ポイント 足し算・引き算では、「+」は貯金。「−」は借金。
−5+2、2−7、−4−6といった、正の数・負の数の足し算、引き算の考え方は、
−5+2= −5 と +2
2−7= 2 と −7
−4−6= −4 と −7
のように、分けて考えます。(これを「項」の考えと言います)
で、−5は、「5万円の借金」。「+2」は、「2万円の貯金」などと考えます。
すると、
−5+2 は、「5万円の借金していて、2万円の貯金が入った」ことになります。
なので、「3万円の借金」が残るから、答えは「−3」。
同じように、
2−7は、「2万円の貯金と7万円の借金」だから、「5万円の借金」が残って、
答えは「−5」。
−4−6は、「4万円の借金と6万円の借金」だから、「10万円の借金」が残って、
答えは「−10」。
ですから、
+4+9=「4万円の貯金と9万円の貯金」
+4−9=「4万円の貯金と9万円の借金」
−4+9=「4万円の借金と9万円の貯金」
−4−9=「4万円の借金と9万円の借金」
となり、
答えは、上から「+13、−5、+5、−13」となりますね。
では、練習問題です。
+2+6= +5+7=
+2−6= +5−7=
−2+6= −5+7=
−2−6= −5−7=
答えは上から、「 +8、+12、−4、−2,+4,+2,−8,−12 」ですね。
最後に、問題プリントをやってみましょう。解答は、こちらです。