99年2月後半の学芸員日誌 [表紙][最新][BACK][NEXT][学芸員日誌のもくじ][館内案内] 日記猿人に参加しています。よろしければこのボタンを押してください。 初めて押した場合、登録手続き画面に飛びますが、驚かないで下さいね。 [MAIL] 2月28日(日)晴 7年前に卒業した生徒の結婚披露パーティーに行く。 いわゆる二次会っていうのかな。親兄弟や親類縁者抜きの友だちばかりを集める会。 招待状に「正装で……」とあったので、付け下げを着る。 あしたは紋付き袴だしな。かっこいいぜ。 だが、しかし。新婦も新婦の友人も黒っぽいドレスが多く、おばさんであるわたしがなんで一番派手なわけ? 目立ってしょうがない。せっかくだから「きゃにゅ せれぶれい」を歌ってさしあげましたわ。声は八神純子、顔は天童よしみだもんな>わし。 2月27日(土)雨のち晴 冷たい風強し なんで、自分が卒業するわけでもないのに、こんなにどきどきするんだろう、と思ったら、4年の担任はやってても産休突入もあったりして、卒業式に担任として出るのは7年ぶりだったことがわかった。 そりゃ、緊張するわいな。貸衣装屋に予約しておいた袴を取りにいき、ついでに足袋も買う。 2月26日(金)晴 暖のち雨 卒業式予行。 ま、あんなもんか。結局ぷりぷり怒ってしまう。自分の思い通りになるわけないと悟らねば……。 2月25日(木)晴 誕生日に花束もらったことなんて何年ぶりだろう。ひょっとしたらはじめてかも……。 玄関に飾る。 おじいさん、肺炎で入院してしまう。あちゃー。 2月24日(水)雨 なんて冷たい冬の雨。 風邪に白旗をあげる。 風邪であたまがうんでいるので、英語にいってもさっぱりだ。 「あぃ、ふぉごっ」ううん、忘れちゃった、あっはっはー。なさけねー。 2月23日(火)晴時々曇 卒業式の準備の一切がっさいを今週中に終わらせなければならないというのが、わたしにとっては大変な重圧である。 ひとりで、しょいこまない。かといって他人に頼んでしまうのはあまりにも不安。 2月22日(月)曇時々晴 長男のからだが熱いので休ませる。 ひまつぶしに配達にいってあげるよ、なんて言う。 なんだかなあ。いそがしいぜ。 てなこといって、仕事の帰りにH田とS本とM屋と4人でコーヒー屋さん。 この4人の組み合わせははじめてだ。時々、わたしとH田の話題が暴走するので、他の二人はただじっとそれを聞いていた。 ああ、だが、しかし、答辞はほんとうに書き上がるのだろうか? 2月21日(日)曇時々晴 日曜日。わたしの風邪は……でも、なおらない。 航平のメールがあんまりおもしろいので、早くホームページとか持てばいいのにって思った。 2月20日(土)晴 次女、学校やすみ。 子どもらが行っている小学校には学芸会がない。実際、あれはくだらないと思う。そのかわりの音楽会だったのに、彼女は出られない。 「あの子はいいの、ピアニカなんだから。あたしはそういうわけにはいかないんだから」 元気な長女は大太鼓。こればっかりは、たった一人でやるんですから、休めない。 おかあさまがたはおしゃれして席を取るのに夢中だ。演奏中もおしゃべりばかりでうるさい、うるさい。 今回、わたくしは最初から通路に座り込むつもりで、普段着でまいりましたわ。 2月19日(金)曇時々晴一時つめたい雨 ちょっと症状が軽くなったもんだから、すぐ調子にのって映画1000円! の日の過ごし方。 『You’ve got m@il』ですわ。ラブコメディーなのだが、わたしがこれを見た最大の理由は主演の二人が書店をやってるからだ。 トム・ハンクスは巨大ディスカウント書店チェーンの御曹司。メグ・ライアンは母親の代からの児童書専門店の経営者。 子どもの本の専門店の経営はほんとに難しいのさ。他に副業でもないかぎり、とうてい黒字にはならないような気がする。 アメリカには当然、再販制度はない。いずれ日本も、再版がなくなり、大量仕入れができない弱小書店は確実につぶれる。 閉店したメグが敵情視察にでかけ、客の質問に答えられないバカ店員にあきれながら、 「でも、もう絶版よ」といって少し泣いてしまう場面。階段のかげから、トムはそれをそっと見ているんだが……。もらい泣きしちゃいましたね、またも。 