2000年5月の学芸員日誌


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押してくださるとうれしいわ。

5月31日(水)雨

いかん。携帯の高速アクセスオプションはずしておくのを忘れた。
月600円は高すぎ! 14400か、遅いよ。

5月30日(火)晴のち曇

奥殿陣屋のばら園へ行く。
女子生徒2名も一緒。

奥殿藩は岡崎とは別の藩だったわけだな。で、陣屋なわけか。
ばらは今を盛りと匂っていた。
市の観光協会が経営してるのか、入場無料では赤字じゃないのかな。そう思って350円のお抹茶を飲んで売り上げに協力。

ばらの季節はけっこうな人出で、にぎわっていた。

5月29日(月)晴

11:35。
小学校の運動会。
子どもの出番待ちの時間は、木陰でかように原稿打ちbyHP200LX。

お弁当がんばって作りましたさ。ん? 今、長女が来ていうことには……

「かあちゃん、あー、言うの忘れてたけど、今日、給食あんだよ」
なんですと!
「じゃ、なに、きみらは教室で給食食べるわけ?」
「うん」

急な日程の変更で食材がキャンセルできない事情には精通しているが(なんてったって元給食主任)そういうことは早く言え>ムスメら。

なんのために作った弁当か!
うみゅ。
運動会の定番は【海苔巻き】。
これが出来ないのね、わたくし。それを再認識させられたってことなんだろうかの。

出番待ちの緑陰読書用に何か1冊、持参すべきであった。
ま、だから、こうやって寝っころがってLXで日記を打っているわけだ。

ピクニックセットですけどねー。
よそが持ち込んでいるからといって、よくまあ、みなさんまねをなさいますねえ。
よそのお宅と一緒だなんて、ゼッタイや! ですけどね。
でもねー、あれだけの装備を持ち込むには自家用車がゼッタイ必要なわけで、自粛しようという気はないのですかね。素朴な疑問。

5月28日(日)曇のち晴

雨はきれいにあがった、というべきか。
のんびり家事だけする日曜日。

5月27日(土)雨

6:30に運動会はプログラム短縮で決行、という連絡がまわってきた。
子どもたちは、そのつもりで登校。
すると、ざざーっと雨が降り出した。

その後、中止、開催は月曜、に変更。児童が登校後の中止決定であるから、3時間授業で下校らしい。
おととしも似たようなことがあったような……。

今回の問題はバザーの商品を今日すでに受け取ってしまうために、月曜は弁当がいるということだ。
学校まで4人分の弁当と大きな水筒1本を持って歩いていき、さらにおかずは痛みの少ないメニューでなければならん。荷物たくさんあっても駐車場ないからクルマでは行けない。自分ち1台くらい、いいだろうといって学校周辺に路上駐車するような恥しらずな親にはなりたくないしな。

5月26日(金)晴ときどき曇

あああ、生徒の痴話喧嘩にもつきあいきれんて……。
オトコに未練があるからって、殴って解決する問題か?

5月25日(木)晴

昨日の誕生日のプレゼントは隣町のシネコンで調達。
ああ、たまにシネコンに行くとはまる。大好きかもしれない。映画を見にいったわけではなく……。

ビーマニポケットも喜んでくれたし……。

5月24日(水)晴

夜、まだ学校の駐車場でおしゃべり(内容はとてもここには書けない)していたら、生徒から電話。
で、銭湯に行くことになり、長男・次男も連れて5人(生徒は女子2人)で「お風呂屋さんへGO!」。

「熱いおふろ、いやあー」とか言って、サウナのあとで入る水風呂で遊んでいた次男が、湯船の中で足をすべらせ、ぶくぶくとおぼれかけてしまったのには、あわてたね。

5月23日(火)晴

長女の誕生日を前にプレゼントをどうしようと考える。

決定事項は、【ビーマニポケット】アニソン集:石ノ森章太郎編。

5月22日(月)晴

次女のクラスのお母様がたとのお食事会。
だから、何? だよなああ。

5月21日(日)晴

公園で子どもが遊んでいるあいだ、ネット仲間に電話しているわたしってなんでしょう。
うわー。どろんこ。

5月20日(土)雨ときどき曇

年休。

何も事件が起きてなければいいがの。

5月19日(金)曇のち雨

NOBギャラリーに行く。

杉浦イッコウ展である。 タブロウは少なく、立体的な平面作品。ちょいと箱庭っぽいものが増えていた。
あああ。オープニングに行けなかったのはとても残念。
ギャラリーの2FでMACのG4発見。

