方程式が解けるようになる!     中1数学の基本


(24)二次関数

下のグラフは、y=のグラフです。これに、y=x-4x+5 のグラフを書き加えてみてください。
とりあえず、xの値が、-2から5まで、調べてみれば、グラフの様子が分かるはずです。
-2 -1



x=-2とすると、y=(-2)-4×(-2)+5=4+8+5=17
x=-1とすると、y=(-1)-4×(-1)+5=1+4+5=10
x=0とすると、y=-4×0+5=0+0+5=5
x=1とすると、y=-4×1+5=1-4+5=2
x=2とすると、y=-4×2+5=4-8+5=1
x=3とすると、y=-4×3+5=9-12+5=2
x=4とすると、y=-4×4+5=16-16+5=5
x=5とすると、y=-4×5+5=25-20+5=10

ですから、
-2 -1
17 10 10
となり、グラフは、



と言うようになります。
y=(黒)と、y=x-4x+5(赤)のグラフを見比べると、グラフの違いは頂点の通る場所が、y=(黒)は原点ですが、y=x-4x+5(赤)は原点ではなく、点(2,1)と言うことだけです。
これは、「比例」と「一次関数」の違いのときと同じですよね。
同じように、
y=x(黒)は、「2乗に比例する関数」
y=x-4x+5(赤)は、「二次関数」と呼びます。

と言うことで、、「二次関数」のグラフは、頂点の位置が分かれば、あとは、「2乗に比例する関数」のときと同じ手順で書けるということになります。
頂点の求め方は、

y=x-4x+5

y=(x-4x+4)+1

y=(x-2)+1

 x=2のとき、yは最小値1となるので、頂点は(2,1)と分かります。

では、練習問題です。

(問1)次のグラフの頂点を求めなさい。
  (1)y=x+8x+19    (2)y=2x-12x+17


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