第9回 方程式 ax=b 型
ポイント ax=b 型の方程式は、右辺の数bをxの係数aで割れば、xが求められる。
2x=14 という方程式の解き方について説明します。
上の方程式は、小学校で言えば、
「2×○=14です。○にあてはまる数はいくらでしょう。」という問題です。
答えは、「○は、7」ですよね。
つまり、2xとは、2×x のことですから、
2x=14は、「xを2倍すると、14になる。」ということを表しています。
ですから、xは、逆に14を2で割った数。
つまり、14÷2=7ですから、
x=7ということが分かります。
なので、この形の方程式は、xの係数(xの前にかけてある数)で、右辺の数を割ってやれば
xがいくらなのか、分かるということです。
例えば、
3x=15 −4x=24 5x=−5 −x=9
x=15÷3 x=24÷(−4) x=−5÷5 x=9÷(−1)
x=5 x=−6 x=−1 x=−9
ですね。
では、練習問題です。
6x=12 −7x=−56 8x=−8
x= x= x=
−9x=27 2x=−10 −x=−3
x= x= x=
答えは、「x=2、x=8、x=−1、x=−3、x=−5、x=3」ですね。
最後に、問題プリントをやってみましょう。解答は、こちらです。