方程式が解けるようになる!     中1数学の基本


(34)正多面体

平面で囲まれた図形を多面体といいます。
ですから、円柱は多面体ではありません。

多面体では、次の定理が成り立ちます。

多面体において、頂点の数をV,面の数をF,辺の数をEとすると、

V+F-E=2

これをオイラーの定理といいます。

例えば、下の4面体、6面体では、

頂点V=4       V=8
面 S=4       S=6
辺 E=6       E=12
V+F-E    V+F-E
=4+4-6     =8+6-12
=2          =2

では問題です。
正多面体には正4面体、正6面体、正8面体、正12面体、正20面体の5つしかありません。
その理由を求めて下さい

この場合の正多面体とは、

(1)面が、1種類の合同な正多角形でできている凸多面体(へこんでいない)
(2)どの頂点にも同じ数の辺が集まっている。

これを満たす立体であるとします。


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