第7回 文字の式の乗法・除法(2)
ポイント カッコの外からの掛け算・割り算は、カッコの中の数に平等に、掛けたり、割ったりする。
まず、分配法則を覚えてください。分配法則とは、
a(b+c)=ab + ac (b+c)÷a=b÷a + c÷a
つまり、カッコの外にaという数が、掛けてあったり、割ってあったりする場合は、
カッコの中の数に平等に、aを掛けたり、aで割ったりしてカッコを外すという法則です。
例えば、
5×(6+4)=5×6 + 5×4 (6+4)÷2=6÷2 + 4÷2
ですよね。
文字の式では、
5(a+4)=5a + 20 (6a+8)÷2=3a + 4
のようにします。
では、練習問題です。
4(3a+2)= (9a+6)÷3=
−3(2a+1)= (10a−5)÷5=
2(7a−3)= (−16a+8)÷(−4)=
答えは、上から「 12a+8、3a+2、−6a−3、2a−1、14a−6、4a−2」ですね。
最後に、問題プリントをやってみましょう。解答は、こちらです。