの花屋で、香り、形の良いエビネを見つけて購入したのがきっかけです。名もないコオズエビネでした。
玄関に飾っておくと、玄関中が良い香りに包まれて、これでエビネに惚れこんでしまいました。エビネとは何ものかと本をあさって勉強もしました。それ以来、
コオズエビネの他、花の色、形の良いビゼンエビネ、サツマエビネも買い求め、収集してきました。
次に転機となったのが、2003年、ある山草園での
ニオイエビネ収集家のMさんとの出会いです。以前より、ニオイエビネも収集していましたが、これを機会にニオイエビネに、はまり込んでしまいました。
今は無きカネサ園芸が近かったので、このカネサ園芸や四国山草園、伊豆の有坂さん等より気に入った株を購入して、所有しているニオイエビネの品種も増えていました。
ニオイエビネにはまり込んでからしばらく、ニオイエビネは、夏の暑さに弱い様で、
最近の地球温暖化の影響で、猛暑に耐えられず枯らすことも多く、栽培の難しさを感じつつ栽培してきました。しかしながら、ニオイエビネは、
夏場水やりを疎かにする、肥料をやりすぎる、
エビネの発育を促成する為に市販の発酵腐葉土を植え替え用土に混ぜること、 置き肥として固形の有機肥料を使用すること等により
用土に軟腐病の発生源となる病原菌が混入する等によりダメにする様で、
培養土は、昔から日向土を主体とした硬質の中粒を使用することで変わっていませんが、
2019年頃から、水やりは、植物活力液併用のハイポネック等の薄い液体肥料を使用し、この水やりの頻度を多くすると同時に、
鉢底に少し、同じ薄い液体肥料に浸す水耕栽培に近い栽培方式に切り替えました。
この栽培方式に切り替えてから、改良されている様です。最近は、ダメにする株は出ていません。
ニオイエビネに比べてコオズエピネは、夏の暑さに強い様です。栽培方式を切り替えてニオイエビネも暑さの影響も受けにくくなっていますが、
最近は、ニオイエビネと共に、夏の暑さの影響を受けにくいと思われる4倍体コオズにも興味を持って育てています。
「四国のエビネ業者(園芸店)で生み出された丸紫弁白舌の4倍体コオズ 『クィーンエリザベス』 『スカットクィーン』 『ブルークィーン』
の交配種が主体です。これらの4倍体コオズの交配から
『玉金剛』や
『四紫王』等の超丸紫弁白舌の素晴らしい花が生み出されていますが、
我が家オリジナルの超丸紫弁白舌が咲くことを期待して九州の業者、四国の業者等より各種4倍体コオズの交配苗を入手して栽培しています。
入手した株は、2023年春頃から本格的に開花が始まりました。
期待している超丸紫弁白舌が咲き始めています。
ニオイエビネは、伊豆で日本ニオイエビネ会展が毎年開催されていましたが、コロナの時期に一時中断しました。
2022年から再開され、その後毎年開催されていますが、自然種ニオイエビネは、ここ数年、新しい花の出現が少なく、発展がなく、
ニオイエビネの交配種に良い花が咲いていることから、2025年の展示会から、自然種ニオイエビネ以外に、交配種ニオイエビネも展示される様に成りました。
交配種ニオイエビネといえば、例えば、
コレー園芸
の『駿河の誉』『駿河青庵』や倍数体『天下の誉』『絵夢』です。
コレー園芸の交配種ニオイエビネは、自然種ニオイエビネ同士の交配がどうか知りませんが、最近は、自然種ニオイエビネ同士の交配(山桜交配)が売りに出されています。
特徴のある自然種ニオイエビネの交配は、 自然種以上の素晴らしい花が生み出される可能性も有ります。
私は、自然種ニオイエビネと共に、交配種ニオイエビネ、4倍体コオズ交配についても素晴らしい花が咲くことを期待して栽培しています。
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