第2回 正の数・負の数の乗法・除法
ポイント 掛け算・割り算では、++は、+。+−は、−。−+は、−。−−は、+。
正の数・負の数の乗法・除法については、理屈はさて置き、
(+3)×(+4)
(+3)×(−4)
(−3)×(+4)
(−3)×(−4)
以上のどの計算の結果も、数字は「12」になります。
つまり、「九九」に変わりはありません。
変わるのは、「+」や「−」といった数字の前の「符号」だけです。
符号の原則は、
(+)×(+)=(+)
(+)×(−)=(−)
(−)×(+)=(−)
(−)×(−)=(+)
です。
同じ符号(++、−−)どうし、の掛け算の答えは「+」、
違う符号(+−、−+)どうし、の掛け算の答えは「−」ということですね。
ですから、
(+3)×(+4)=+12
(+3)×(−4)=−12
(−3)×(+4)=−12
(−3)×(−4)=+12
となります。
では、練習問題です。
(+7)×(+2)= (+6)×(+5)=
(+7)×(−2)= (+6)×(−5)=
(−7)×(+2)= (−6)×(+5)=
(−7)×(−2)= (−6)×(−5)=
答えは上から、「+14、+30、−14、−30、−14、−30、+14、+30」となりますね。
最後に、問題プリントをやってみましょう。解答は、こちらです。