ノート09

● 沖縄県立美里工業高校(Okinawa Prefectural MISATO KOUGYO high school)

【基本データ】

・略称・愛称等:美工

・男女共学

・住 所: 沖縄県沖縄市泡瀬5丁目42番2号
・校 種: 全日制
・設置者: 沖縄県
・創立年: 1970年
・校 訓:  自主、敬愛、勤労
【概要】本ページで紹介するのは、平成23年(2011年)度改定以前の旧制服

初代制服 Unknown

掲載制服 ?代目 ?-2013年の旧制服

冬服/紺のイートンと紺と赤の横縞柄プリーツスカートの組み合わせ

夏服/白のブラウスに、紺と赤の横縞柄プリーツスカートの組み合わせ

沖縄女子制服ノート第59回は、 美里工業高校の旧制服を紹介します。

紹介するのは、現行制服の一つ前の制服になると思う。当時、調査に入った段階では、情報もまったくつかんでいなくて、現地でこの制服に遭遇してびっくりした記憶がある。

一番驚いたのは、チェック柄のスカートだね。

これまで県内の高校で見かけて当たり前だった紺や黒、青や緑といった控えめな色ではなくて、初めて?スカート柄に赤系統の色が採用されていたから。

亜熱帯の沖縄に住んでて、太陽の強い日差しの下で暮らしてるせいなのか、沖縄の人って本土の人よりも原色に対する感覚が違うって言われてます。これは伝統染め物の紅型とかの色使いを見たらわかると思う。それでも、制服の色にカラフルな色の採用はないだろうなぁって思ってたから、この制服のスカートの色は、生徒たちにも相当なインパクトを与えたみたい。かなり人気があったという話もあったようで、このカラフルスカート路線は、現行の制服にもしっかり引き継がれています。

学校側の努力もあって、女生徒の在籍が途切れることもなく、以後、わりと安定した状況になったようです。と、いいつつ、この制服の前に制服があったのかどうかもまだわからない。ただ、こんな先進的な色使いの制服が、1970年の創立当初から採用されていたとは、とても思えない。

まず夏服。

白の丸襟ブラウスに赤いリボンタイ(紐タイ)を着用。

ブラウスは、胸ポケットがない特徴的なものだったという記録になっている。

スカートは、赤系統のチェック柄のプリーツスカート。イラストのスカート丈は、短めになっているけど、当時はそうだったということで、意図的にミニにして描いたわけじゃない。たぶん2007年以降は、前年に県が出した「スカート丈はひざ中」の基準に従って変わっていったと思う。

次に冬服。

こちらは上から濃紺の襟無しジャケットを着用する。

印象としては、ボレロ風で、ボタン留めずに着用する例が多かったと記録されてます。

近くの中部商業高校の、当時の制服(1965年創立)の影響を受けたのかもしれない。

今回は前回以上に推定の話が多い。力及ばずというところなんだけど、素直に反省。

でもこの連載は昔の制服を発掘するという、まさに人跡未踏の地を歩いていくようなものだから、勘弁してね。

渚 美鈴/記 NAGISA MISUZU


美里工業高校の現行夏服と冬服

鮮やかな赤系統のチェック柄スカートがとても印象的な制服。

それだけに人気があるという話も納得できる。

詳細はイラスト参照。毎回、知られざる話というか、秘密というか、そんな他では確認できないような面白い部分を調べて加えるようにしているのだけど、現行の制服だと小さな変化があったりすることもあって、どの時点を描くのか悩むこともある。そうそう、MEGみたいに図示して解説するようにしてみた。これからはこの方向でやってみたいと思う。

美鈴/記