5月18日(木)晴

『グリーンマイル』を見た。
キング作品だったんだ。何も知らずに見に行くやつ>わし。

5月17日(水)雨のち曇

『どら平太』よかった。ま、痛快時代劇ってとこか。最近そういうのないからな。
役所広司もよくやっているが、脇役が秀逸。

浅野ゆう子、少しふっくら……。ううむ、特に頬。首まわり。
一瞬、「おや大谷直子!」と思ったり、真っ赤な口紅なんぞをさして手ぬぐいを被り、端をちょいとくわえて笑えば「まあ、ほくろのない鰐渕晴子」。

もともとプロポーションと脚の長さが売り物で演技力は二の次だった女優が生き残りをかけて、多少体重を増やすのもあり……?! なのか。

原田美枝子には負けてられない、なんて思っているのか。土俵が違う気もするが……。

たった1場面しか出ない岸田今日子もすばらしかった。
浅野ゆう子を「所詮、モデル上がりが……」なんていってはかわいそうかなあ。でも、ちょいと台詞ちゃんといえよとか、言いたいと思うぞ。

5月16日(火)快晴

保育園の親子遠足。
遠足がすんでからでも、仕事に間に合ってしまう。疲れるぞ。

Kirari『Toy solders(スペルあってる?)』が見つからない訳が判明。
レンタル屋にて、わかったこと、最近の新譜ははマキシSCDばかりじゃ。

中古CDコーナーにて、サムシングエルス『ウソツキ』と小林少年ご推薦のDo as Infinity『Yesterday&Today』2枚購入。各¥380._

5月15日(月)晴のち曇のち雨

顔のまわりが多少すっきりしようが、肉に埋もれていた鎖骨の存在がかすかに浮かんで来ようが全体の体重は一向に減ってない。
つまり脂肪が移動したにすぎない。
すべては下腹部に、だ。

だって腹筋できなくなってるんだもん。

いいのか! そんなことで>自分。

5月14日(日)晴

新明さんのお祭りでにぎわう公園で夕方遊ぶ。
LX片手で、ブランコこいでるもんなあ。

5月13日(土)晴ときどき曇

ネット仲間の職場=写真屋さんで、デジタル出力をしてくれるというので行ってみたら、ロケ中でご不在。残念。
いずれにしろ、スマートメディアを持参するだけではだめだった。ファイルの番号拾っておくなり、名前を漢字でrenameしておかねば。

5月12日(金)晴ときどき曇

保育園前に歯医者。

5月11日(木)晴

昨日の市長の話。
そういえば、わが市には「公民館」というものがほとんどない。あるのは各学区に「市民ホーム」なるものがあるだけだ。
かねがねなぜだろうと、ちょいとばかり社会教育系の単位を学校教育系より多く取ったわたくしは考えていたわけよ。
答えはこうだ。
【公民館】という名称をつけてしまうと、公民館法に縛られてしまい、その範囲内で許される目的以外の使用が認められなくなってしまう。それでは、あまりにも窮屈である。
そこで「市民ホーム」という名称にして「公序良俗に反しなければ」学区民が自由に使用できるようにしたというんだ。ふうん、名前一つで行政というのは、どうにでもなるものなんだな。

5月10日(水)曇

O崎市保育園父母の会連絡協議会に今、出ているところ。

市長のお話だって……。もう、やだ。
記念講演「市政あれこれ−−人が輝く活気に満ちた美しい都市O崎」市長:中根鎮夫。

なんか、来賓のあいさつを聞いていると、O崎市ってつくづく保守反動都市だな、と思う。
詩人市長=永島さんの碧南市はどうだろう。永島市政がこの先も続くならば、移住してもみたいな。

そういえば、昨夜はその市長の地盤=奥殿学区まで生徒を送っていったのだが、市内にもかかわらず、往復で1時間もかかってしまった。
山間部というか、気温もやや低く感じるし、風の吹き具合も違う。ちょっとした小旅行であった。

5月9日(火)晴

連休中にクルマを少し壊した。
見てびっくりの見積書。がーん。

H”が来たので使用開始。

5月8日(月)晴

やっと家を出て、仕事に行ける。
この解放感はいったい何?