今年になって3本見て、全部泣きが入ってしまった。 2月18日(木)曇時々つめたい雨 とうとう、わたしにも風邪の諸症状が……。 鼻水が出て、頭痛がし、寒気がする。朝から長男と二人、寝床に入り、出ないですごす。弁当も勘弁してもらう。 朝のワイドショーで『だんご3兄弟』大ヒット間違いなし! なんてやっている。そうなのよ。 ま、『黒ねこのタンゴ』みたいなものだしねえ。内容は違うがメロディーはさ。そこそこのヒットでしょう。『およげたいやきくん』ほどには売れないと思うが……。 「けんたろうおにいさん、あゆみおねえさん、紅白出るかもしれませんね」だって。ほんとに出るかもよ。 2月17日(水)晴 暖 ついに長男も発熱。元気はいいが、こんなにおでこが熱くては強制送還確実。 次男だけ、形成外科経由で保育園。ははは、あたしとおばあさんと長女の3人だけがまだ、熱が出ていない。 そうかあ、デジカメってのはこうやって使うのか! DPE屋さんを介さずに、いきなりパソコンに取り込めるわけなんだな。みんなが欲しがるわけだ。 2月16日(火)晴 昨日から次女が発熱で休み。ほんとは長男もあやしいのだが、保育園、保育園だ。 次男は指病みで、化膿している。形成外科へつれて行ってから保育園だ。 子どもの熱の話をしていると、おじいさんが 「わしも8度5分あるだ」という。 「はあ……」 あれ? 昨日もそんなこと、いってたけど、これってほんとは仕事を休みたいんだけど、それをおじいさんは息子(=だんなのこと)には、いえなくて、あたしに取り次いでほしいってことなんだな。 むむむ、そんなに息子に何もいえないようじゃ困らんか! だんなさんは、まだ寝ている。 「ねえねえ。おじいさん熱があって休みたいみたいだよ」 「休みゃ、いいが」 こんこん、もしもし。 「あのー、休んでいいっていってますけど……」 「いいかん? ほんとにいいかなあ」 「いいです。休んどってください」 午後は『そてつ』の校正だ。 夜はH田と答辞の打ち合せ。 [表紙][最新][BACK][NEXT][学芸員日誌のもくじ][館内案内]
2月28日(日)晴
7年前に卒業した生徒の結婚披露パーティーに行く。 いわゆる二次会っていうのかな。親兄弟や親類縁者抜きの友だちばかりを集める会。 招待状に「正装で……」とあったので、付け下げを着る。 あしたは紋付き袴だしな。かっこいいぜ。 だが、しかし。新婦も新婦の友人も黒っぽいドレスが多く、おばさんであるわたしがなんで一番派手なわけ? 目立ってしょうがない。せっかくだから「きゃにゅ せれぶれい」を歌ってさしあげましたわ。声は八神純子、顔は天童よしみだもんな>わし。
2月27日(土)雨のち晴 冷たい風強し
なんで、自分が卒業するわけでもないのに、こんなにどきどきするんだろう、と思ったら、4年の担任はやってても産休突入もあったりして、卒業式に担任として出るのは7年ぶりだったことがわかった。
そりゃ、緊張するわいな。貸衣装屋に予約しておいた袴を取りにいき、ついでに足袋も買う。
2月26日(金)晴 暖のち雨
卒業式予行。 ま、あんなもんか。結局ぷりぷり怒ってしまう。自分の思い通りになるわけないと悟らねば……。
2月25日(木)晴
誕生日に花束もらったことなんて何年ぶりだろう。ひょっとしたらはじめてかも……。 玄関に飾る。
おじいさん、肺炎で入院してしまう。あちゃー。
2月24日(水)雨
なんて冷たい冬の雨。 風邪に白旗をあげる。
風邪であたまがうんでいるので、英語にいってもさっぱりだ。 「あぃ、ふぉごっ」ううん、忘れちゃった、あっはっはー。なさけねー。
2月23日(火)晴時々曇
卒業式の準備の一切がっさいを今週中に終わらせなければならないというのが、わたしにとっては大変な重圧である。
ひとりで、しょいこまない。かといって他人に頼んでしまうのはあまりにも不安。
2月22日(月)曇時々晴
長男のからだが熱いので休ませる。 ひまつぶしに配達にいってあげるよ、なんて言う。 なんだかなあ。いそがしいぜ。 てなこといって、仕事の帰りにH田とS本とM屋と4人でコーヒー屋さん。 この4人の組み合わせははじめてだ。時々、わたしとH田の話題が暴走するので、他の二人はただじっとそれを聞いていた。 ああ、だが、しかし、答辞はほんとうに書き上がるのだろうか?
