方程式が解けるようになる!     中1数学の基本

第1回 正の数・負の数の加法・減法(1)


  
ポイント 足し算・引き算では、「+」は貯金。「−」は借金。


−5+2、2−7、−4−6といった、正の数・負の数の足し算、引き算の考え方は、


−5+2= −5 と +2

 2−7=  2 と −7

−4−6= −4 と −7


のように、分けて考えます。(これを「項」の考えと言います)

で、−5は、「5万円の借金」。「+2」は、「2万円の貯金」などと考えます。

すると、

−5+2 は、「5万円の借金していて、2万円の貯金が入った」ことになります。

なので、「3万円の借金」が残るから、答えは「−3」。


同じように、

−7は、「2万円の貯金と7万円の借金」だから、「5万円の借金」が残って、
答えは「−5」。


−4−6
は、「4万円の借金と6万円の借金」だから、「10万円の借金」が残って、
答えは「−10」。


ですから、

+4+9=「4万円の貯金と9万円の貯金」

+4−9=「4万円の貯金と9万円の借金

−4+9=「4万円の借金と9万円の貯金」

−4−9=「4万円の借金と9万円の借金


となり、

答えは、上から「+13、−5、+5、−13」となりますね。


では、練習問題です。

+2+6=        +5+7=

+2−6=        +5−7=

−2+6=        −5+7=

−2−6=        −5−7=


答えは上から、「 +8、+12、−4、−2,+4,+2,−8,−12 」ですね。


最後に、問題プリントをやってみましょう。解答は、こちらです。


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