合同会社MICHISIRUBE　FUKUは、障害を持った方の就職を考える会社です。

触覚地図・触覚本の作成

　SINKA社のEasyTactixプリンタを導入し、触覚地図の作成を研究しています。
　EasyTactixプリンタは、点字プリンタの一種ですが、通常の点字プリンタは厚紙に小さな丸い点を打ち込み、その浮き上がった点で点字を表現します。これに対してEasyTactixプリンタは、専用紙の熱を与えて紙を膨らませて点字を表現します。よって、丸い点を打ち込みませんので、線や面の浮き上がらせ表現も可能となります。
　SINKA社のEasyTactixプリンタ説明ホームページ
　この技術を応用すると、視覚に障害を持った方には苦手な、平面的な情報、地図や配置図を作成できるようになります。
　【カラーバージョン】

　【白黒バージョン】


　さらに、同じ紙に通常印刷も重ねて可能ですので、点字が読めない晴眼者が、同じ１枚の紙で視覚に障害を持った方に説明案内することもできます。障害の垣根がない情報を作成することもできます。


　
　弊社としては、EasyTactixプリンタを利用して、有効な情報提供方法を模索していきます。　　

ナビレク　ルートマップの作成

　株式会社アメディアが無料で提供している「ナビレク」用ルートマップを作成しています。。
　「ナビレク」は、視覚に障害を持った方が利用する歩行支援スマフォ用アプリの一つです。歩行支援スマフォ用アプリは、色々ありますが、「ナビレク」のみ少し特殊です。他のアプリでは、ルートの自動作成や、目の前の対象物の自動検出をしますが、「ナビレク」にはこれら機能がありません。「ナビレク」は、人が作ったルートを利用して町歩きを行います。よって、歩く人にとって必要な情報しか案内しません。また、視覚に障害を持った方が安全に歩けるルートとするため、あえて遠いルートを設定する場合もあります。つまり、歩く人にとって有効な情報のみを提供するアプリとなります。このアナログ的な発想が、「ナビレク」の一番の特徴といえます。
　最近、「ナビレク」がバックグランドで動作するようになりました。これにより、他の歩行支援アプリと同時に利用する事ができるようになりました。ますます、使い勝手が良くなってきています。

【ナビレク紹介動画（株アメディア作成）】
　　
　地図ルートのダウンロードは「ナビ広場」というサイトから行います。
　　ナビ広場

【ルート作成例】


　この「ナビレク」多くの人に伝え、いろんなイベントを行い、目的地までのガイド地図を作成したり、ガイド地図の質の向上を目指しているボランティア団体「一般社団法人音声ナビネット」があり、弊社もその一員として活動しております。
　一般社団法人音声ナビネット
　さらに、「ナビレク」が持つ可能性から、弊社では、他の利用方法などの検討を行っています。

これら、内容にご興味がある方は、ご遠慮なくお問合せお願い致します。

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