(23)点と直線の距離を求める

2直線の垂直条件を利用すると、下のような点と直線の距離を求める問題を解くことができます。

(問題)直線m: y=2x+1と点(5,1)との距離を求めなさい。



(求め方)
点(5,1)を通って直線mと垂直な直線nを考えます。
直線mの傾きが2で、m⊥nだから、直線nの傾きは、-0.5となります。
よって、直線nは、傾き-0.5で、点(5,1)を通る直線だから、
y-1=-0.5(x-5)
y-1=-0.5x+2.5
   y=-0.5x+3.5

次に、直線m、nの交点の座標は、連立方程式
y=2x+1

y=-0.5x+3.5  を解いて

x=1,y=3で、(1,3)となります。

よって、(5,1)と(1,3)の距離Lを三平方の定理で求めると、

=(5-1)+(3-1)

=16+4

=20

L=2√5


答 2√5



 方程式が解けるようになる!     中1数学の基本

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