第3回 正の数・負の数の加法・減法(2)
ポイント 符号が連続するときは、合体させる。合体方法は、掛け算と同じ。
足し算、引き算でも
(−2)+(+6)=
(−2)+(−6)=
(−2)−(+6)=
(−2)−(−6)=
といった問題の考え方は、(−2)の部分は見ないで、後ろの部分
+(+6)=
+(−6)=
−(+6)=
−(−6)=
だけまず考えます。
特に、「( 」をはさんで、+や−の符号の続いた部分、
+(+
+(−
−(+
−(−
は、前回の掛け算の符号の考え方と同じで、
++は、+ 。 +−は、−。 −+は、−。 −−は、+。
のように、2つの符号を1つに合体させることができます。
すると、
(−2)+(+6)=−2+6
(−2)+(−6)=−2−6
(−2)−(+6)=−2−6
(−2)−(−6)=−2+6
という計算をすることになり、答えは「+4、−8、−8、+4」ですね。
では、練習問題です。
(−1)+(+8)= (+9)+(+2)=
(−2)+(−7)= (+8)+(−3)=
(−3)−(+6)= (+7)−(+4)=
(−4)−(−5)= (+6)−(−5)=
答えは上から、「+9、+11、−9、+5、−9、+3、+1、+11」ですね。
最後に、問題プリントをやってみましょう。解答は、こちらです。