2月21日(日)曇時々晴
日曜日。わたしの風邪は……でも、なおらない。
航平のメールがあんまりおもしろいので、早くホームページとか持てばいいのにって思った。
2月20日(土)晴
次女、学校やすみ。 子どもらが行っている小学校には学芸会がない。実際、あれはくだらないと思う。そのかわりの音楽会だったのに、彼女は出られない。 「あの子はいいの、ピアニカなんだから。あたしはそういうわけにはいかないんだから」 元気な長女は大太鼓。こればっかりは、たった一人でやるんですから、休めない。 おかあさまがたはおしゃれして席を取るのに夢中だ。演奏中もおしゃべりばかりでうるさい、うるさい。 今回、わたくしは最初から通路に座り込むつもりで、普段着でまいりましたわ。
2月19日(金)曇時々晴一時つめたい雨
ちょっと症状が軽くなったもんだから、すぐ調子にのって映画1000円! の日の過ごし方。 『You’ve got m@il』ですわ。ラブコメディーなのだが、わたしがこれを見た最大の理由は主演の二人が書店をやってるからだ。 トム・ハンクスは巨大ディスカウント書店チェーンの御曹司。メグ・ライアンは母親の代からの児童書専門店の経営者。 子どもの本の専門店の経営はほんとに難しいのさ。他に副業でもないかぎり、とうてい黒字にはならないような気がする。 アメリカには当然、再販制度はない。いずれ日本も、再版がなくなり、大量仕入れができない弱小書店は確実につぶれる。 閉店したメグが敵情視察にでかけ、客の質問に答えられないバカ店員にあきれながら、 「でも、もう絶版よ」といって少し泣いてしまう場面。階段のかげから、トムはそれをそっと見ているんだが……。もらい泣きしちゃいましたね、またも。 今年になって3本見て、全部泣きが入ってしまった。
2月18日(木)曇時々つめたい雨
とうとう、わたしにも風邪の諸症状が……。 鼻水が出て、頭痛がし、寒気がする。朝から長男と二人、寝床に入り、出ないですごす。弁当も勘弁してもらう。 朝のワイドショーで『だんご3兄弟』大ヒット間違いなし! なんてやっている。そうなのよ。 ま、『黒ねこのタンゴ』みたいなものだしねえ。内容は違うがメロディーはさ。そこそこのヒットでしょう。『およげたいやきくん』ほどには売れないと思うが……。 「けんたろうおにいさん、あゆみおねえさん、紅白出るかもしれませんね」だって。ほんとに出るかもよ。
2月17日(水)晴 暖
ついに長男も発熱。元気はいいが、こんなにおでこが熱くては強制送還確実。
次男だけ、形成外科経由で保育園。ははは、あたしとおばあさんと長女の3人だけがまだ、熱が出ていない。
そうかあ、デジカメってのはこうやって使うのか! DPE屋さんを介さずに、いきなりパソコンに取り込めるわけなんだな。みんなが欲しがるわけだ。
2月16日(火)晴
昨日から次女が発熱で休み。ほんとは長男もあやしいのだが、保育園、保育園だ。 次男は指病みで、化膿している。形成外科へつれて行ってから保育園だ。
子どもの熱の話をしていると、おじいさんが 「わしも8度5分あるだ」という。 「はあ……」 あれ? 昨日もそんなこと、いってたけど、これってほんとは仕事を休みたいんだけど、それをおじいさんは息子(=だんなのこと)には、いえなくて、あたしに取り次いでほしいってことなんだな。 むむむ、そんなに息子に何もいえないようじゃ困らんか!
だんなさんは、まだ寝ている。 「ねえねえ。おじいさん熱があって休みたいみたいだよ」 「休みゃ、いいが」 こんこん、もしもし。 「あのー、休んでいいっていってますけど……」 「いいかん? ほんとにいいかなあ」 「いいです。休んどってください」
午後は『そてつ』の校正だ。
夜はH田と答辞の打ち合せ。
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