自己紹介 最終更新日:2024/8/12
木下です。私は、1944年(昭和19年)生まれです。80歳になりました。横浜に住んでいます。60歳で旭化成を定年退職しました。
2019年の10月10日の日記
に記載していますが、旭化成では、一時期、リチウムイオン電池でノーベル賞を受賞した吉野さんと同じ研究所に所属、
私は、リチウムイオン電池の開発にはタッチせず、別テーマ、電子材料等の開発をしていました。その後、研究所から事業部に移籍し、主として樹脂開発を進めた技術屋です。
コロナ前まで、吉野さんも含めて、毎年、研究所の時の研究仲間が集まって会食をしていました。
2019年、吉野さんのノーベル賞受賞の際は、そのお祝いを兼ねて開催しました。ここ3年、残念ながら、コロナで集まることができませんでしたが、
2023/1/11をピークに感染者数が低下、更に、新型コロナウイルスの感染法上の分類を5月8日から、季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられました。
今年秋には開催されるかもしれません。
私は、退職後、関連会社で、リモートワークを通じて、旭化成の調査関係の仕事をしていました。約16年間継続してきましたが、2021年3月で終了しました。
これまで、この仕事と趣味のエビネを両立させてきましたが、2021年4月から趣味のみとなりました。ニオイエビネを中心として栽培していますが、ニオイエビネの交配種、
4倍体コオズの交配種等に素晴らしい花が咲くのも夢みて楽しんでいます。
私がエビネに興味を持ったのは、数十年前に近くの花屋で、香り、形の良いエビネを見つけて購入したのがきっかけです。名もないコオズエビネでした。
玄関に飾っておくと、玄関中が良い香りに包まれて、これでエビネに惚れこんでしまいました。エビネとは何ものかと本をあさって勉強もしました。それ以来、
コオズエビネの他、花の色、形の良いビゼンエビネ、サツマエビネも買い求め、収集してきました。
次に転機となったのが、2003年、ある山草園での
ニオイエビネ収集家のMさんとの出会いです。以前より、ニオイエビネも収集していましたが、これを機会にニオイエビネに、はまり込んでしまいました。
今は無きカネサ園芸が近かったので、このカネサ園芸や四国山草園、伊豆の有坂さん等より気に入った株を購入して、所有しているニオイエビネの品種も増えていました。
ニオイエビネに興味をもって これまで、ニオイエビネは、夏の暑さに弱い様で、
最近の地球温暖化の影響で、猛暑に耐えられず枯らすことも多く、栽培の難しさを感じつつ栽培してきました。しかしながら、ニオイエビネは、
夏場水やりを疎かにする、肥料をやりすぎるとダメにする様で、培養土は、昔から日向土を主体とした硬質の中粒を使用することで変わっていませんが、
2019年頃から、植物活力液併用薄い液体肥料での水やりの頻度を多くすると同時に、
鉢底に少し、同じ薄い液体肥料に浸す水耕栽培に近い栽培方式に切り替えました。
この栽培方式に切り替えてから、改良されている様です。最近は、ダメにする株は出ていません。
ニオイエビネに比べてコオズエピネは、夏の暑さに強い様です。栽培方式を切り替えてニオイエビネも暑さの影響も受けにくくなっている様ですが、
最近は、ニオイエビネと共に、夏の暑さの影響を受けにくいと思われる4倍体コオズにも興味を持って育てています。
「四国のエビネ業者(園芸店)で生み出された素晴らしい丸紫弁白舌の4倍体コオズ 『クィーンエリザベス』 『スカットクィーン』 『ブルークィーン』
の交配種が主体です。九州の業者、四国の業者等より交配苗を入手して栽培しています。2023年春頃から本格的に開花が始まりました。
期待している超丸紫弁白舌が咲き始めています。
自然種ニオイエビネは、ここ数年、新しい花の出現が少なく、発展がない様に思っていましたが、最近、有坂さんより、
『御蔵一秀』『御蔵令人』等のすばらしい新しい花も紹介されていて、今後の自然種ニオイエビネの発展が期待できます。
また、自然種ニオイエビネ以外に、ニオイエビネの交配種にも良い花が咲いています。例えば、コレー園芸の『駿河の誉』『駿河青庵』や倍数体『天下の誉』『絵夢』です。
最近は、自然種ニオイエビネ同士の交配(山桜交配)が売りに出されています。
特徴のある自然種ニオイエビネの交配は、 自然種以上の素晴らしい花が生み出される可能性も有ります。
私は、自然種ニオイエビネと共に、ニオイエビネ交配、4倍体コオズ交配についても素晴らしい花が咲くことを期待して栽培しています。
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