5月7日(日)晴

角川文庫の新刊=『年下のひと』を訳者の吉田良子さんから、直接いただいた。
今までも訳書が出ると、送ってくださるのだが、角川の映像化作品の新刊である。
メジャーだ。みなさまも書店でご覧になったら、よろしく。

ちなみに前世紀末の男装の麗人、作家ジョルジュ・サンドとその年下の恋人とのお話である。
ぞくぞく……。

5月6日(土)晴

『American Beauty』に出て来る生活に疲れた中年の男女は、どれもみんな、これでもかっていうくらいに、みっともない。
ああはなりたくないって感じが押し寄せて来る。

十代の若者たちも、それなりのイカレ具合だが、彼らは自分を知っている。
そうして、哀れでみっともないオトナを憐れんでいる。
その優しさ(?)が彼らを救うのではないかという希望を見るものに抱かせる。
あたしは彼らをいとおしく思った。

人生には【美】が存在することを、隣の青年は確信して、少女のこころを開かせる。
こころを開いていくにつれ、少女の口紅の色はどぎつい紫から自然なピンクにかわっていく。

風に吹かれてくるくると舞い上がる白いふわふわのビニール袋の映像。
象徴的といえばいえるんだろうけど、ふう。
意外なものを美しいと感じるこころに惹かれるといえば、惹かれるな。

5月5日(金)晴

ちまき食べ食べ。
連休はまったくもって、ダイエットも連休である。

長女のクラスメートのピアノの発表会で隣町の町民会館へ。
6年生でベートーベンの『悲愴』か。すばらしいわ。
黒いオーガンジーのノースリーブドレスも……。黒いミュールサンダルも。同じ学年? うそだろ、おい。

花屋で¥2,000のひまわりの花束を作ってもらい、長女に持たせる。花束は上出来。

5月4日(木)晴

バスジャックが解決するまでは、と思って徹夜でチャットしていた。
強行突入は未明に行われると踏んでいたが、5:03といえば、もうすっかり外は明るくなっていたのだった。

昼過ぎから、どんちゃん&Kりんと遊んだのだが、催涙手留弾はともかく閃光手留弾というのは最新鋭の兵器だそうで「広島県警ごときが持ってるとは思えないんですよねー」というどんちゃん。
ふうん、そうなんだ。

『巨人の星』のフィギュアがちゃがちゃをやる。大リーグボール養成ギプス付き飛雄馬と明子と一徹の3体をget。

5月3日(水)晴

1日の映画サービスdayに『アメリカンビューティー』を見たのだが、感想を書く暇がない。いずれゆっくり。
そう、退屈でイカれたオトナに未来はない、という映画だった。

『美は乱調にあり』というコトバも美しいよな。

5月2日(火)晴ときどき曇

出勤してびっくり。
事件の渦中の男子生徒が通っていたのは、昨日の訃報の前校長が退職後に赴任した高校じゃないか!
なんてこったい!

生前であれば「針のむしろ」状態におかれたはず。1日ずれてても「すわ! 校長自殺か?!」と的はずれな解釈をされていたかもしれない。うむむ。

5月1日(月)早朝は雨 曇のち晴

出勤してびっくり。
ほんのこないだ、3月に定年退職した前校長の訃報! 

岸上大作(国学院大在学中、20歳で自殺した学生歌人)と年が同じで、早稲田の国文出身なのだが、時に青臭い文学論じみた校長訓話が一部の生徒に大うけだったりもした。

死因は心筋梗塞。命日は4月29日とのこと。晴耕雨読の優雅な日々も待たず、少年時代からあこがれていたキリマンジャロ(=ヘミングウェイが頂上に黒ひょうの死体があると書いたって?)にも登ることなく、無念だったろうなあ。
哀悼の意、というわけではないが、2年で『徒然草』の「あだし野・鳥部山」のくだりをやる。

世はさだめなきこそ、いみじけれ。

合掌。



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